「物件情報を効率よく管理したい。」
「エリア検索やこだわり条件検索を導入したい。」
「訪問者が直感的に使いやすいサイトをつくりたい。」
不動産業を営む方が物件検索サイトをつくるとなると、こういった要望は必須条件ですよね。
ただ、このレベルのものをゼロから開発するのは大変です。検索機能やデータ管理の設計に大きなコストがかかるからです。
その課題を解決できるのが、不動産業に特化したWordPressテーマ「GRAVITY」。エリア検索やこだわり条件検索、売買・賃貸の物件管理機能を標準搭載し、低コストで物件検索サイトを運営できます。
この記事では、GRAVITYの主要機能をご紹介します。
目次
不動産物件ポータルサイトに求められるもの
不動産物件ポータルサイトを運営するには、物件情報の管理や検索機能、サイトの更新のしやすさなど、さまざまな要素が求められます。具体的にどういった点が重要なのか考えてみましょう。
物件情報の管理のしやすさ
取り扱う物件数の多さは集客力にも繋がりますが、それだけ管理も大変になります。物件種別(賃貸マンション・売買戸建て)が豊富な場合はなおさらです。
そこで求められるのが、種別やエリアごとの物件情報を簡単に確認・更新できる仕組みです。
豊富な物件データベースを整理して、管理画面から簡単に編集できれば、運営の手間を軽減できます。
ユーザーが使いやすい検索機能
ユーザーが求める物件を見つけやすくするために、物件種別やエリア、沿線、条件検索などを直感的に操作できる検索機能も必須です。
物件検索ポータルサイトを見ると、さまざまなタイプの検索機能が実装されていることがわかります。
![](https://tcd-theme.com/wp-content/uploads/2025/02/real-estate-website-300x300.jpg)
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運営のしやすさ
物件情報の更新作業は、常にタイムリーな情報が求められます。特に物件情報の入れ替わりが激しい時期は、迅速な情報反映が集客や成約率に影響を与えるはずです。
- 新規物件情報の登録・掲載。
- 物件情報の編集(写真やテキストを追加)。
- 成約済み物件の募集停止。
- 物件情報の修正。
などを誰でも簡単に行えるかどうかは、非常に重要になります。
WordPressテーマ「GRAVITY」とは
WordPressテーマ「GRAVITY」は、TCD111作目の作品で、物件検索ポータルサイトに特化した不動産業者向けのサイトテンプレートです。
膨大な物件データベースを管理する。綺麗なレイアウトで物件情報を掲載する。それらを高度な検索機能で見つけてもらう。そんなサイトがつくれます。
できること
- 日本全国の地域・沿線情報を1クリックでインポート
- 物件種別ごとのデータ項目を1クリックでインポート
- 高度な検索機能(物件種別・エリア・沿線・こだわり条件)
- スタイリッシュな物件ページの編集・更新が簡単
WordPressテーマなので、ブログやお知らせ、固定ページ(会社概要ページ)の作成機能も利用可能です。
こんな不動産サイトにおすすめ
物件データベースの管理や、詳細な条件検索が必要な大規模なポータルサイトはもちろん、物件情報サイトを自社運営したい不動産仲介業者さまにも使っていただけます。
- 不動産会社のホームページ
- 不動産物件検索ポータルサイト
- 賃貸・売買仲介業者のサイト
GRAVITYの主要機能
WordPressテーマ「GRAVITY」の主要機能をご紹介いたします。不動産物件ポータルサイトに求められる機能をカバーしています。
物件種別のデータインポート機能
下記の設定画面で、物件種別ごとのデータを1クリックでインポートする機能が搭載されています。
必要な物件種別にチェックを入れて「インポートを開始」を押すだけです。
初期状態では、以下の物件データから必要なもののみをインポート可能です。クリックしてデモの物件情報を確認してみてください。
取り扱う物件種別に関するデータを瞬時にインポートできます。
例えば、「賃貸マンション」なら以下のような項目テーブル(一覧表)を瞬時に読みます。項目を一つ一つ設定する必要はありません。
各見出しは初期値では「物件概要」、「設備仕様」となっていますが、自由に変更可能です。項目の変更・非表示・並び替え、テーブルの統合もできます。
種別ごとに必須項目がプリセットされるので、物件ページ作成時の手間を省けます。
地域・沿線のデータインポート機能
日本全国の地域・沿線のデータインポート機能が搭載されています。1クリックでインポート可能です。
必要な都道府県を最大3つまで選択して、一括インポートできます。
- 都道府県
- 市区町村
- 沿線・駅
のデータが一気にインポートされます。
物件管理機能
膨大な物件情報を整理しやすい管理画面を利用できます。
物件情報を管理する画面には、上記のようにソートボタンが搭載されています。
- 掲載日
- 物件種別
- 物件タグ(こだわり条件など)
- 地域データ
- 沿線データ
の5種類を組み合わせてソートできるので、「大阪」×「賃貸マンション」のデータのみを表示して、編集・更新もスムーズに行えます。どの地域にどんな物件がいくつあるのか、確認しやすくなっています。
物件検索機能
物件種別・エリア・沿線・こだわり条件を組み合わせて物件を検索できる仕様です。
上記の専用検索フォームから物件種別とエリアを選択して、地域または沿線から絞り込める仕組みです。
地域から絞り込む場合は、次のように物件情報が存在する市区町村が並びます。
沿線の場合は、沿線ごとに駅がまとめて表示されます。
地域または、沿線で絞り込むと検索結果画面が表示されます。
ここに条件に当てはまる物件情報が表示されるのですが、サイドバーからさらに絞り込むことが可能です。
絞り込み検索の項目は、物件種別ごとに最適なものが表示されますが、基本的には以下の項目が用意されています。
- 価格
- 最寄り駅徒歩
- 間取り
- 築年数
- 建物面積
- 土地面積
- キーワード
- こだわり条件(物件タグ)
いずれも並び替えたり、非表示にして柔軟にカスタマイズ可能です。
物件ページ
物件情報を掲載するページです。検索結果から最終的に辿り着くページでもあります。
物件ページは、WordPressの投稿機能と同じ要領で作成できます。
- 記事タイトル(物件名)
- アイキャッチ画像(物件写真)
- 物件タグ(こだわり条件)
- WordPressのエディタが使える記事本文(物件紹介文)
- キャッチコピー(必要に応じて)
上記のようなイメージです。物件写真や間取り図を何枚でも登録可能です。
その上で、所在地や最寄り駅、価格(賃料)、敷金、礼金等を登録します。
物件種別に対応しているテーブル項目もここで登録していきます。
入力画面は次のようになっております。
いつでも何度でも編集可能ですし、物件が成約したら「募集を終了する」にチェックをいれるだけで「募集終了」と表示できる仕組みになっています。
「募集終了」という文言は自由に変更可能です。
物件情報の登録や募集終了への切り替えも、一度操作すればすぐに覚えられます。
WordPressのエディタを使って物件紹介文をしっかり書き込めるので、写真や動画の挿入、フォーマットの調整も可能です。
簡単な紹介文と写真数枚のシンプルなものから、ブログのように訴求力の高い物件ページまで自由に作成いただけます。
不動産業者が自社運営できる
物件検索ポータルサイトをつくろう
WordPressテーマ「GRAVITY(グラビティ)」を活用すれば、不動産業者自身で物件検索ポータルサイトを構築・運営できます。
物件情報の管理や更新が簡単で、専門的な開発スキルやコーディングの知識がなくても、自社のスタイルに合わせた物件情報サイトを制作可能です。不動産売買や賃貸の情報を見やすく整理できるので、ユーザーにとっても快適な検索体験を提供できるはずです。
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