「ブログの記事、どう書けばいいのかわからない・・・」
「記事を書いても、まったく反響がない・・・」
このような悩みは、テンプレートを覚えればすぐに解決できます。多くの人に読まれる記事の構成は、パターンが決まっています。オリジナルの構成をあなたがゼロベースで考える必要はありません。
ブログ記事のテンプレート(型)は、以下の5つを覚えておけば十分です。それでほとんど対応できます。
- リスト
- チュートリアル
- 結果・事例
- 問題提起→あおる→問題解決
- とは(定義)
これらのテンプレートを使えば、反応が上がるブログ記事をスピーディーに作成できます。
なぜ、テンプレート(型)が必要なのか?
テンプレートを使うべき理由は、3つあります。
1. 思考のショートカットができるから
使う型が決まっていれば、思考のショートカットができます。
「この記事、構成どうしよう・・・」と悩む時間は、非常にもったいないです。一生懸命、オリジナルで構成を考えても、それが刺さるかどうかはわかりません。
であれば、鉄板の型を使って記事を書いたほうが確実ですし、効率も良いです。
2. 多くの人に読まれる記事を作れるから
多くの人に読まれる記事の型は、ある程度パターンが決まっています。
SNSで多くシェアされていたり、検索上位に表示されていたりする記事を思い返してみてください。だいたい、この記事でご紹介する、5つの型のどれかです。
実績が確立されている型があるのに、なぜ、ゼロベースでオリジナルの型を考える必要があるのでしょうか?たしかに、作り手からすれば、いつものパターンに飽きてしまうのかもしれませんが、「読み手も飽きているだろう」と考えるのは間違いです。
3. 記事のアイデアも湧きやすくなるから
型はアイデアの結晶です。
型を眺めていれば、記事の切り口を思いつくのも容易になります。「どんなネタで書こうか・・・」と迷ったら、まずは型を見てください。
そうすれば、記事ネタの切り口、方向性のアイデアが湧き出てきます。
鉄板のブログ記事テンプレート5選
反応が取れる鉄板のブログ記事テンプレート(型)は、以下の5つです。
- リスト
- チュートリアル
- 結果・事例
- 問題提起→あおる→問題解決
- とは(定義)
それぞれ、見ていきましょう。
型1. リスト形式
リスト形式は、最も簡単に使える型です。
記事の構成は極めてシンプルで、ポイントやステップを、1から順番に並べていくだけ。「〜するための7つのポイント」のようなイメージです。
何の工夫もないと思うかもしれませんが、読者からすれば、一瞬で内容が把握できるというメリットがあります(価値が伝わりやすい)。
以下は、リスト形式で書いた記事の例です。

「SEOに強い記事を書くには?」 ここでは、書いた記事をGoogleで上位表示させる、SEOライティングのテクニックを10個、ご紹介します。 SEOライティングの本質は、キーワードの含有率や出現率といった小手先のテクニックではなく、検索ユーザーの利便性を考えることです。 「本当に知...
「SEOに強い記事を書くには?」 ここでは、書いた記事をGoogleで上位表示させる、SEOライティングのテクニックを10個、ご紹介します。 SEOライティングの本質は、キーワードの含有率や出現率といった小手先のテクニックではなく、検索ユーザーの利便性を考えることです。 「本当に知...

「コンテンツを作っても成果が出ない・・・」 それは単純に、記事や広告が読まれていないから、というケースが多いです。 どんなに役立つ内容を語っていても、断り難いオファーを提供していても、読まれなければ成果につながることはありません。だから、文章の読みやすさ・わかりやすさは重要です。軽視され...
「コンテンツを作っても成果が出ない・・・」 それは単純に、記事や広告が読まれていないから、というケースが多いです。 どんなに役立つ内容を語っていても、断り難いオファーを提供していても、読まれなければ成果につながることはありません。だから、文章の読みやすさ・わかりやすさは重要です。軽視され...
ちなみに、リスト形式の型でよく使うアイデアは、以下のようなものです。タイトル作成時の参考にしてください。
- ○つのテクニック
- ○つのポイント
- ○つの方法
- ○つの理由
- ○つのチェックリスト
- ○つのよくある間違い
- 〜のための○ステップ
- ○選
また、リスト形式で記事を書くときのポイントをまとめた資料をご用意しました。以下からダウンロードできるので、ぜひチェックしてみてください。
型2. チュートリアル
チュートリアルは、ツールの使い方やキーワード選定方法のような、モノゴトの手順を解説する記事に適しています。
以下が、チュートリアル記事の例です。

サイトやブログのSEO(検索エンジン最適化)は、キーワード選定がすべての出発点です。キーワードを決めずに、思いつきでコンテンツを書き続けても、SEOによる集客はうまくいきません。 そこでこの記事では、サイトやブログのキーワード選定の方法をご紹介します。本文で解説している関連キーワードの抽出方法...
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『Ahrefs』 というツールを知っていますか? Ahrefsは、SEOの被リンク分析ツールとして有名ですが、その実態はコンテンツマーケティングやSEO全般をカバーするオールインワンツールです。自社サイトの解析はもちろん、競合分析、キーワードリサーチ、コンテンツネタ調査など、すべてAhrefs...
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チュートリアル形式で重要なのは、視覚化です。説明するのではなく、いかに見せるか。
たとえば、「自宅でできる5ステップヨガエクササイズ」 という記事があったとしましょう。もし写真や動画が一切なく、すべてテキストで説明されていたら、読みませんよね。エクササイズのイメージが湧かないからです。
スクリーンショットを多用したり、インフォグラフィックを作ったりして、見ただけで内容が頭に入ってくるような工夫と配慮が、チュートリアル記事には必要です。
型3. 事例・結果
成功事例や結果は、人の興味を強烈に引きます。
もし、成果を出した事例や結果を提示できるなら、事例・結果の型をお試しください。
そもそもなぜ、成功事例や結果の型がうまくいくのか?それは、事例や結果を提示されると、「なぜそうなったのか?」という理由を人は知りたくなるからです。続きを読み進める強力な動機が生まれるわけです。
結果・事例の型で記事を作るときのポイントは、3つあります。
1. タイトルで結果・事例を訴求する
タイトルで、結果・事例の具体的な数字を提示します。「○○%アップ」 「○○○人増加」 など(結果・事例のパーツは、タイトルの先頭に配置したほうがいいです)。
例: 流入数を1ヶ月で170%アップさせたSEOライティング 7つの秘訣
2. 結果・事例の証拠を素早く提示する
本文では、すぐに結果・事例を提示します。
余計な前置き、遠回しな入り方は不要です。読み手は結果・事例を早く知りたいわけですから、結果・事例の提示が遅くなると離脱されます。
3. 結果・事例の根拠を羅列していく
結果・事例を提示したら、あとはその根拠を述べていくだけです。
このとき、「リスト形式」もしくは「チュートリアル」、どちらかの型を使うことをオススメします。結果を出せた理由や根拠を並べていくなら、リスト形式を。結果に至るまでの詳細なハウツーを解説するなら、チュートリアルを選びます。
型4. 問題提起・煽る・問題解決
問題や課題を抱えるターゲットには、「問題提起・煽る・問題解決」 の型が適しています。
以下の3ステップで書いていきます。
読み手が抱える問題点や課題を指摘する
具体的な描写で危機感(恐怖)を煽る
問題点や課題の解決策を提示する
この恐怖と希望の振り幅が大きければ、先へ読み進めようというモチベーションが読み手に生まれます。
以下は、問題提起・煽る・問題解決の型の記事例です。

「毎日SNSを投稿してるのに誰も見てくれない・・・」 「SEO会社にに記事作成を依頼したのにアクセスが増えない・・・」 「ブログもダメだった・・・次は何を試そうか・・・」 こんな悩みはありませんか? インターネットでの集客や販売に乗り出してみたが、うまくいってる気がしない。新しい方法...
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「オウンドメディアって、やる意味あるのかな……?」 「成果が出なくて、すぐやめてしまった……」 「なんとなく競合がやっているから始めたけど、目的が曖昧……」 オウンドメディア運営で、こんなことに悩んでいませんか? もし、上記の悩みを抱えているなら、ぜひ続きを読み進めてみてください。 ...
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型5. とは
用語解説系の記事に便利なテンプレートです。
あまり説明の必要もないかもしれませんが、「○○○○○○とは?」というタイトルで、用語の定義を解説していく型です。

「いかがでしたかブログ」とは、記事の最後に必ず「いかがでしたか?」 を使うブログ記事を揶揄した言葉です。おそらく、あなたも見たことがあると思います。 「いかがでしたか?」は、締めの言葉としてたしかに使いやすい。記事の最後に挿入しておけば、なんとなく締まりがいい印象になるので、書き手としては非常...
「いかがでしたかブログ」とは、記事の最後に必ず「いかがでしたか?」 を使うブログ記事を揶揄した言葉です。おそらく、あなたも見たことがあると思います。 「いかがでしたか?」は、締めの言葉としてたしかに使いやすい。記事の最後に挿入しておけば、なんとなく締まりがいい印象になるので、書き手としては非常...
この型を使うときは、ただの用語解説(キーワードの説明文)で終始してはいけません。そんなもの、世の中にいくらでも転がっているからです。自分のブログにわざわざ載せる必要性がありません。
だからこそ、「自分はこう考える」という独自の見解をプラスしないといけません。
- 一般的な定義
- 独自の解釈
- 独自の解釈に結びつく商品・サービス
という形にすると、味気ない用語解説も、訴求力のある記事に生まれ変わります。
まとめ:シンプルな型を使ってサクサク記事を作ろう
この記事では、以下の5つの記事テンプレートをご紹介しました(クリックで、各テンプレートの解説に移動します)。
これら5つは、多くの人に読まれることが実証されている型です。いずれもシンプルでわかりやすく、情報の価値が伝わりやすい構成になっています。ぜひ、ブログ記事の作成にご活用ください。
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