Macから新しいMacに買い換えた場合のデータ移行の方法を解説します。
「移行アシスタント」を使うことで、Mac同士のデータ移行は楽になります。移行アシスタントを使う場合は、安定したWifi環境が必要です。
データ移行できるもの
Macの「移行アシスタント」で移行できるデータは、基本的に全てです。
- ユーザーアカウント
- システム環境設定
- ローカルのデータファイル
- インストール済みのApp(アプリ)
移行完了後、一部アプリは再ログインが必要なものもありますが、ログイン済の状態から始められるアプリもあります。移行作業にかかる時間は10分程度(データ容量やwifi環境による)なので、本当に楽です。
データ移行方法の解説
移行作業を行う前に、注意事項をご確認ください。
- 移行元、移行先のMac双方が近くにある状態で行う。
- 双方で同じWifi(ネットワーク)を使用する。
- 双方のMac OSはなるべく最新にしておく。
- 電源ケーブルを接続した状態でなるべく行う。
移行先のMac
まずは移行先のMac(新しいMac)の操作から。
移行アシスタントを立ち上げます。今初めて電源を入れる人は、言語設定などを進めていくと自ずと移行アシスタントの操作画面になりますが、既に初期設定が済んでいる場合は「Launchpad」から「移行アシスタント」を立ち上げます。
移行アシスタントが立ち上がりました。「続ける」を選択して、パスワードを入力。
「Mac、Time Machine バックアップ、または起動ディスクから」を選択して、「続ける」。
転送元のMacを「検索中」の画面になります。ここで移行先のMacの作業は中断し、移行元のMacの操作に入ります。
移行元のMac
次に移行元のMac(今まで使っていたMac)の操作。同じく「移行アシスタント」を開き、「続ける」で進みます。
「別の Macへ」を選択して、「続ける」を選択し、また移行先のMac作業に移ります。
移行先のMac
移行先のMacに、移行元のMacの情報が出ていたら、「続ける」を選択。
セキュリティコードが表示されます。
移行元のMac
移行元のMacにも同じセキュリティコードが表示されていたら、「続ける」を選択。
転送が始まります。データ容量とWifi環境にもよりますが、筆者は10分ほどでデータ移行できました。
データの移行が完了しました。
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