記事やホームページがSNSで紹介された際に、ページのタイトルや画像や説明文を正しく伝えるために必要な設定が「OGP」。TCDテーマには、OGPを設定できるオプションが内蔵されています。
とても便利な機能なのでぜひ使ってほしいところですが、やり方がわからない方のために使い方を解説します。
OGPとは
OGPとは、「Open Graph protocol」の略で、記事やページがシェアされた際に、そのページの内容を正しく伝えるための仕組みです。
「これがページのタイトルで、これがURLで、これがアイキャッチ画像ですよ。」というようにプログラムに伝える役割があります。正しく設定しておくことで、ページがシェアされた際に、そのページのタイトルや画像、説明文などが適切に表示されるメリットがあります。
ユーザーにもページの内容が伝わりやすくなるので、クリック率や訪問者数の増加も期待できます。
TCDテーマのOGPの設定方法
WordPressサイトにOGPを設定する方法は以下の記事でご紹介しています。
サイトにSNSへのシェアボタンを設置したからには、OGPの設定もしたほうが記事を拡散してもらうためには良いです。当記事では、Facebookの「admins ID」の確認方法とOGPについてご紹介します。 ※2024年1月現在、TCDテーマのOGP設定は、fb:app_idを入力する仕様にアッ...
ただし、この方法はheadやmeta要素内にコードを記述しなければならず、やや面倒な方法となります。そのため、TCDのテーマオプションから設定します。
から「OGPを利用する」にチェックを入れて「設定を保存」してください。
このとき、OGP用画像も併せてセットしておくとベターです。サイトやページがシェアされた際に、そのOGP用画像が表示されます。
OGP用画像のサイズは、横幅1200px、縦幅630pxと決まっているので、画像作成ツールなどで編集・作成しておきましょう。
読者に自分の記事を見つけてもらうのに重要な役割をアイキャッチ画像は担っています。それもそのはずで、記事タイトルはもちろん、アイキャッチ画像ひとつで記事ページを開いてくれる読者の数も大きく変化するからです。事実、TCDブログ内の記事もアイキャッチ画像ひとつで記事のクリック率が3倍ほど膨れ上がった事例が...
その他のOGPオプション
また、TCDテーマのOGPのオプションには、以下の設定も用意されています。
Facebook インサイトを利用したい方は、こちらにアプリIDを登録することで利用できるようになります。
Facebookページや広告のパフォーマンスを分析するためのツールです。投稿のリーチ数、エンゲージメントなどのデータを確認でき、効果的なマーケティングに役立ちます。
>> Facebookのページインサイトについて | Metaビジネスヘルプセンター
Twitter Cards
X(旧Twitter)でシェアされた際のカードリンクのオプションを設定できます。あなたのXアカウント名を登録して、カードの画像サイズを選択するだけでOKです。
Twitter Cardsについてはこちらの記事で解説しています。
こちらの記事では、Twitter Cards(ツイッターカード)を設置する方法をご紹介します。知っていながらまだ設定されていない方も多いのではないでしょうか?意外と簡単に設定できますので今回の記事を参考に設定してみてください。 Twitter Cardsとは Twitter Cardsと...
まとめ
TCDテーマなら、OGP設定は数十秒で完了します。テーマ内に用意されているオプションにチェックを入れて、OGP用画像があれば設置する。あとはSNSごとにオプショナルな設定をするのみです。
SNSで記事やページがシェアされた際に、適切に表示されるとユーザーにも内容が伝わりやすいです。簡単な設定ですので、ぜひ完了しておきましょう。
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