ライターの茂木(もてき)です。

今回は、TCDさんから「茂木さんの生き方はおもしろいから、ぜひ記事にしてほしい」という依頼があって、僕のライフスタイルをみなさまに公開したいと思います。

僕は2018年から海外を拠点に日本や現地での仕事をしながら生活しています。いろんな国を転々としてきましたが、現在はタイ北部にあるチェンマイがお気に入りです。山が見える自然豊かな場所で、なおかつ活気があるところが気に入っています。

海外に拠点を移してから、人生が大きく変わりました。チェンマイのノマド民向けの記事もあるので、よろしければどうぞ。

この記事では、僕がタイで生活する理由やサバイバル術などをシェアできたら幸いです。仕事や勉強の箸休めにご覧ください!

タイを拠点に選んだ理由

僕が、タイが過ごしやすいと感じる理由はこちらです。

  1. 日本と時差が少ない
  2. 航空券が安い
  3. 物価が日本より安い
  4. 過ごしやすい気候
  5. 気軽に引っ越せる
  6. 世界中の人と繋がれる
  7. 活気がある
  8. 外国人に優しい
  9. 生活の自由度が高い
  10. 良い意味でも悪い意味でも緩い

日本と時差が少ない

タイは、日本から飛行機で7時間ほどの距離にある国です。

日本からの時差はたったの2時間。日本が12時の時、タイは10時になります。クライアントとのオンラインミーティングも予定を立てやすいです。以前フランスに住んでいた時は、8時間も時差があり苦労しました。

航空券が安い

成田→バンコクの航空券は、安い時で片道16,370円!しかも直行便です。

国内旅行をするよりも安い値段で、タイへ行けるのはとても大きなメリットです。バンコクからチェンマイまでは片道4,000円弱で行けます。

また、バンコクからドイツ・ベルリンまでは安い時で、片道35,000円以下!

このアクセスの良さがタイの大きな魅力です。

ちなみに航空券を購入する際は、Googleフライトを利用しています。価格.comのように、各航空会社の料金を比較できるので便利です。

物価が日本より安い

物価の安さも魅力の1つです。

同じ1万円でも、日本とタイでは選択肢の幅が変わってきます。特に交通費や宿泊費の価格差が大きいです。体感的には3分の1くらいのイメージ。同じ生活費で比較した場合、日本よりもリッチな気分を味わえます。

ただし、勢いのあるタイは年々物価も上昇しています。

現在は円安の影響もあり、以前は1バーツ3円ほどの価値でしたが、今では1バーツ3.91円ほど。飲食店でビールを頼むと300円から400円ほどかかるため、そこまで日本と変わらないシチュエーションも出てきました。

日本人の僕にとってはデメリットでもありますが、大好きなタイが発展していくのは嬉しいことでもあります。

過ごしやすい気候

タイは、年間を通して温暖な気候で過ごしやすいです。

年間を通して平均最高気温が33℃前後となっています。現在僕が住んでいるチェンマイは、タイ北部に位置するため、朝は20℃前後まで気温が下がることも。朝の散歩はとても気持ち良いです。

テラス席が素敵なカフェもたくさんあり、仕事がしやすいのもポイント。

寒いと気分が滅入ってしまうことがある僕にとって、タイは精神的衛生上でもメリットがあります。

気軽に引っ越せる

タイの物件は、基本的に家具がセットになっています。

日本のように入居審査もないので、最短その日から引越可能です。契約手続きは数枚の紙にサインするだけ。試しに3日ほど住んでみて、問題なければ月契約という選択もできます。

ちなみに現在、僕が住んでいる物件はこちらです。

広いリビングと2ベッドルーム、家具や水光熱費、インターネット込みで45,000円!リビングの天井は5mほどとかなり高いので、開放感があります。

あまりにコスパが良かったので、外付けモニターを購入し、ガッツリ定住することにしました。

広い庭もついてます。

日本だと、そもそもこういったデザインの物件を探すことが難しいですよね。大家さんのセンスに感謝です。

良い物件を探すコツは足を使うこと。歩いていて気になる物件があったら、大家さんがいないかチェックします。電話番号があれば直接電話して交渉する時もあります。

Airbnbはとても便利ですが、その分高いので、直接交渉に勝るものはないと経験上感じてます。

世界中の人と繋がれる

世界中から観光客の集まるタイは、いろんな国の人と繋がれるのも魅力です。

みんな観光客としてタイに来ているので、テンションも高くオープンな思考になっています。ホステルに遊びに行けば、すぐに友達ができますよ。みんなで観光に行くのも楽しみの1つです。

下の記念写真は、チェンマイで旧正月のイベントに行った時のもの。

僕は過去にフランス人の彼女ができて、勢いで彼女の実家(フランス)で6ヶ月ほど、生活していたこともあります。彼女も群馬県の僕の実家で2ヶ月ほど暮らした経験があり、身を持って文化の違いを体験できました。

たまたま入った日本人経営のバーで出会ったアメリカ人と仲良くなったのがきっかけで、TUK APPというデリバリーアプリの翻訳を担当したこともあります。

下の写真は車の荷台で長距離移動している際、大事な仕事を思い出してPCを開く日本人の友人です。

揺れが激しい車の荷台では「仕事が捗らない!」と嘆いていました!

自分自身が心を開いていれば、良質な出会いがたくさんあります。

全ての出会いに感謝ですし、タイに行くと決意した自分の選択は間違ってなかったなと思います。

活気がある

2022年9月だけでも130万人の観光客が訪れるタイは、活気に溢れています。

また、2022年6月9日より大麻が解禁されたことにより、目に見えて観光客が増えました。法律上は吸引してはいけないとされていますが、警察の前で大麻を吸っていてもとめられることはありません。

大麻を販売するカフェでは、店内で喫煙できます。

メディカルグレード(医療大麻)がどこでも手に入り、最近はデリバリーも行っているため、バーやレストランからも大麻の匂いがしてきます。

常に活気と勢いがあり、法律も変えてしまう国の体質が僕は大好きです。

外国人に優しい

タイは外国人にとても優しい国です。

というのも、僕はコロナウイルスで帰国できなくなった経験があります。帰国便は全てキャンセルされ、外出禁止のロックダウンも経験しました。

そんな中、僕たち外国人が心配で仕方なかったことがビザ問題です。

ほとんどの観光客がビザを取得しておらず、ビザ取得者も帰国できないので期限切れになってしまうことも。そんな中、タイ政府は「コロナウイルスの特別措置」として、無料で滞在延長をしてくれました。

コロナウイルスが明けた現在は、いち早く観光客の受け入れを再開しています。「入国のしやすさ」だけをとっても、タイは優秀だなと感じます。

生活の自由度が高い

タイはどんなライフスタイルも実現しやすい国です。

例えば、バンコクのトンローというエリアに行けば、日本の飲食店だらけ。日本にいるのと同じ感覚で生活できます。

家賃を少し奮発すれば、バンコクの都心部にある27階、プール、ジム付きのコンドミニアムにも住めます。

下の写真は、27階のコンドミニアムからの景色です。大きな窓で素晴らしい眺望でした。ちなみに家賃は全て込み込みで7万円。

同じバンコクでも、僕がはじめて契約したワンルームのアパートは18,000円くらいでした。

ダブルベッドもあるし、ジムもあったし不自由はなかったです。こうした自由度の高さはタイならではかなと思います。

良い意味でも悪い意味でも緩い

タイは独特の緩さがあります。

例えば、僕はタイから出国せずに学生ビザを取得しました。普通なら、一度出国してビザを作ってから入国する必要があります。しかし、タイは「お金をくれるなら手続きしますよ」というスタイル。これはこれで僕は大好きです。

国際免許なしでスクーターに乗っていて、万が一警察に止められても1,000バーツ(4,000円弱)支払えば、すぐに開放してくれます。カオスな雰囲気がありますが、ベトナムやミャンマーよりも都会的。ナショナルブランドの商品も手に入りやすいなど、独特のバランスがあります。

時には理不尽すぎると腹が立つこともありますが、人間らしくてある意味自然だなとも思います。

タイ在住ならではの苦労話:いいことばかりじゃない

もちろん環境が変われば、日本ではきっと体験しなかったであろうことも起きます。ここでは僕がタイで経験したちょっとした苦労話・エピソードを紹介します。

  • タイのクラブでリンチされそうになった
  • MacBook Proが買えない!
  • 好きな子に優しさを踏みにじられた!しかも…

タイのクラブでリンチされそうになった

バックパッカーの聖地と呼ばれるカオサンロードにあるクラブに、ホステルの友達と遊びに行った時のこと。

僕はベロベロに酔っ払っていたこともあり、2階のフロアで踊っている綺麗なタイ人女性に「一緒に踊ろう!」と声をかけました。向こうも乗り気で、僕たちはしばらく抱き合って踊っていました。

10分ほど経った頃、誰かに背中を強く押されたので振り返ってみると、女の子の彼氏と思われるタイ人男性が!タイ語で罵声を浴びせられたかと思うと、周りにいたタイ人男性の友人らしき人も来てしまいました。

「僕このままじゃやられちゃう」

泥酔しながらも殺気を感じた僕は、たまたま後ろで踊っていたゲイの友達を大声で呼び、躊躇することなく彼にキスしました!

タイでは同性愛者に対してリスペクトする素晴らしい文化があります。そのため、さっきまで激怒していたタイ人男性は「怒ってごめんなさい!」と何度も謝ってきてくれました。

僕は彼の対応に感動しつつも、タイ人女性に対して「お前は何様やねん!」と心の中で叫んでやりました。

観光客はついついハメを外しがちです。現地の人へのリスペクトを忘れないようにしましょう。

ちなみ、ゲイの友達はホステルに帰ってから「もう一回だけキスしない」というセリフを3回ほどいただきましたが、丁重にお断りしておきました(笑)今でも仲良しです。

MacBook Proが買えない!

ブログの収益でMacBook Proを買おうと思った時のこと。

奮発してカスタマイズしたMacBook Proを購入しようと考えました。

  • CPU:Core i 9
  • メモリ:64GB
  • グラボ:Radeon Pro 5500M 8GB
  • ストレージ:1TB

当時の価格で50万円ほどのスペックでした。

僕はデビットカードしか持っていなかったのですが、以前にもアップルストアで買い物した経験があったので、迷わずカスタマイズして購入ボタンをクリックしました。

しかし、アップルストアから「タイにいるならタイのアップルストアで購入して」と言われてしまいます。

それならばと、今度はタイのアップルストアにアクセスし、同じようにカスタマイズして購入画面に進みました。

デビットカード情報を入力して決済ボタンをクリックしたところ、日本以外で多額の決済をしたことにより、カード会社に不正利用の疑いを持たれてしまったのです。結局決済できずじまい。

楽天のデビットカードなので、裏面に書いてある電話番号へ国際電話。待つこと20分ほどで繋がったサポートの人に言われたのは「お使いのデビットカードは、海外で1度に30万円以上の決済ができません」でした。

お金もあるし、カスタマイズ終わってるし、あとは決済するだけなのに!

結局、どうにもできないため、以下のように対応しました。

  1. ATMで現金を下ろす
  2. タイ人の友達の銀行に預け入れ
  3. 銀行振込でMacBook Proを購入

残念すぎるのは、ATMの引き出し上限が「25,000バーツ×3回まで」になっていることでした。

当時は1バーツ3.5円ほどだったので、2日(6回)に分けてATMから出金する必要がありました。引き出し手数料は5,000円弱。

この経験以来、クレジットカードを持つようになりました!

好きな子に優しさを踏みにじられた!しかも…

僕はホステルで一緒に生活していたタイ人の女の子に恋心を抱いていました。

僕が疲れた顔をしていると、手をマッサージしてくれて「仕事がんばって!」と励ましてくれるいい子でした。そんな子がある日、夜中に突然「助けて」と連絡してきたのです。

「どうしたの?大丈夫?」とメッセージを送ると、すぐに返信があり「今サミティベート病院にいる。1人じゃ怖いから一緒にいてほしい」と。

めっちゃ嬉しいじゃないですか!

内心「あわよくば告白しようかな」なんて、彼女の容態よりも恋愛モードになっていた僕は、すぐにバイクタクシーを呼んで、セレブなサミティベート病院へ。

病院のスタッフに「〇〇ちゃんがいる病室を教えて」と伝えて、案内してもらったのはまさかの個室。「本当にヤバいのかも」と心配になり、すぐにドアを開けて中を除くと、ベッドに横になっている彼女がこちらを覗いていました。

僕「何があったんだ?」

彼女「頭が割れそうなくらい痛くて、怖くなって救急車を呼んだんだ。今調べてもらってる。明日には分かると思う。」

続けて彼女は言います。「本当に怖くて、ホステルから一番近いこの病院に連れてきてもらったんだけど、私お金ないからどうしようって…」

僕もお金持ってませんけど…でも、本当に心配だったし、早く良くなってほしかったから「心配しないで、僕払っておくから。あとで返してくれればいいよ」って。

次の日。担当のドクターが僕たちの元へ。

緊張している僕たちに、ドクターは「心配しないで!ただの偏頭痛だから!お薬出しときます〜」と言って、退場していきました。

あっけにとられていると、すぐに看護師の方が来て「2日の個室利用料とお薬代で、20,000バーツになりますが、お支払い方法はいかがなさいますか?」と。

当時の為替で約7万円!たった2日の入院で。しかも偏頭痛で。

僕はしぶしぶATMからの得意の現金引き出しを行い、病院へ納金しました。

肝心の7万円ですが、タイ人の彼女にとってはもっと大金だったようで、返す素振りは全く見せずにどこかへ消えていきました(笑)

後に知ったのですが、彼女は「トムボーイ」と言って、性別は女性だけど男の子っぽくして、女性に恋愛感情を持つタイプだったのです。僕はお金のために呼ばれただけでした。

この出来事以来、タイ人女性と知り合った時は、はじめに「あなたは異性が好き?それとも同性愛者?」と確かめるようにしています。

それでも僕はタイが大好きですけど!

収入源:副業ではなく複業で稼ぐ

僕は主に5つの収入源があります。

  1. ブログ運営
  2. クライアントのサイト運営
  3. TCDでの記事執筆
  4. 日本企業の正社員
  5. TUK APP

ブログは2018年のクリスマスから本格的に始めて、2年ほどで稼げるようになりました。この実績をもとに、ライターとして携わっていたクライアントサイトを運営するようになります。

TCDではWordPressやSEOなどに関する記事を執筆させていただいてます。

ライター活動とは別で、僕は日本の会社の正社員でもあります。友達が社長を務める会社で、ECサイトの運営を担当しています。過去に輸入ビジネスをしていた時の経験が活かせました。

不定期な仕事としては、バンコクとチェンマイで使える、TUK APPというデリバリーアプリの翻訳と日本人向けサポートも行っています。

このようなスタイルになったのは、僕が勝手に師匠と思っている「高城剛」さんの影響が大きいです。現在は映画監督、カメラマン、執筆家、観光産業、DJなどマルチに活躍されている方です。

僕の場合、日本円と米ドル、タイバーツという3つの通貨から収入があるのもポイント。円安が進んでいる現在は、米ドルの価値が上がりバランスが取れている感じです。

海外で生活する以上、複数の仕事と通貨の分散は必須かなと。

最近はKindle本を出すために執筆を始めました。何歳になっても新しいことに挑戦していきたいと思っています!

普通すぎるタイでの日常生活:1日のスケジュール

最後に、ここ最近の僕の日常をシェアさせていただきます。

5:00〜6:00:起床/ストレッチ/瞑想
6:00〜10:00:仕事
10:00〜11:00:ブランチ
11:00〜13:00:ジム・シャワー
13:00〜17:00:仕事
17:00〜18:00:ディナー
18:00〜20:00:ゆっくりしつつ簡単な雑務
20:00〜22:00:自由時間(映画か読書)

上記のスケジュールをひたすら繰り返している感じです。

意識しているわけではありませんが、なぜだか毎年年末に向かって友達と会わなくなり、1人の時間に没頭するようになります。やりたいことが湧いてくるのも、冬場が多いです。

自炊がメインなので、外食することもほとんどなく、唯一外に出るのはジムに行く時くらいとなっています。

そもそも、今の家を借りたのは「仕事場選びで疲弊したくない」からでした。

ノマドワーカーは好きな場所で働けるメリットがあります。しかし、約2年ほど海外を転々としつつ、いろんな場所で仕事をした結果「どこでも働けるなら、自宅で働けばいいじゃない」という結論に至ったのです。

カフェやコワーキングスペースで仕事をするのは刺激がありますが、周りの環境音や匂いに集中をそがれるデメリットがあります。

僕は神経質なので、隣の席の人が貧乏ゆすりしてるだけでイライラしてしまうんですね。あとトイレが想像以上に汚いとか、お気に入りの席が取られてしまったりなど、外で仕事するがゆえのストレスもあります。

今はあえて作業場を制限することで、生産性を上げられると感じてます。

メインのデスクは、デュアルモニターとバランスボールの組み合わせ。体幹を意識できるのと、座り心地が柔らかいので好きです。

僕は片方の寝室をセカンドオフィスとして使っているので、気分転換もしやすいです。

仕事道具はMacBook Pro 16インチとMacBook Airの2台持ち。

Macはコピーした文章を同期できたり、MacBook AirのトラックパッドでMacBook Pro 16インチを操作したりなど、本当にシームレスに使えるところが気に入っています。

仕事で使うツール

仕事でよく使うツールをまとめてみました。

  • 記事作成:Googleドキュメント
  • タスク管理:Things 3
  • 資料保存・メモ:Evernote
  • BGM:Spotify
  • 画像編集:Photoshop
  • バナー作成:Canva
  • Kindle執筆:Scrivener/egword
  • 順位チェックツール:ランクトラッカー
  • ランチャーアプリ:Alfred

主に上記のツールがあれば、どこでも仕事ができるようにしています。

ツールはあればあるほど便利ですが、依存しすぎないように気をつけています。

持ち物はバックパックに入る量に制限

ちなみに持ち物は、23リットルのバックパックに入る量に制限しています。

バックパック1つにまとめられると、飛行機に乗る際もスムーズです。荷物を預けて紛失する心配もありません。僕のパッキングスキルはまだまだですが、冬物のダウンを含め、オールシーズン生きていける荷物を持って移動しています。

現在は、ノマド的な生活ではないので、体重計や外付けモニターなど、大きな物が増えました。ノマド生活を再開する際は、大きい物を友だちにあげたり売ったりして、バックパック1つのスタイルに戻すでしょう。

ビザは現地で調達する

前述した通り、僕はタイの学生ビザを現地調達しました。

表向きはタイ語学校ですが、受講の必要がない、完全にビザ取得のためにある学校です。ビザの取得料金は1年で20万円弱でした。出国期限の1ヶ月前までに申請すれば問題ありません。

ビザ取得目的の学校は、入国管理局とも深い関係を築いているので安心です。お金さえ払えば、快適なサービスが受けられるタイらしいところかなと。

ちなみにビザを作る際は、なるべく歴が長く、入国管理局に太いパイプがある学校を選ぶのがポイントです。学生ビザは何度も連続で取得するとリスクがあるのですが、コネがある学校ならいくらでも延長できるようです。

お金の出金は現地のATMで

お金を下ろす際は、日本と同じようにATMを使います。

この時、クレジットカードのキャッシングを推奨する人もいますが、僕はデビットカードで、銀行口座からダイレクトに下ろすようにしています。

ビザがあるなら、タイの銀行口座を作ることも可能です。多くの場合、語学学校が手続きを代行していますので、8,000円弱の手数料を支払えば即日発行できます。

タイには「Prompt Pay(プロンプトペイ)」という独自の決済システムがあります。専用アプリのQRコードを読み取ることで送金できるので、現金を持ち歩く必要がありません。

Prompt Payは、スマホがあれば手続きできるため、屋台で決済する時にも使えます。

海外移住はこれからもっと当たり前になる

様々な仕事がオンライン上でできるようになった今、ノマドワーカーや海外移住する人も増えてきました。

条件はあるもののオンラインワークする人向けに「デジタルノマドビザ」を発行している国は、全部で49ヶ国にも及びます。(2022年11月現在)

物価の高い国から仕事を請け負い、物価の安い国で暮らす人は今後も増えていくでしょう。通貨の価値が大きく変動し、世界的な安全も保証されない今「動けること」は、何よりのリスクヘッジになると思っています。

僕はタイのチェンマイにいますが、来年は全く違う国にいるかもしれません。

海外生活に興味がある方は、まず1週間〜1ヶ月ほどの短期移住をしてみることをおすすめします。みんながおすすめする場所も、人によって合う合わないがあるからです。

世界にはまだまだ知らない場所や、素晴らしい人がたくさんいます。

この記事が少しでも役に立ち、あなたの背中を押すきっかけになればとても嬉しいです。最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。世界のどこかでお会いできることを楽しみにしています!