WordPressでオリジナルのボタンを作りたい・・・
ユーザーの注意を引いて、クリックしてもらえるような魅力的なボタンが欲しい・・・
複雑なコーディングは苦手だから、なるべく簡単に、でもイメージ通りに作りたい・・・

そんな方のために、この記事では、WordPressでCTA※ボタンを自作する方法を解説します。

※CTA(Call to Action)とは、「行動を促す呼びかけ」のことで、Webサイトの訪問者や読者に対して、特定の行動を取るように促すメッセージやボタンのことを指します。
例えば、「今すぐ購入」「無料で試す」「もっと詳しく知る」「サインアップする」などのフレーズがCTAにあたります。CTAはWebマーケティングにおいて非常に重要な要素であり、Webサイト訪問者を顧客やリード(見込み客)に変換するためのキーパーツです。

複雑なHTMLを記述する必要はありません。

非常にシンプルな一行のHTMLに、装飾のためのCSSを当てはめれば、本格的なCTAボタンが完成します。

様々なボタンデザインを実現するためのCSSサンプルもご用意しましたので、ぜひコピペしてご活用ください。お気に入りのボタンデザインがきっと見つかるはずです。

また、CTAボタンに関連する内容として、CTAボックスの作成方法を解説した記事もご用意しています。
WordPressサイトのマーケティングやデザインを強化したい場合は、ぜひ併せて読んでみてください。

CTAボタンを自作するためのHTMLとCSSの基礎知識

CTAボタンを作るためのHTMLは、たった一行のシンプルなコードです。

<a href="http://www.example.com/" class="cta-button">今すぐダウンロード</a>

このHTMLは、「今すぐダウンロード」 というテキストのリンクを生成します。
HTMLを構成している各要素は、以下のような役割を持っています。

<a…></a>
これは「アンカー(anchor)」タグと呼ばれ、リンクを作成するために使われます。このタグで囲まれたテキストや画像は、クリック可能なリンクとして機能します。

href=”http://www.example.com/”
href属性は「ハイパーリファレンス(hyperreference)」の略で、リンクが指す目的地(URL)を指定します。この例ではhttp://www.example.com/にリンクしており、ユーザーがリンクのテキストをクリックすると、そのWebサイトに移動します。

class=”cta-button”
class属性は、その要素に特定のスタイル(見た目)を適用するために使われます。

ここではcta-buttonというクラスが指定されており、CSS(Cascading Style Sheets:ページのデザインを指定する言語)を使ってこのクラスに独自のスタイルを定義することで、通常のテキストリンクよりも目立つボタンのような見た目にすることができます。

なお、クラスはcta-buttonである必要は必ずしもありません。わかりやすく管理しやすいクラスであれば、任意の英数字(小文字推奨)を記述して大丈夫です。

今すぐダウンロード
これはリンクのテキスト部分で、ユーザーがページで実際に見る部分です(任意のテキストを入れてください)。このテキストをクリックすると、hrefで指定されたURLに移動します。

端的に言えば、リンクを生成するためのHTMLということです。

WordPressのエディタでHTMLを記述する方法

ブロックエディタを使っている場合は、カスタムHTMLのブロックを追加し、HTMLコードを記述します。
ブロックを追加する「+」をクリックして、メニューの中から「カスタムHTML」 を選択してください。

「カスタムHTML」のブロックを選択

カスタムHTMLの入力欄に、先ほどご紹介したHTMLコードを貼り付けます。

「カスタムHTML」のブロックにHTMLコードを貼り付け

旧エディタ(クラシックエディタ)を使っている場合は、テキストモードでHTMLコードを記述してください。

テキストモードでHTMLコードを記述

プレビューを見ると、以下のように、テキストがリンク形式になっているはずです。

リンク形式の表示

見た目は使用されているテーマのCSSに依存しますが、ここからボタンの見た目になるように独自のCSSを適用して上書きしていくので、クリックできるようになってさえいれば問題ありません

追加CSSを適用してボタンの見た目に整える方法

WordPressには「追加CSS」という機能があります。

追加CSSはサイトの外観をカスタマイズするための非常に便利な機能です。テーマの大元のCSSファイルを直接編集することなく、独自のCSSコードを追加してサイトの特定箇所のデザインをカスタマイズできます。

今回は追加CSS機能を使って、先ほどご紹介した以下のHTMLに装飾を加え、ボタンの見た目に整えていきます。

<a href="http://www.example.com/" class="cta-button">今すぐダウンロード</a>

まず、プレビューもしくは公開済みの投稿を開いた状態で、ツールバーの「カスタマイズ」 をクリックします。

ツールバーの「カスタマイズ」 をクリック

外観のカスタマイズ画面に移行するので、追加CSSのメニューを開きます。

カスタマイズ画面の追加CSSのメニューを開く

追加CSSの入力欄に、以下のCSSを貼り付けてください。

.cta-button {
  display: block; /* ブロック要素指定 */
  box-sizing: border-box; /* 要素の幅と高さの計算にパディングとボーダーを含める */
  box-shadow: 0 1px 3px rgba(0, 0, 0, 0.15); /* 影を薄く(透明度15%)追加 */
  background-color: #4CAF50; /* 信頼性のある緑色 */
  color: white !important; /* テキスト色を白に強制指定 */
  padding: 1rem 1rem; /* パディングを1remに */
  width: 240px; /* 横幅を240pxに */
  font-weight: bold; /* テキストを太字に */
  text-align: center; /* テキストを中央配置に */
  margin: 20px auto; /* 上下のマージンを20px、左右のマージンを自動で中央揃えに */
}

すると、クラス属性「cta-button」を付与したHTMLにCSSが適用され、テキスト形式のリンクが、以下のようなボタン風の見た目に変化するはずです。

ボタンの見た目に変化

【補足】CSSの構造に関する基礎知識

CSSは、セレクターとプロパティ、値という3つの要素で構成されています。

CSSの基本構造

それぞれ、どこの(セレクター)、何を(プロパティ)、どう変化させるか(値)という役割のパーツだと簡単に理解してください。こちらの画像の例だと、

  • どこの(セレクター):「cta-button」 というクラス名が付与されたHTMLの
  • 何を(プロパティ):background-color(背景色)を
  • どう変化させるか(値):#4CAF50(緑色)に変化させる

という指定がされています。

どこの(セレクター)

セレクターは、CSSを適用したいHTMLの要素を指定します。
CTAボタンを作成する用途の場合、class属性をHTMLに付与するのが一般的なので、CSSのセレクターには、それに対応するクラス名を指定しましょう。

セレクターにクラス名を指定する場合、クラス名の前に「.(ピリオド)」 を付けます。

何を(プロパティ)

プロパティは、何を変化させるか(変更したいスタイルの種類)を指定します。
例えば、color(テキストの色)、font-size(フォントサイズ)、margin(外側の余白)などです。

プロパティの最後には「:(コロン)」 を付けます。

どう変化させるか(値)

値は、プロパティに設定する具体的なスタイルの情報です。
例えば、color: red;のredや、font-size: 16px;の16pxが値に該当します。値によって、プロパティで指定したスタイルの属性を「どう変化させるか」を定義します。

値の最後には「;(セミコロン)」 を付けます。


セレクターを指定し、波括弧({})の中にプロパティと値を記述することで、特定のデザインが反映される・・・。

ここだけ覚えておけば、CSSの仕組みや構造の大枠はイメージできるかと思います。今回のようにCTAボタンを作るだけなら、このくらいのザックリとした理解で十分です。

CTAボタン作成でよく使うCSSのプロパティ一覧

CTAボタンを作る際によく使われる、基本的なCSSのプロパティと値の指定例をまとめました。

プロパティ意味プロパティと値の指定例
background-color:背景色(ボタンの色)を指定します。background-color: #4CAF50; /* 信頼性のある緑色 */
color:テキスト色を指定します。color: white !important; /* 白色のテキスト */
※テーマのCSSによる上書きを防ぐために「 !important」 を記述
border-radius:ボタンの角の丸みを指定します。
値が大きいほど、より丸い角になります。
border-radius: 5px; /* ボタンの角を丸く */
width:ボタンの幅を指定します。width: 240px; /* ボタンの幅を240pxに */
width: auto; /* ボタンの幅を自動調整 */
box-sizing:要素の幅と高さの計算方法を指定します。box-sizing: border-box; /* 要素の幅と高さの計算にパディングとボーダーを含める */
box-shadow:ボタンに影を追加します。box-shadow: 0 1px 3px rgba(0, 0, 0, 0.15); /* 影を薄く(透明度15%)追加 */
padding:ボタンの内側の余白(コンテンツと境界線の間)を指定します。padding: 20px; /* 内側に20pxの余白を設定 */
margin:要素の外側の余白(要素と他の要素の間)を指定します。margin: 20px; /* 外側に20pxの余白を設定 */
font-size:テキストのフォントサイズを指定します。font-size: 16px; /* 16ピクセルのフォントサイズ */
font-weight:テキストの太さ(フォントウェイト)を指定します。font-weight: bold; /* 太字のテキスト */
text-align:テキストの水平方向の配置を指定します。text-align: center; /* テキストを中央寄せ */
text-decoration:テキストの装飾(下線、上線、打ち消し線など)を指定します。
ボタンではnone(下線なし)の値がよく使われます。
text-decoration: none; /* 下線なし */

CTAボタンのデザイン例【CSSサンプルあり】

コピペで使える、CTAボタンのCSSサンプルをまとめました。

ボタンの横幅(width)は全て標準的な中サイズ(240px)を指定していますが、Webサイトのページ構成や目的に応じて変更ください。背景色(background-color)やテキストカラー(color)、ボタンテキストの文言も同様にお願いします。

フラットボタン

今すぐダウンロード
<a href="http://www.example.com/" class="flat-button">今すぐダウンロード</a>
.flat-button {
  display: block; /* ブロック要素指定 */
  width: 240px; /* 横幅を240pxに */
  box-shadow: 0 1px 3px rgba(0, 0, 0, 0.15); /* 影を薄く(透明度15%)追加 */
  box-sizing: border-box; /* 要素の幅と高さの計算にパディングとボーダーを含める */
  text-align: center; /* テキストを中央配置に */
  margin: 20px auto; /* 上下のマージンを20px、左右のマージンを自動で中央揃えに */
  padding: 1rem 1rem; /* パディングを1remに */
  background-color: #000033; /* 背景色を濃いグレーに */
  color: white !important; /* テキスト色を白に強制指定 */
  font-weight: bold; /* テキストを太字に */
  border: none; /* 境界線なし */
}

立体感や装飾を最小限に抑えたシンプルなデザインです。

濃い背景色と白いテキストのシンプルながら効果的なコントラストは、モダンでスタイリッシュな印象を与え、様々なWebサイトに違和感なくフィットします。

立体ボタン(透過ホバーアクション)

今すぐダウンロード
<a href="http://www.example.com/" class="transparent-button">今すぐダウンロード</a>
.transparent-button {
  display: block; /* ブロック要素指定 */
  width: 240px; /* 横幅を240pxに */
  box-sizing: border-box; /* 要素の幅と高さの計算にパディングとボーダーを含める */
  text-align: center; /* テキストを中央配置に */
  margin: 20px auto; /* 上下のマージンを20px、左右のマージンを自動で中央揃えに */
  padding: 1rem 1rem; /* パディングを1remに */
  background-color: #FFA500; /* 背景色をオレンジ色に */
  color: white !important; /* テキスト色を白に強制指定 */
  font-weight: bold; /* テキストを太字に */
  border: none; /* 境界線なし */
  border-radius: 5px; /* 角の丸みを5pxに設定 */
  border-bottom: 7px solid #E67E22;
  transition: background-color 0.3s ease, box-shadow 0.3s ease; /* 背景色と影の変化にアニメーションを設定 */
}

.transparent-button:hover {
    background-color: #FFA500; /* 同じオレンジ色 */
    opacity: 0.7; /* 透明度を下げる */
}

ボタンの下部に、背景色とは色の異なる境界線(border-bottom)を設定し、立体感を演出しています。

ホバー時に透明度が下がるホバーアクションも実装。即座に視覚的な変化をユーザーに感じさせ、操作感を向上させます。

立体ボタン(凹むホバーアクション)

今すぐダウンロード
<a href="http://www.example.com/" class="standout-button">今すぐダウンロード</a>
.standout-button {
  display: block; /* ブロック要素指定 */
  width: 240px; /* 横幅を240pxに */
  box-sizing: border-box; /* 要素の幅と高さの計算にパディングとボーダーを含める */
  text-align: center; /* テキストを中央配置に */
  margin: 20px auto; /* 上下のマージンを20px、左右のマージンを自動で中央揃えに */
  padding: 1rem 1rem; /* パディングを1remに */
  background-color: #4CAF50; /* 背景色を緑色に */
  color: white !important; /* テキスト色を白に強制指定 */
  font-weight: bold; /* テキストを太字に */
  border: none; /* 境界線なし */
  border-radius: 5px; /* 角の丸みを5pxに設定 */
  border-bottom: 7px solid #388E3C; /* ボタンの下側に影を作る */
  transition: all 0.1s ease; /* ボタンの影の変化にアニメーションを設定 */
}

.standout-button:hover {
  background-color: #4CAF50; /* 同じ緑色 */
  transform: translateY(4px); /* ボタンを下に少し動かす */
  border-bottom: 7px solid transparent; /* border-bottomを透明にする */
}

こちらも同じく、border-bottomの設定で立体感を演出しています。

ホバーアクションには、ボタンを下に軽く移動させる設定と、border-bottomを透明にする設定を実装。これにより、ボタンを「押した」 かのような操作感が実現します。

ホバー時、ボタン下部の境界線を取り除くのではなく透明にしている理由は、ページの他の要素に影響を与えることなく、「border-bottom」 を視覚的に「なくした」 ように見せるためです。「border-bottom: none」 で境界線を取り除く処理をすると、ボタンの高さが変わってしまい、ページの他の要素がその変化に合わせて動いてしまう可能性があります。

ゴーストボタン

今すぐダウンロード
<a href="http://www.example.com/" class="ghost-button">今すぐダウンロード</a>
.ghost-button {
  display: block; /* ブロック要素指定 */
  width: 240px; /* 横幅を240pxに */
  box-sizing: border-box; /* 要素の幅と高さの計算にパディングとボーダーを含める */
  padding: 1rem 1rem; /* パディングを1remに */
  margin: 20px auto; /* 上下のマージンを20px、左右のマージンを自動で中央揃えに */
  border: 2px solid #222222; /* 細い境界線 */
  background-color: transparent; /* 背景色を透明に */
  color: #000000 !important; /* テキスト色 */
  font-weight: bold; /* テキストを太字に */
  border-radius: 4px; /* 角の丸み */
  text-align: center; /* テキストを中央配置に */
  transition: all 0.1s ease; /* 背景色と境界線の色の変化にアニメーションを設定 */
}

.ghost-button:hover {
  background-color: #222222; /* ホバー時の背景色 */
  color: white !important; /* ホバー時のテキスト色 */
}

透明な背景(ホバー時に背景色が表示される)と細い境界線が特徴の、シンプルかつ洗練された外観を持つボタンです。

ボタンの存在感や主張がやや弱いので、使う際は背景とのコントラストやボタンのサイズ、テキストの可読性などを考慮する必要があります。次に紹介するリバースボタンとセットで配置されることが多いです。

リバースボタン

今すぐダウンロード
<a href="http://www.example.com/" class="reverse-button">今すぐダウンロード</a>
.reverse-button {
  display: block; /* ブロック要素指定 */
  width: 240px; /* 横幅を240pxに */
  box-sizing: border-box; /* 要素の幅と高さの計算にパディングとボーダーを含める */
  padding: 1rem 1rem; /* パディングを1remに */
  margin: 20px auto; /* 上下のマージンを20px、左右のマージンを自動で中央揃えに */
  background-color: #222222; /* 背景色を濃いグレーに */
  border: 2px solid transparent; /* デフォルトで透明な境界線を設定 */
  color: white !important; /* テキスト色 */
  font-weight: bold; /* テキストを太字に */
  border-radius: 4px; /* 角の丸み */
  text-align: center; /* テキストを中央配置に */
  transition: all 0.1s ease; /* 背景色と境界線の色の変化にアニメーションを設定 */
}

.reverse-button:hover {
  background-color:  transparent; /* ホバー時の背景色 */
  border: 2px solid #222222; /* 細い境界線 */
  color: #222222 !important; /* ホバー時のテキスト色 */
}

ゴーストボタンとは逆の挙動をする、リバースボタンと呼ばれるボタンデザインです。

通常状態では濃いグレーの背景に白いテキストを持ち、ホバー時には透明な背景に濃いグレーのテキストと境界線を持つように変化します。

ボタンのデフォルトスタイルで透明な境界線(border: 2px solid transparent;)を設定しており、ホバー時にはその色だけを変更する(border: 2px solid #222222;)仕様にしています。ホバー前後でボタン要素のサイズ自体は変わらないため、ページの他の要素への影響を防げます。

グラデーションボタン

今すぐダウンロード
<a href="http://www.example.com/" class="diagonal-gradient-button">今すぐダウンロード</a>
.diagonal-gradient-button {
  display: block; /* ブロック要素指定 */
  width: 240px; /* 横幅を240pxに */
  box-shadow: 0 1px 3px rgba(0, 0, 0, 0.15); /* 影を薄く(透明度15%)追加 */
  box-sizing: border-box; /* 要素の幅と高さの計算にパディングとボーダーを含める */
  padding: 1rem 1rem; /* パディングを1remに */
  margin: 20px auto; /* 上下のマージンを20px、左右のマージンを自動で中央揃えに */
  text-align: center; /* テキストを中央配置に */
  font-weight: bold; /* テキストを太字に */
  color: white !important; /* テキスト色を白に強制指定 */
  background-image: linear-gradient(45deg, #FFA500, #FF4500); /* 斜め方向のグラデーション */
  border: none; /* 境界線なし */
  border-radius: 5px; /* 角の丸みを5pxに設定 */
  transition: background-image 0.5s ease; /* 背景グラデーションの変化にアニメーションを設定 */
}

.diagonal-gradient-button:hover {
  background-image: linear-gradient(45deg, #FF4500, #FFA500); /* ホバー時のグラデーションを逆方向に */
}

明るいオレンジ色(#FFA500)から濃いオレンジ色(#FF4500)へのグラデーションにより、動きのある視覚効果を生み出すボタンデザインです。

グラデーションの方向が反転するホバーアクションによって、視覚的なフィードバックが提供され、ボタンのクリックを促します。

スワイプボタン

今すぐダウンロード
<a href="http://www.example.com/" class="swipe-button">今すぐダウンロード</a>
.swipe-button {
  display: block; /* ブロック要素指定 */
  width: 240px; /* 横幅を240pxに */
  box-shadow: 0 1px 3px rgba(0, 0, 0, 0.15); /* 影を薄く(透明度15%)追加 */
  box-sizing: border-box; /* 要素の幅と高さの計算にパディングとボーダーを含める */
  padding: 1rem 1rem; /* パディングを1remに */
  margin: 20px auto; /* 上下のマージンを20px、左右のマージンを自動で中央揃えに */
  text-align: center; /* テキストを中央配置に */
  color: white !important; /* テキスト色を白に強制指定 */
  font-weight: bold; /* テキストを太字に */
  background-image: linear-gradient(to right, #6a82fb 50%, #a8d2ff 50%); /* 背景のデュアルトーン */
  border: none; /* 境界線なし */
  border-radius: 5px; /* 角の丸みを5pxに設定 */
  transition: background-position 0.3s ease; /* 背景位置の変化にアニメーションを設定 */
  background-size: 200% 100%; /* 背景サイズを調整 */
}

.swipe-button:hover {
  background-position: -100% 0; /* ホバー時に背景を移動 */
}

ホバー時に背景が横にスライド(「スワイプ」)する効果により、インタラクティブなユーザー体験を提供するボタンデザインです。

明るいブルー(#6a82fb)と淡いブルー(#a8d2ff)の二色を用いたグラデーションが、ボタンに動的で現代的な外観を与えます。


CSSがうまく表示されない、反映されない。
そんなときは、以下の項目をチェックしてみてください。

  • プロパティや値のスペル(綴り)は正しいか?
  • セレクターがHTMLと一致しているか?
  • セレクターにクラス名を指定した場合、「.(ピリオド)」 は抜けていないか?
  • テキスト色は、!important を使ってデフォルトCSSよりも優先させているか?
  • ブラウザのキャッシュはクリアしたか?

また、使用されているテーマによっては、ホバー前のリンクに下線が表示される場合があります。その場合は、text-decoration: none;のプロパティと値をCSSに追加して、下線を非表示にしてください。

CTAボタンを横並びに配置する方法

先ほどのサンプルCSSは、単一のボタンを中央配置にする前提のものでした。
しかし、複数のボタンを横並びに配置したいこともあると思います。そのための方法をまとめました。

ブロックエディタの場合

ブロックエディタで横並び配置にするには、カラムブロックを使うと簡単です。

ブロックを追加する「+」をクリックして、メニューの中から「カラム」 を選択してください。

「カラム」 のブロックを選択

ボタンを3つ、横並び配置にしたいので、33/33/33(3カラム)を選択します。

33/33/33(3カラム)を選択

それぞれのカラムブロックの中に、カスタムHTMLで以下のHTMLコードを記述します。

<a href="http://www.example.com/" class="flat-button">今すぐダウンロード</a>
カスタムHTMLのブロックにHTMLコードを貼り付け

そうしたら、カラム全体を選択した状態で、「ブロック」 → 「モバイルでは縦に並べる」 をクリックします。これで、モバイル端末で見た際にボタンが縦に並びます。

「モバイルでは縦に並べる」 をクリック

ここまで設定が済んだら、プレビューを開いて、ツールバーの「カスタマイズ」 から追加CSSのメニューを開きます。そこに以下のCSSを入力してください。

.flat-button {
  display: block; /* ブロック要素指定 */
  width: auto; /* 自動でサイズ調整 */
  box-shadow: 0 1px 3px rgba(0, 0, 0, 0.15); /* 影を薄く(透明度15%)追加 */
  box-sizing: border-box; /* 要素の幅と高さの計算にパディングとボーダーを含める */
  text-align: center; /* テキストを中央配置に */
  margin: 20px auto; /* 上下のマージンを20px、左右のマージンを自動で中央揃えに */
  padding: 1rem 1rem; /* パディングを1remに */
  background-color: #000033; /* 背景色を濃いグレーに */
  color: white !important; /* テキスト色を白に強制指定 */
  font-weight: bold; /* テキストを太字に */
  border: none; /* 境界線なし */
}

これで、横並びのレイアウトが実装されます。

横並びのレイアウト

モバイルの画面サイズにした際は、ボタンが縦に並んでいます。

モバイルでの縦並びのレイアウト

「width: auto; /* 自動でサイズ調整 */」 にしている理由は、横並びなど複雑なレイアウトの際は、ボタンのサイズをpxで固定せずにコンテンツ幅に応じて自動調整したほうが、モバイル端末で見た際に崩れるリスクを減らせるからです。widthの値は目的に応じて調整ください(%指定にするなど)。

旧エディタ(クラシックエディタ)の場合

旧エディタの場合、フレックスボックス(Flexbox)を使うのが便利です。
フレックスボックスは柔軟なボックスレイアウトモデルであり、複雑なレイアウトを簡単に実現できるように設計されています。

例えばCTAボタンを横に3つ並べて配置したい場合、テキストモードで以下のHTMLを記述します。

テキストモードでHTMLを記述
<div class="container">
<a href="http://www.example.com/" class="flat-button">今すぐダウンロード</a>
<a href="http://www.example.com/" class="flat-button">今すぐダウンロード</a>
<a href="http://www.example.com/" class="flat-button">今すぐダウンロード</a>
</div>

「container」 というクラス名の<div>タグが親要素として存在し、その中に、子要素である<a>タグ(クラス名「flat-button」)が3つ配置されています。

そのままの状態では各子要素は縦に並んでしまいますが、以下のCSSを追加すると、横並びのレイアウトを実現できます。

.container {
  display: flex;
  justify-content: center; /* 子要素を水平方向に中央揃えにする */
  align-items: center; /* 子要素を垂直方向に中央揃えにする */
}

/* 画面サイズが768px以下のとき */
@media (max-width: 768px) {
  .container {
    flex-direction: column; /* ボタンを縦並びに配置 */
  }
}

.flat-button {
  display: block; /* ブロック要素指定 */
  width: auto; /* 横幅を自動調整 */
  box-shadow: 0 1px 3px rgba(0, 0, 0, 0.15); /* 影を薄く(透明度15%)追加 */
  box-sizing: border-box; /* 要素の幅と高さの計算にパディングとボーダーを含める */
  text-align: center; /* テキストを中央配置に */
  margin:20px; /* 20pxの余白を */
  padding: 1rem 1rem; /* パディングを1remに */
  background-color: #000033; /* 背景色を濃いグレーに */
  color: white !important; /* テキスト色を白に強制指定 */
  font-weight: bold; /* テキストを太字に */
  border: none; /* 境界線なし */
}

「display: flex;」 のプロパティと値を追加したことで、以下のように、横並びの配置になりました。

横並びのレイアウト

また、メディアクエリを指定して、画面サイズが768px以下のときはボタンが縦に並ぶようにコントロールしています(レスポンシブ対応)。

モバイルでの縦並びのレイアウト

ボタンのwidth(横幅)は、pxで固定せずにauto(自動調整)を設定しています。横並びなど複雑なレイアウトの際は、ボタンのサイズをpxで固定せずにコンテンツ幅に応じて自動調整したほうが、モバイル端末で見た際に崩れるリスクを減らせます。

効果的なCTAボタンを作成するためのポイント

CTAボタンのデザインや配置、テキストの原則を押さえることで、ボタンのクリック率を上げることができます。

コントラストを強める

CTAボタンのクリックは、CV(コンバージョン)に直結する重要なアクション。

大事なのは、CTAボタンがある種の異物として、ページ内で明らかに目立つことです。背景色や周辺要素とのコントラストを強める色を使い、ユーザーの注意を確実に引く必要があります。

オレンジや黄色などカラフルな色は注意を引きやすいですが、ブランドイメージやサイトのトーンとの兼ね合いもあるため、ビジネスやサイトのブランドを壊さない範囲で可能な限り目立つよう工夫しましょう。

アクションを明確にする

ボタンのテキストは、以下のように、その後のアクションが想起できる文言を簡潔に記述します。

  • 「今すぐ資料をダウンロード」
  • 「~を購読する」
  • 「無料でトライアル」
  • 「無料で相談してみる」
  • 「~に登録」

また、ボタンテキストの文言と、クリックした先のページのコピーの整合性も重要です

例えば、「無料で相談してみる」 というテキストのCTAボタンがあるとして、その遷移先ページのファーストビューのコピーが「お問い合わせ」 になっていると、CVR(コンバージョン率)に悪影響が出る可能性があります。

CTAボタンとの整合性を取るなら、推移先ページのコピーも「無料相談申し込み」 などとしなければいけません。

配置を最適化する

CTAボタンはユーザーの視線を遮るように配置し(中央揃えの配置が効果的)、周囲の要素から十分なスペースを確保します。
ボタンが目立ちやすくなり、クリック率が向上します。

プロパティと値の記述例
margin: 20px auto; /* 上下のマージンを20px、左右のマージンを自動で中央揃えに */

クリック可能であることを強調する

ボタンがクリック可能な要素であることを強調して、クリック率を高めます。
例えば、ボタンに影(シャドウ)を加えることで、ボタンがページから浮かび上がって見え、クリックしやすい印象を与えます。

プロパティと値の記述例
box-shadow: 0px 4px 8px rgba(0, 0, 0, 0.2); /* 影を薄く(透明度15%)追加 */

文脈を考慮して配置する

CTAボタンは、ユーザーがアクションを取りやすいコンテキスト(文脈)や流れの中で自然に配置します(製品の説明文の直後や利点を紹介したセクションの最後など)。

あちらこちらに乱雑に配置するのは避けてください。効果的ではありませんし、ユーザー体験も悪化します。

まとめ

CTAボタンは、Webマーケティングの重要パーツ。

ユーザーのアクションを促すために不可欠であり、使用頻度も高いため、そのデザインや配置には特に注意が必要です。今回ご紹介したCSSサンプルやCTAボタン作成のポイントを参考に、効果的なCTAボタンをぜひ作ってみてください。

ちなみに、TCDテーマでは、ワンクリックでボタンを投稿や固定ページ内に出力できる「クイックタグ機能」 が実装されています。

特にTCD076(Be)以降にリリースされたテーマでは、TCDテーマオプションからデザインの指定ができる【テーマオプション設定型】新クイックタグを搭載。

ボタンのデザインをあらかじめ登録しておいて、エディター内のボタン一つで投稿や固定ページ内に出力できます。

ボタンの設定箇所

テーマオプションの編集画面では、サイズやボタンのタイプの他、ボタンにカーソルを合わせた色、線の色、ホバーエフェクトのタイプなども変更可能。非常に利便性の高い機能です。

詳細は以下の解説記事をぜひご覧ください。