メディア設定では、メディアライブラリに関する下記の設定を行います。

  • 生成される画像サイズの設定
  • 画像の保管場所をフォルダで分類するかどうか

特別な理由がなければ、デフォルトの設定でも問題はありませんので、当記事を参考に必要な箇所だけ設定を変更していただければ幸いです。

メディア設定

WordPressの管理画面左メニューから下記へ進みます。

設定 > メディア

設定からメディア設定を開く

下記がメディア設定の画面で「画像サイズ」と「ファイルアップロード」項目が存在します。順番に設定していきましょう。

メディア設定で開く

画像サイズの設定

メディアライブラリに画像をアップロードすると、「サムネイル」「中サイズ」「大サイズ」の3つの画像が追加で自動生成されます。

「画像サイズ」では、これらのサイズを調整でき、エディタ上から各サイズを選択できます。普段使用するサイズが決まっている方は登録しておくといいですね。(フルサイズは元画像のサイズです。)

エディタで画像サイズを選択する

各サイズを設定する

画像サイズに入力した幅や高さは、長辺に合わせて、アスペクト比を保ったままリサイズされます。例えば、デフォルトの設定で「1920 x 1280 px」の画像を追加すると下記の画像が生成されます。

サムネイルのサイズ 150×100(チェックが入っていると150×150)
中サイズ 300×200
大きいサイズ 1024×684

ただし、サムネイルのサイズは、「サムネイルを実寸法にトリミングする」にチェックが入っていると、元画像の比率に関係なく決められたサイズにトリミングされます。

画像ごとにトリミングしたい場合は、「メディアライブラリ」から行います。

特定の画像サイズを生成しない

デフォルトでは3つのサイズが自動的に生成されますが、必要ない画像は生成して欲しくないですよね。

そんな時はメディア設定の各サイズの幅と高さに「0」を入力してください。これで特定のサイズの自動生成を防ぐことができます。

厳密には、メディア設定以外にも生成されるサイズが存在します。これらのサイズはテーマファイルや「options.php」を編集して対応する必要があります。

ファイルアップロード

メディアライブラリにアップロードしたファイルは、「upload」ディレクトリに保管されます。

ファイルアップロード項目の「アップロードしたファイルを年月ベースのフォルダーに整理」にチェックを入れると、下記のようにファイルを年月別のフォルダで分けて管理してくれます。

チェック無し …/wp-content/uploads/画像ファイル.jpg
チェック有り …/wp-content/uploads/2021/04/画像ファイル.jpg

フォルダで分けるメリットは、メディアライブラリ内のファイルが増えてきた際にバックアップ・管理がしやすいことです。継続的にコンテンツを制作し、メディアの規模を大きくしていきたい方は、チェックを入れておくといいかもしれません。

まとめ

メディアライブラリで自動生成される画像や保管場所の設定方法について解説しました。メディア設定では以下のことができます。

  • 生成される画像サイズの設定
  • 画像の保管場所をフォルダで分類するかどうか

しかし、これらの設定はアップロード時に適用されるため、途中で設定を変更した場合、既存のファイルには反映されません。そんな時は、下記のプラグインで画像を再生成できますので、合わせて導入してみてください。

あわせて読みたい関連記事

第1回 :メディアの設定(当記事)
第2回 :メディアライブラリの使い方
第3回 :メディアファイルのフォルダ整理
第4回 :画像ファイル名を一括変更
第5回 :サムネイルの一括再生成
第6回 :未使用画像のみ抽出・削除
第7回 :画像をWebPに一括変換

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