WordPressでは、有料コンテンツを販売できます。
サイト内に決済フォームを設置したり、WooCommerceテーマでネットショップを運営したり、有料記事販売機能を利用するなど。販売手段はいろいろあります。
ただ、オンライン上で有料コンテンツを販売するためには、法的にサイト上に用意すべきページがいくつかあります。「特商法・利用規約・プライバシーポリシー」です。
そこで当記事では、有料コンテンツの販売に必要な3種類のページのテンプレート(雛形)をご紹介します。大枠をコピペで使える形でシェアしますので、適宜編集してご利用ください。
有料コンテンツ販売に必要なページ
オンライン上で、有料コンテンツを販売するのに必要なページは次の3つです。
| ページの種類 | 公開の条件 |
| 特定商取引法に基づく表記 | 通信販売(EC・オンラインサービス販売など)を行う場合は必須。 |
| プライバシーポリシー | 個人情報を扱うなら実質必須。 |
| 利用規約 | 法律上は作成義務なし。トラブル防止や契約内容を明確にするために必須レベル。 |
これらのページは、いずれもサイト内に常時表示できる状態にしておく必要があります。サイトのフッターメニューなどからリンクできるように設定しておくといいでしょう。
特定商取引法に基づく表記
まずは「特定商取引法に基づく表記」です。販売者情報の表示ルールを定めたもので、一般的に「特商法」と略されます。通信販売(EC・オンラインサービス販売など)を行う場合は必須で、正しく掲示していない場合は行政指導や罰則の対象になります。
【特定商取引法に基づく表記】
販売事業者名:〇〇
代表責任者:〇〇
所在地:〇〇
電話番号:〇〇
メールアドレス:〇〇
販売価格:各商品ページに記載
支払方法:クレジットカード決済
支払時期:ご注文時にお支払いが確定します。
商品の引渡時期:
決済完了後、直ちにご利用いただけます。
返品・交換・キャンセルについて:
デジタルコンテンツの性質上、購入後の返品・返金はお受けできません。ただし、当サイトの責に帰すべき事由がある場合はこの限りではありません。
住所・電話番号は原則必須ですが、次の条件を満たす場合のみ省略可能です。
- 請求時に必要事項を遅滞なく提供する旨を表示している(「請求があれば遅滞なく開示いたします」等)
- 実際に速やかに提供できる体制を整えている
中途解約について:
次回更新日前までに解約手続きを行うことで、次回以降の請求を停止できます。
なお、解約後は対象コンテンツの閲覧ができなくなります。
TCDの有料記事機能を利用する場合は、単品販売・定期購読いずれにも対応しているため、販売方法に応じて記載内容を調整してください。
プライバシーポリシー
プライバシーポリシー(個人情報の取扱い)は、取得した個人情報の利用目的や取り扱い方法を定めるものです。サイト内でお問い合わせ・会員登録・決済を行う場合に必要です。
【プライバシーポリシー】
当サイトは、個人情報の重要性を認識し、適切に取り扱います。
■ 個人情報の利用目的
取得した個人情報は、サービス提供およびお問い合わせ対応のために利用します。
■ 個人情報の管理
当サイトは、個人情報の漏えい、滅失または毀損の防止その他の安全管理のために必要かつ適切な措置を講じます。
■ 決済情報の取り扱い
当サイトは、クレジットカード情報を保持せず、決済は外部決済サービスを通じて安全に処理されます。
■ 外部サービスについて
当サイトでは、決済処理のためにStripe等の外部決済サービスを利用しています。
■ 第三者提供について
法令に基づく場合を除き、個人情報を第三者に提供することはありません。
■ 個人情報の開示・訂正等
ユーザーは、自己の個人情報について開示、訂正、削除を求めることができます。
■ メールアドレスの利用について
取得したメールアドレスは、サービス提供に関する連絡のほか、メールマガジンやお知らせの配信に利用する場合があります。
※メールマガジンは、いつでも配信停止することができます。
プライバシーポリシーの具体的な作成手順については、以下の記事でも詳しく解説しています。
WordPressの設定内にある「プライバシー」。これはサイトやブログのプライバシーポリシーページに関する設定項目になります。 プライバシーポリシーページは、企業サイト(法人)に限らず、個人ブログでも必要な場合があります。そこで当記事では、プライバシーポリシーページの必要性、WordP...
利用規約
続いて、サイトの利用規約です。サービスの利用条件や禁止事項、返金条件などを定めるものです。
法的に必須なわけではありませんが、規約を決めておかないと後々のトラブルの元になるため、商品・サービス販売をする場合は実質必須です。
【利用規約】
本規約は、当サイトが提供する有料コンテンツの利用条件を定めるものです。
■ 適用
本規約は、ユーザーと当サイト運営者との間の一切の関係に適用されます。
■ 利用登録
登録希望者が当サイトの定める方法によって利用登録を申請し、当サイトがこれを承認することで、利用登録が完了します。
■ アカウント管理
ユーザーは、自己の責任においてアカウント情報を適切に管理するものとします。アカウントの不正使用によって生じた損害について、当サイトは一切の責任を負いません。
■ 料金および支払方法
ユーザーは、有料コンテンツの対価として、当サイトが定める料金を支払うものとします。
■ 禁止事項
・コンテンツの転載、複製、再配布
・第三者とのアカウント共有
・その他、当サイトが不適切と判断する行為
■ 利用制限
ユーザーが本規約に違反した場合、当サイトは事前の通知なく、利用停止またはアカウントの削除を行うことができるものとします。
■ 返金
デジタルコンテンツの性質上、購入後の返金には応じません。
■ 定期購読の解約
ユーザーは、いつでも定期購読を解約することができます。
ただし、解約後はコンテンツの閲覧ができなくなります。
■ サービス内容の変更
当サイトは、ユーザーに通知することなく、サービス内容を変更または終了することがあります。
■ 規約の変更
当サイトは、必要と判断した場合には、ユーザーに通知することなく本規約を変更することができるものとします。
■ 免責事項
当サイトは、本サービスに関してユーザーに生じた損害について、当サイトの故意または重過失による場合を除き、一切の責任を負いません。
注意事項
当記事のテンプレをご利用いただく場合は、必ずご自身の運営内容に合わせて調整してください。
中でも次の項目は事業内容に応じた適切な記載が必要です。
- 販売事業者名、所在地、連絡先などの基本情報
- 提供するコンテンツの内容や販売価格の記載方法
- 定期購読(サブスク)の有無や解約条件、課金タイミング
- 利用する決済方法や外部サービスに関する記載
TCDの有料記事機能をご利用の場合は、設定方法や運用に関する情報もあわせてご確認ください。
「WordPressの記事をそのまま有料コンテンツとして販売できたら便利なのに。」 そんな声に応える形で、TCDテーマに有料記事機能が追加されました(対応テーマ)。 決済システムのStripeと連携することで、記事の一部だけを有料化したり、既存記事を販売したりと、専門的な知識がなくても収...
TCDテーマには、記事を有料販売できる機能を実装しています。対応テーマは順次追加しておりますが、対応状況はこちらをご覧ください。 noteでも手軽に記事販売ができますが、手数料が高いのと自分のサイトでできない問題を解決していますので、TCDテーマの中では人気が急上昇中の機能でもあります。 ...
まとめ
有料コンテンツをオンラインで販売する場合は、次の3つのページを用意する必要があります。
難しく感じるかもしれませんが、当記事で紹介したテンプレをベースにすれば、基本的な形はすぐに整えられます。まずはコピペで全体像を用意し、ご自身の運営内容に合わせて調整してご活用ください。
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