Macは、最初に設定した地域の日時が表示されるため、旅行で国を移動しても現地時間(日時)に変わるわけではありません。
よく国をまたいで仕事されるような人は、現在地から自動で現地時間を表示してくれた方が便利ですよね。
位置情報サービスをonにする
まずはデフォルトでoffになっている「位置情報サービス」をonにします。この設定で現在地を取得します。
OSのバージョンによって多少設定箇所が変わりますが、2023年1月現在最新版のmacOS Venturaでは、下記箇所に設定項目があります。
この設定を変更するには、Mac所有者のパスワード(もしくはTouch ID)が必要です。
また、常に位置情報サービスをonにしておくとバッテリーを消費しやすくなります。外出先で作業することの多い方やバッテリーの持ちを長くしたい方は、現地時間を設定後にoffに戻しておいてもいいかもしれません。
位置情報に基づいて自動変更されるように設定
次に、同じく「システム設定」>「一般」タブの中にある「日付と時刻」を選択します。
上記の設定画面が表示されますが、デフォルトでは「現在の位置情報に基づいて、時間帯を自動的に設定」のスイッチがoffになっていますので、こちらをonにします。
最上部の「日付と時刻を自動的に設定」については、手入力で時刻を設定する場合を除き、onの状態で問題ありません。
これで現在の位置情報に基づいて、時刻が自動変更されるようになります。
表示されている日時が変わらない場合は?
先述の箇所で設定を変更しても、表示されている日時が変わらない場合があります。
下記のように「時間帯の定義がアップデートされています。次に再起動するときにインストールされます。」というメッセージが表示されている場合です。
メッセージに従って再起動して日時が更新されるか確認してみてください。
再起動する前には、現在開いているファイルを保存してアプリやブラウザなどを閉じてから行うのがオススメです(データの破損や保存漏れを防ぐため)。再起動には以下のショートカットキーが便利です。
その他、覚えておくと便利なショートカットキーはこちらにまとめています。よろしければご覧ください。
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まとめ
Macでは、設定を変更することで位置情報に基づいて日時を自動変更してくれます。手動で日時を変更する手間なく、シームレスに作業を行えるので、国内外を行き来する方は設定しておくと便利です。
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