「ブログに書くネタがない・・・」
「今月は20記事アップできたけど、ネタが尽きて来月は書けないかも・・・」
「記事のネタ、どうやって探せばいいのだろう・・・」

ブログのネタ切れは、ほぼすべてのブロガーがぶつかる壁だと思います。

ネタ出しの方法はいろいろありますが、感覚で「なんとなく」ネタを出していないでしょうか? もちろん感覚が当たることもあります。しかし予想ができません。

「このネタで書けば、これくらいのアクセスや反応があるだろう」ということが、完璧な精度ではなくても、ある程度予想できたほうが安心ですよね。

そこで、反応が取れるブログネタを無限に生み出す科学的な方法を5つ、ご紹介します。

  1. Googleサジェストキーワードから探す
  2. 競合の獲得キーワードから探す
  3. SNSでシェアされやすいネタから探す
  4. 売れている書籍の目次から探す
  5. 鉄板のコンテンツ形式をヒントにする

それぞれ、見ていきましょう。

1. Googleサジェストキーワードから探す

一番簡単なのは、Googleサジェストキーワードからネタを探す方法です。これだけで、ネタ出しはほぼ事足ります。

サジェストキーワード

実際にGoogleで検索されているキーワードなので、検索数の大小の差こそありますが、ニーズはあります。

Google検索窓で一つひとつサジェストキーワードを探していたらキリがないので、ツールで抽出するのがオススメです。

「Googleキーワードプランナー」「Keyword Tool」といったキーワードツールが便利。どちらも無料で使えます。有料のツールでは、「Ahrefs」がオススメです。

これらのキーワードツールは、以下の記事で詳しくご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

2. 競合の獲得キーワードから探す

競合のブログやサイトが検索流入を獲得しているキーワードを参考に、ネタを探すのもオススメです。アクセスを呼び込むネタをたくさん発掘できます。

競合の獲得キーワードを抽出するなら、AhrefsのSite explorer(サイト・エクスプローラー)を使うと便利です。

サイトエクスプローラー

キーワードを抽出したいURLを入力します。

オーガニックキーワードのリスト

ダッシュボード左側の「オーガニックキーワード」 をクリックすると、獲得キーワードの一覧をチェックできます。

ここから、トラフィックを多く獲得しているキーワードをチェックして、自分のブログでも書けないかどうか検討します。

AhrefsのSite explorer(サイト・エクスプローラー)のより詳細な使い方は、以下の記事で解説しています。こちらも併せて、チェックしてみてください。

3. SNSでシェアされやすいネタから探す

過去、SNSでバズを起こしたネタは、大きなニーズがあると予想できます。

SNSでシェアされやすいネタを探すには、AhrefsのSite explorer(サイト・エクスプローラー)を使うと便利です。

上位コンテンツ

ダッシュボード左側の「上位コンテンツ」をクリックすれば、TwitterやFacebookなどのSNSで多くシェアされている競合記事を見ることができます。

ツールを使わずにSNSでシェアされやすいネタを探すなら、はてなブックマークの活用がオススメです。

はてなブックマーク

TOPのカテゴリから、時事ネタを探したり。

はてなブックマークのキーワード検

キーワード検索で、ブックマーク数の多い人気ネタを探したり。

また、はてなブックマークのChrome拡張機能も便利です。

はてなブックマークのChrome拡張機能

見ているページのブックマーク数を、ツールバー上でワンクリックで確認できます。

はてなブックマーク – Chrome ウェブストア

4. 売れている書籍の目次から探す

書籍の目次も、記事ネタの参考になります。

書籍の編集者は大抵、受けるネタを見つける能力が高いので、積極的に参考にしたいですね。目次を見て、自分なりの視点で記事が書けそうな項目があれば、それで記事を書く。

目次だけなら書店に足を運ばなくても、Amazonの「試し読み」で見れることが多いです。

Amazonの書籍プレビュー

使えそうなネタを目次からピックアップしたら、それを検索キーワードに変換して、検索数も調べておくとより確実です。

例: 「個性的で面白いブログを作るには?」 → 「ブログ 面白い(検索数1000)」

5. 鉄板のコンテンツ形式をヒントにする

よく使われるコンテンツの形式(型)からも、ネタのヒントを得られます。

以下に、鉄板のコンテンツ形式のフレーズを挙げました。

  • 〜でやってはいけないこと
  • 〜のよくある間違い
  • 〜の7ステップ
  • 〜とは?
  • 〜する方法
  • 事例で解説
  • まとめ
  • 完全ガイド
  • 2020年最新
  • チェックリスト

これらは頻繁に使われるフレーズで、それだけ反応が取りやすいということです。「どんな形式で書こうか・・・」 と、迷ったら、上記のなかからぜひ選んでみてください。

読者の悩みにスポットを当てると、ネタは無限に出てくる

ここまで、ネタ出しの方法を5つご紹介してきました。最後に、ネタ切れを解消する根本的な思考をお伝えします。

ネタ切れを解消する根本的な思考・・・それは、読者の悩みや欲求にスポットを当てることです。

「ブログに書くネタがない」 という問題は多くの場合、ブログのテーマに縛られているからです。

たとえば、WordPressに関するブログを運営していると仮定しましょう。テーマに縛られていると、「WordPress ○○○」 といったネタ(キーワード)だけで記事を書こうとしてしまいます。視野が狭まっているわけですね。

しかし、読者の悩みや欲求にスポットを当てると、どうでしょうか?

WordPressを使っている読者は集客や売上アップにも興味を持つでしょうし、そこで何かしらの課題を抱えているかもしれません。であれば、マーケティングやセールスといったトピックも記事ネタになりますよね。

必ずしも、 WordPressというテーマに限定する必要はないわけです。

実際、ファッション誌に恋愛の話が書かれていたり、ゴシップ誌にグラビアアイドルの写真が載ってたり・・・そういった例はたくさんあります。

情報発信の内容を限定することなく、読者の悩みや欲求にフォーカスすると、ブログ記事の幅が広がるのでオススメです。

まとめ

ブログのネタ出しの方法を、以下にまとめました(クリックで、各見出しに移動します)。

  1. Googleサジェストキーワードから探す
  2. 競合の獲得キーワードから探す
  3. SNSでシェアされやすいネタから探す
  4. 売れている書籍の目次から探す
  5. 鉄板のコンテンツ形式をヒントにする

5つの方法を実践すれば、ブログネタをほぼ無限に生み出すことができます(それも、科学的に)。ネタの枯渇で悩むことは、今後なくなるはずです。

ぜひ、自分のやりやすい方法から、実践してみてください(ネタ出し作業で使える便利なキーワードツールは、以下の記事をご覧ください)。

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