ブログのトップページには、何を載せるべきか?

載せるべきコンテンツがわからず、悩むことも多いかもしれませんが、ブログのトップページに載せるべきコンテンツの種類は、ある程度限定されます。パターンを知ってしまえば、悩むことはなくなるはずです。

この記事では、ブログのトップページに載せるべきコンテンツと、逆に注意が必要なコンテンツについて、それぞれ解説していきます。

トップページにどんなコンテンツを載せるべきか?
本稿では理論的に解説していますが、感覚的に掴みたい人はTCDのデモを10サイトほど横断的に見てください。

ブログのトップページに載せるべきコンテンツ

ここでは、ヘッダー、サイドバー、フッターなどの各ページ共通要素については、説明を省略します。それらを除いたトップページのコンテンツ部分(メインエリア)を解説していきます。

トップページのメインエリア

この記事で言うブログのトップページとは、赤枠で囲った部分(メインエリア) のことを指します。

では、ブログトップに掲載するコンテンツの種類を見ていきましょう。

新着記事

新着記事の情報は、何度も訪問してくるリピーター向けに必須です。

新着記事のイメージ

新しい記事が投稿されているのか、いないのか、すぐに認識できるようにしましょう。WordPressの場合、デフォルトで新着記事が表示される設定になっているテーマ(テンプレレート)も多いです。

ある程度の記事数になるまでは、トップページを特にいじらずに、新着記事が順に並んでいる構成のままでも大丈夫です。

記事が増えてきたら、以下で紹介するように、オススメ記事やランキングなどを表示するといいでしょう。

特に読んでほしい記事

オススメ記事や特集記事という形で、特定の記事をトップページで訴求するのもオススメです(読んでほしい記事への導線を設置する)。収益用のページに誘導してマネタイズすることもできます。

特集記事のイメージ

あるいは、閲覧数をもとに自動で生成されるランキングを掲載するのもオススメです。

ランキングのイメージ

順位の高い人気記事はどんどん読まれ、訪問者の目につきやすくなります。PV(ページビュー)・回遊率のアップに効果的です。

トップページへの掲載に注意が必要なコンテンツ

以下に挙げるコンテンツは、トップページへの掲載に注意が必要です。

工夫して載せないと、ブログの利便性(ユーザビリティ)を下げてしまい、訪問者の満足度が下がる恐れがあります。

サイト紹介や運営者プロフィール

長々としたサイト紹介や運営者プロフィールは、トップページに載せないほうがいいです。

もし載せる場合は、軽く概要だけを書いて「ABOUTページ」「運営者情報」といった詳細ページへリンクを貼りましょう。

何度もブログを訪問するリピーターからすれば、長々としたサイト紹介や運営者プロフィールを毎回見せられるのは、非常にうっとおしいです。ブログの利便性も悪くなります。

サイト紹介や運営者プロフィールは、トップページのコンテンツ部分ではなく、サイドバーの上部に配置することをオススメします。

サイドバーのプロフィールボックス

現代の多くのブログでは、サイドバーの上部にサイト紹介や運営者プロフィールを載せていて、そのスタイルが主流になっています。普段見慣れている配置なので、訪問者は違和感を覚えませんし、メインエリアの閲覧を邪魔することもありません。

メルマガ登録への誘導

長々としたメルマガの紹介文も、トップページに載せないほうがいいです。

登録済みの人からすればうっとおしいので、簡潔な文言+登録リンクを設置する程度にしましょう。

また、そもそも論として、メルマガ登録のバナーやリンクは、登録したいと思った人だけにクリックしてもらえればいいわけです。興味本位レベルの人がクリックしても、登録に至る確率は低く、トップページに戻ることなくそのまま登録ページを閉じてしまうことも十分にあり得ます。

したがって、メルマガ登録のバナーやリンクは、トップページよりも記事下のCTA(コール・トゥ・アクション)やサイドバーの下部に設置したほうが効果的です。

CTAの設置イメージ

興味本位レベルの人のクリックを減らし、登録意欲が高い人のアクセスを集められます。

アフィリエイト商品のランキング

トップページに、アフィリエイト商品のランキングを設置すべきか否か?

これは、ケースバイケースです。
トップページで対策しているSEOキーワードの種類で判断します。

「○○○ 比較」「○○○ ランキング」「○○○ おすすめ」といったキーワードをトップページで対策しているブログ(典型的な比較サイト)であれば、アフィリエイト商品の比較やランキングのコンテンツを配置しても大丈夫です(むしろ推奨)。

比較したい、という検索ニーズがあるわけですから、比較やランキングを載せることが検索ユーザーのニーズを満たすことになるのです。

逆に言えば、上記のようなキーワードをトップページで対策していないブログであれば、比較やランキングを配置する必要性はありません。「○○○ 比較」などのキーワードを対策した個別記事に配置しましょう。

トップページにも比較やランキングのコンテンツを掲載すると、そのような個別記事との重複(カニバリ)が起こるリスクがあり、SEOのパフォーマンスが悪くなりやすいです。

キーワードの検索ニーズ(検索意図)に沿った情報だけを載せる、という原則は、トップページでも同じです。

「とにかく売りたいから」と、検索意図に沿わない比較・ランキングを無理に配置するのはやめておきましょう。

WordPressにおけるトップページの設定方法について

記事数がまだ少ないときは、新着記事をただ並べるだけの構成でも問題ありません(トップページのカスタマイズは記事数が揃ってからでいい)。

その場合は、以下の手順で設定します。

最新の投稿を選択

ホームページの表示を「最新の投稿」にする。

「設定」から「表示設定」を選

ダッシュボードから、「設定」→「表示設定」をクリック。


 
これで、新着記事が並ぶ形のトップページになります。

オススメ記事や特集記事、ランキングなどを設置する場合、使用するテーマ(テンプレート)の仕様によって、設定方法は変わってきますが、ウィジェットで設定したりテーマ独自の機能で設定したりします。

TCDテーマの場合は、テーマオプション機能を使うことで、トップページの各コンテンツを柔軟に設定できます。

TCDテーマオプションは、トップページの各コンテンツを柔軟に設定可能。
直感的かつ簡単に操作できるので、WordPress初心者でも自由度の高いトップページが作成できます。

まとめ

ブログのトップページに載せるべきコンテンツは、以下2点です。

  • 新着記事
  • 特に読んでほしい記事(オススメ記事や特集記事、ランキング)

この2つは最低限、載せておきましょう。

ほかのコンテンツを載せる場合でも、上記2つのコンテンツの閲覧を邪魔しない形で掲載する必要があります。特に、サイト紹介や運営者プロフィールを長々と書いてしまい、ブログの利便性を落としている例は意外に多いので、注意しましょう。

今回はトップページについての解説でした。
ブログのサイドバーのコンテンツについて解説している以下の記事も、併せてチェックしてみてください。