「GRAVITY」。は、不動産ポータルサイトに特化したWordPressテーマです。高度な不動産ポータルサイトが社内スタッフだけで作成できます。

多くの不動産仲介会社の方々からご質問をいただきますので、これまでに実際に頂いたことのある質問と回答をご紹介します。

WordPressテーマ「GRAVITY」
高品質な不動産ポータルサイトが圧倒的なコストパフォーマンスで作成できるWordPressテーマ

目次

GRAVITYの機能に関するご質問

WordPressテーマ「GRAVITY」の機能に関するご質問をまとめました。主要機能については下記の記事でも解説しています。

都道府県や沿線のインポートは簡単にできますか?

都道府県を選んで、「インポートを開始」ボタンをクリックするだけなので簡単だと思います。

GRAVITYデータインポート

沿線も同時にインポートされる。

インポートは利用するエリアだけに絞れますか?

はい、都道府県ごとに絞り込んでデータインポートが可能です。その都道府県に該当する沿線も同時にインポートされます。

市区町村の合併や駅路線の廃止などが起きたらどうなるか?

市区町村が合併したり駅路線が廃線、あるいは新駅ができた時も、新しいデータをインポートできるので、常に最新の市区町村・駅路線のデータが利用可能です。

用意されている物件種目は?

GRVITYでは、下記の物件種目が利用できます。これ以外に必要な物件種目(賃貸工場・賃貸土地等)の要望が多い場合は、アップデートで対応します。

  1. 賃貸マンション
  2. 賃貸戸建て
  3. 賃貸事業用
  4. 売買マンション
  5. 売買戸建て
  6. 売買事業用
  7. 売買一棟ビル
  8. 売買土地

物件種目ごとに入力項目が違うのか?

物件種目ごとに必要な入力項目は違います。

例えば、売買戸建てなら「セットバック」がありますが、賃貸戸建てにはありません。このように物件種目ごとに適正な項目が最初から設定されています。

GRAVITYの入力項目

物件種目によって入力項目が変わる。

あなたが項目を追加したり設定する手間はありません。「自由項目」もありますので、独自に項目追加も可能ですので「この項目がないから困る」といったことはありません。

問合せフォームはどの物件の問合せか判別できますか?

物件ページから問い合わせページへ遷移すると、フォームに先ほどまで閲覧していた物件名とURLが表示されるので、判別可能です。

物件名が表示される問い合わせフォーム

問合せしている物件名が自動で表示される。

これによって、ユーザーがどの物件に興味を持って問い合わせをしているかがわかります。

お気に入り保存機能はありますか?

はい、ございます。お気に入りボタンをクリックすると、マイリストから閲覧できます。

物件のお気に一一覧

お気に入りリストに表示される。

検索条件を保存する機能はありますか?

はい、ございます。物件検索後、「この検索条件を保存する」ボタンで記憶できます。記憶した保存条件は、マイリストから閲覧できます。

複数物件を同時に一括資料請求するフォームは作成できるか?

一括資料請求の機能はございません。

1部屋のページにつき掲載できる写真の枚数を知りたい。

アップした物件写真はスライダーで表示されます。必要な枚数の写真をアップ頂けます。

GRAVITYの物件ページ

複数の写真を掲載可能。

物件ページの写真サイズを知りたい。

物件写真のサイズに制限はありませんが、推奨サイズは、「760 × 470」ピクセルです。一覧ページにも綺麗に収まる比率ですので、物件写真はすべてこのサイズに統一するのがオススメです。それ以外のサイズですと、指定の枠に合わせて自動調整される仕様です。

1棟ビルを部屋ごとに紹介できますか?

部屋単位や建物単位や土地単位で掲載はできますが、特定の建物の部屋だけを一覧紹介といった機能はありません。

例えば、「高杉ビル」という「タグ」をつけて、該当する各部屋をタグ付けすることで「高杉ビル」の部屋だけを一覧表示はできますが、お望みの表示ではないかもしれません。

募集が終わった物件ページを非公開にできますか?

投稿画面から非公開・下書きに戻すことができます。また、こちらのページのように掲載を続けたまま、募集停止ラベルを貼ることもできます。

物件募集終了

公開状態のまま、募集停止の案内ができる。

物件情報は「会員限定」で公開できますか?

ページにパスワードを設定し、パスワードを知っている人しか閲覧できないようにすることはできます。パスワードは物件ページごとに設定できるので、パスワードを会員に送ってあげることで、限定して閲覧公開できます。

■参考記事:カスタマイズできる保護ページを使ってみよう
https://demo.tcd-theme.com/tcd111/password-page/

物件ページはコピー可能ですか?記事作成の手間を省きたいです。

テーマ自体に投稿のコピー機能はありませんが、以下のプラグインで、ページの複製が可能です。

■記事を複製できるWordPressプラグイン「Duplicate Post」
https://tcd-theme.com/2013/02/duplicate_post.html

物件は何件まで登録できますか?

登録物件の数に制限はありません。サーバーの容量(ディスクスペース)が許す限り、無制限です。

レインズやSUUMO等の物件情報を一括アップロードできますか?

できないです。仮にそのような機能を実装すると、実行したサイトはGoogleにスパム認定されてしまうため、リスクが高いです。

レインズと物件登録時の入力項目は同じですか?

概ね同じ項目を用意していますが、異なる点もございます。

たとえば、レインズにある「接道接面」「接道幅員」「最適用途」「報酬形態」などの項目はGRAVITYにはありません(フリースペース内に入力することは可能)。レインズは検索条件も含め、不要な項目が多岐にわたり、ユーザーや業者視点からも使いにくい(探しにくい)不動産データベースです。GRAVITYでは必要項目のみに絞っています。

デモサイトの物件ページから入力項目が見れますので、一度ご覧ください。感覚的には厳格なレインズと最低限の情報が掲載されているSUUMOの中間くらいと捉えてください。

アプリ化できますか?

PWAによる疑似アプリ化に対応しています(無償)。
PWAとは、ウェブアプリケーションとネイティブアプリの良いところを組み合わせた新しい形態の仕組みです。ネイティブアプリではないですが、ブラウザでアプリっぽい動作をします。

ご購入後、PWA対応プラグインがインストールできます。

保守管理に関するご質問

不動産ポータルサイトの運用・保守管理に関するご質問に答えます。

固定費はどれくらいかかりますか?

あなたが契約したレンタルサーバーとドメインで運用しますので、固定費はレンタルサーバー・ドメイン料のみです。保守管理費はかかりません。

どのサーバー、ドメインを選ぶかによってコストは変わります。ミニマムなら月1500円~3000円ほどです。

不動産ポータルサイトの運営コスト
初期費用 年間固定費
レンタルサーバー 0〜10,000円 5,000〜10,000円
ドメイン 0円 3,000〜8,000円
WordPress 0円 0円
GRAVITY 180,000円 0円

サーバーはクラウドの方がいいですか?

一般的なウェブサイトと同じように扱って構いませんので、レンタルサーバーで十分です(クラウドは料金が高く、運用も専門技術者が必要)。

最初からハイスペックサーバーの用意も必要もないので、アクセス数に合わせてプランを切り替えるので十分でしょう。後からサーバーのプランを変更したり移転する方がコスト的にも優しいです。

保守管理にエンジニアを抱える必要はありますか?

御社がエンジニアを抱える必要はありません。WordPressのセットアップと記事の投稿さえできれば、大丈夫です。
記事の投稿はレインズや不動産プラットフォーム(アットホーム・SUUMOなど)で物件を掲載するくらい簡単にできますので、御社の営業スタッフや事務スタッフでも可能かと思います。

SEO対策は業者に頼むのが良いですか?

あくまで個人的な考えではありますが、不要です。もちろん、依頼されるのは自由ですが。

長期的に見れば、社内でSEOが出来たほうが得策だからです。SEOは営業と同じなので、専門的な領域ではありません。よろしければ、SEO大全集を参考に少しずつ進めてみてください。

なお、GRAVITYで不動産ポータルを作成した場合、ウェブサイトの内部構造的な施策は不要です。被リンク・コンテンツ制作についての施策は必要ですが、魅力的な物件ページを増やしていくことで、自然とSEO対策されていきます。

購入後に無料でアップデートはされますか?

アップデートは無償提供しております。お客様のご要望や不動産法令の変化などを検討の上、随時機能追加・不具合修正を行っております。

GRAVITYのこれまでのアップデート履歴は以下ページでご覧いただけます。
https://tcd-theme.com/update?theme_category=gravity_tcd111

その他のご質問

他業種で使えますか?

「カスタマイズすれば不動産業以外でも使えるのではないか?」というご質問を多数頂いておりますが、不動産業に限定して開発しましたので、他業種では使えません。

記事内容や各項目の文言は一部変更できるのですが、それをやったとしても、例えば「専有面積」「築年数」等の項目と検索条件が紐づく仕様となっているため、それを他業種に当てはめることは難しいと考えるからです。

中国語や英語でサイトを作れますか?

日本語のみ対応です。
もし他言語でサイト作成する場合は、エリア・駅名を手動にて入力する必要があります。

海外エリアでの運用は可能ですか?

誠に恐れ入りますが、次の理由からできません。

  • 都道府県・市区町村や路線・駅データを一括アップロードが使えない
  • 日本地図機能が使えない
  • 物件種目ごとに項目が変わる
  • 単位が固定される(スクウェアフィートやドルなどの表記は不可)

通常のウェブサイトと手間はさほどかわらない

GRAITYはご覧の通り大規模なウェブサイトのため、非常に設定項目が多いと思われがちです。

確かにこれらを手動でやる必要があるなら、大変です。
・都道府県・市区町村・駅路線データ
・物件種目ごとの項目設定

しかし、一括インポート機能があるため、手動でやる必要がありません。GRAVITYは、いかにユーザーの手間を減らすかを考慮して設計されています。初期設定の作業量は通常のウェブサイトとさほど変わらないのです。

導入のハードルは高くありません。WordPressを普段から使っている人何ら問題なく不動産ポータルを作成できるでしょう。

WordPressテーマ「GRAVITY」
高品質な不動産ポータルサイトが圧倒的なコストパフォーマンスで作成できるWordPressテーマ

世に素晴らしい不動産ポータルサイトができることを楽しみにしております。

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