もしかしたら、あなたが今まで見聞きしてきた「ブログで稼ぐための情報」は間違っているかもしれません。
例えば、
- 検索ボリュームの多いキーワードをツールで探しましょう
- Google検索上位のブログ記事を真似して記事を書きましょう
- とりあえず記事を書いて順位が上がるのを待ちましょう
といったアドバイスはよく見かけますが、残念ながらこれらのアドバイスに従っても、ブログで稼げる可能性は非常に低いです。間違ったアドバイスだといえます。
なぜ、そう断言するのか。理由も掘り下げて書いていきます。
さらに、コンテンツ(記事)の作成方法やネタの発掘方法、アクセスの集め方など、「ブログによる情報発信ビジネスで稼ぐための大原則」もご紹介します。今回お伝えする大原則を知れば、ブログ運営において何をすべきかが明確になり、余計な情報に惑わされることなく日々の作業を進められます
目次
絶対に競合ブログの真似をしてはいけない
ブログで稼ぐために、絶対にやってはいけない行為があります。
それは、Google検索結果の競合のブログ記事を安易に真似することです。恐らくあなたは、以下のような理論に触れたことがあるかもしれませんし、実際に実践しているかもしれません。
- Googleはユーザーにとって最適なページを常に上位表示させる
- つまり今現在上位表示しているページはユーザーにとって有益なものである
- したがって検索上位のページの内容を真似すれば上位表示できる
これはありとあらゆる場所で蔓延している理論ですが、不完全な理論です。
なぜなら、「Googleはユーザーにとって最適なページを常に上位表示させる」という前提がそもそもの間違いだからです。
Googleがユーザーファースト(参考:Googleが掲げる10の事実)という理想を掲げているのは事実ですが、肝心の検索アルゴリズムの技術が理想に全く追いついていないという現実があります。
あなたの普段の検索行動を思い出してみてください。いつもGoogleの検索結果に満足しているでしょうか? 「なぜ、こんなページが1位なんだ? おかしいだろ」という不満を抱いたことはありませんか?
Googleの検索アルゴリズムは決して完璧ではありません。Googleの検索エンジンは所詮機械ですから、現実のユーザーのニーズや感情を正しく理解できてはいないのです。
単にGoogleが保有するデータベースを基に、「恐らく現時点ではこのページが関連性が高そうだ」と判断されたページが上位表示しているに過ぎません。
Googleが認識しているユーザーニーズと、現実の人間が抱いているニーズは、必ずしも一致しないという点は認識しておくべきだと思います。Googleの機械が見ている世界と我々が見ている世界は違うのです。
事実、読み手を完全に無視したキーワード詰め込み型のコンテンツでも当たり前に上位表示している有様です。
ちなみに、書かれている情報の正否もGoogleには判断できません。誤情報やデタラメで構成されたコンテンツだとしても、関連するキーワードやトピックが網羅されていれば普通に上位表示できてしまう・・・。残念ながら、これが現時点のGoogleの限界なのです。
ここまでの説明を理解すれば、検索上位の競合のブログ記事を模倣することは合理性に欠けた行為だとわかるはずです。検索上位のコンテンツは現実のユーザーニーズを必ずしも的確に反映しているわけでもなく、情報の正否も全く当てにならない。
そのようなコンテンツを安易に模倣したところで、ユーザーにとって価値あるコンテンツにはなりにくいのです。あくまでGoogleの機械が喜ぶコンテンツに仕上がるだけです。
「いやでも、上位表示できるなら別にそれでいいじゃないか。ユーザーファーストなんて綺麗事だよ」
もしかしたら、このような反論があるかもしれません。正論にも聞こえますが、これも詭弁であり誤った認識だと断言できます。
そもそも、何のためにブログを運営するのでしょうか? 何のためにコンテンツを作るのでしょうか?
ビジネス的な目線でいえばお金を稼ぐためですよね。そしてブログでお金を稼ぐには、ブログに訪問してくれるユーザーに価値あるコンテンツを提供しなければいけません。では、価値あるコンテンツとは何でしょうか?
検索上位の競合を模倣して申し訳程度に情報を付け足したコンテンツでしょうか?
検索上位の競合が盛り込んでいる見出し(トピック)を全網羅したコンテンツでしょうか?
関連キーワードを片っ端から詰め込んで作られたコンテンツでしょうか?
そうではありません。このようなやり方ではオリジナリティに乏しい、競合の劣化コピーが出来上がるだけです。
ユーザーが本当に価値を感じるコンテンツとは、「他とは違う」「こんなの初めて知った」「こんな考えがあったのか」といった気付きを与えてくれる独自性のあるオリジナルコンテンツです。
マーケティングの世界では「difference is better than better」という格言があります。日本語に訳すと「違いは良いより良い」となり、少し意味を掴むのが難しいのですが、他と違うということは他より優れているということよりもずっと良い(価値がある)ということです。
検索結果の競合のコンテンツ内容を踏襲しつつ、そこに少しだけ情報を追加するというやり方がコンテンツSEO界隈で横行していますが、それでは結局「他よりちょっと良い」という程度のコンテンツしか作れません。そしてユーザーはその程度の違いには気付きません。
だからどのコンテンツも同じに見えます。「ここも同じこと言ってるなぁ・・・」という感情になり、コンテンツに価値を感じてもらえないわけです。
したがって、検索上位のコンテンツを意識して、そのコンテンツとの差分を埋めるSEO的なアプローチよりも、検索上位のコンテンツとは全く毛色の異なるコンテンツを作る必要があります。
他と同じものを作るのではなく、他とは全く違うものを作る。コンテンツの乱造時代において注目を集め、独自の価値をユーザーに提供するには、この考え方が極めて重要です。
検索結果の競合のリサーチをするにしても、それは競合のコンテンツ内容を模倣するためではなく、「これらの競合との違いを生み出すにはどうすればいいか?」という差別化要因を見出すためにおこなうべきです。他者の真似をしている場合ではありません。
コンテンツの意外性・独自性・新規性
ブログによる情報発信ビジネスではコンテンツが最重要です。
コンテンツが平凡でつまらないものなら読み手に見向きもされません。アクセスも増えず、稼げる可能性はゼロになります。
だからこそ、前章でもお伝えしたとおり、検索上位の記事を真似しただけのつまらないコンテンツを作るのではなく、読み手の興味・関心を引き付け、気付きを与え、価値観を変えるようなコンテンツを発信しなければいけません。
そのために意識したいのが、意外性・独自性・新規性の3つです。コンテンツには意外性・独自性・新規性の3つの要素いずれかが絶対に欠かせず、もしこれら3つ、いずれにも当てはまらないコンテンツであれば、それは不完全なコンテンツであるといえます。
意外性とは?
意外性とは、ユーザーの価値観や常識を裏切る強力なメッセージのことを指します。
相手の価値観や常識の範囲内の事実を伝えたところで、「あー、そうですね」という程度の反応しか引き出せません。
例えば「ダイエットは食事制限と適度な運動が大切です」というメッセージには意外性の欠片もなく、大多数の人は興味を示さないでしょう。
一方で「ダイエットに運動はいらない! 動いて痩せるという発想が無意味な理由」というメッセージならどうでしょうか? 適当に作ったメッセージなので事実の正否は置いておくとして、ユーザーの注意を引き付ける力は確実にこちらが上でしょう。ダイエットに運動が不要というメッセージは、多くの人の価値観や常識と反するからです。
意外性のあるメッセージにより「え、それってどういうこと?」「ちょっと待って、何それ?」といったユーザーの感情を引き出すことができれば、コンテンツは確実に読まれます。
そのようなコンテンツを多数ブログに掲載することで、ありきたりな一般論をまとめただけのコンテンツで勝負するライバルに大きな差を付けることができるはずです。
独自性とは?
独自性とは一次情報のことです。
大多数の人が参照していないオリジナルの情報源を使うことでコンテンツの独自性が担保され、「ここは他とは違う」という感情をユーザーに与えることができます。
一次情報にはいくつか種類があり、以下に挙げるようなものが代表的です。
- 独自の事例
- 独自の研究
- 独自の体験
- 独自の考察
要は、あなた自身のフィルター(価値観や経験)を通したコンテンツを作りましょう、ということです。自身のフィルターという一次情報を通したコンテンツは基本的に他者に模倣されることがありません。唯一無二のオリジナルコンテンツに仕上がります。
例えば、「ブログで稼ぐには100記事必要なのか?」というコンテンツなら、実際に100記事を投稿して起こった結果や100記事投稿までの過程、100記事もの数が本当に必要かどうかの考察などを盛り込めばオリジナルコンテンツになります。
「コンテンツマーケティングとは?」というコンテンツなら、コンテンツマーケティングに関する一般論をダラダラと説明するのではなく、世の中でおこなわれているコンテンツマーケティングの問題点や課題に対して独自の体験や事例をもとに問題提起をおこない、「ではどうするべきか?」という解決策を提示すれば独自性のあるコンテンツになります。
このように、独自性はコンテンツの根幹を支える要素です。「ほんのちょっとオリジナル要素を追加すればいいだろう」ではなく、コンテンツのアイデアそのものがオリジナルでなければいけません。オリジナル画像を挿入すればOK、競合が書いていないことを少し足せばOK、といったレベルの話ではないのです。
ちなみに、独自性はGoogleが重視する要素でもあるので、SEOの観点からも決して無視できないものです。
SEOを成功させるには、独自性のあるオリジナルコンテンツが不可欠です。 オリジナルコンテンツを優遇するGoogleの流れは加速しており、他サイトの情報を切り貼りしただけの付加価値のないコンテンツは評価されづらくなっています。 コンテンツの独自性が重要なのは疑いようのない事実ですが、「そもそも独...
「SEO記事は一般論をわかりやすくまとめればいい」という考えでは上位表示は難しく、仮に上位表示したとしても、一般論しか書かれていないつまらないコンテンツに価値を感じるユーザーはいません。どのみち、コンテンツとしての役割を果たせないわけです。
新規性とは?
新規性とは、字のごとく新しさ、New感のことです。
大多数の人は古いものより新しいものが好きです。新型のスマートフォン、新発売のスイーツ、新開店のお店などは、多くの人の注目を集めます。コンテンツも同じであり、新しさを演出することで「これまでとは違う」「これは期待できそうだ」といった感情をユーザーに与えて注目を集めることができます。
ここでのポイントは、完全に新しいものである必要はない、ということです。使い古された概念やありふれたテーマだとしても、新しさを感じさせる表現でコーティングすることで新規性を演出できるからです。
例えば「SEO(検索エンジン最適化)」という言葉の進化系として登場した「SXO(検索体験最適化)」。当時、ある程度Webの知識がある人たちにとって、SEOという言葉は新鮮さのないありふれた概念だったと思います。「SEO? ああ、それは知ってるし、もうやってるよ」という反応も多かったはずです。
しかし、SEOを進化させた新しい概念としてSXOが登場したことで、この新しい言葉はユーザーの注意や興味を引き付けることになったわけです。
どれほど有益なことを語っていたとしても、それがユーザーにとって既知の事実であれば、反応は取りづらくなります。「それはもう知ってるよ」と思われれば、コンテンツは読まれません。
だからこそ、アイデアをいかに新しく、そして魅力的に見せるかが問われるのです。先ほどの例のようにオリジナルの造語を作るのもいいですし、コンテンツのタイトルを工夫するのもいいでしょう。一例として、「ついに」「これまでにない」「公開」「最新」といった単語は新しさを醸し出してくれます。
普遍テーマ × 独自視点
= 読まれる記事
ブログで稼ぐには、記事が多くの人に読まれる必要があります。そのためには以下の公式が非常に重要です。
普遍テーマとは、多くの人が興味を持つであろう(社会的関心度の高い)以下のような事柄のことです。
健康・美容 | 人間関係 | お金・ビジネス |
ダイエット 筋トレ 食生活 健康増進 ストレス軽減 |
交際 デート 結婚 子育て 性 |
起業 マーケティング アフィリエイト ブログ ネットビジネス 投資 副業 節約 |
【健康・美容】、【人間関係】、【お金ビジネス】はBIG3と呼ばれている巨大市場であり、お金が大きく動く場所でもあります。人間の欲求と密接に関係しており、興味・関心を引く力が非常に強いです。
これらを先ほどの「意外性・独自性・新規性」の要素を駆使して、独自の切り口・視点で語ると、大勢に読まれる記事を作りやすくなります。
例として、普遍テーマ × 独自の切り口・視点で作った記事タイトルのサンプルを以下に記載しました。
- ダイエット × 意外性:「ダイエットに運動はいらない!動いて痩せるという発想が無意味な理由」
- 交際 × 独自性:「【実体験】結局、見た目を整えたら恋愛は全て上手くいった話。トークスキルなんていらない」
- ブログ × 新規性:「ブログで稼ぎたいならSEOではなくSXO的発想が必要だ」
扱うネタは普遍的なものを。しかし、切り口はエッジを効かせる。これがブログ記事に注目を集めるシンプルかつ最善の方法です。
多くの人が関心を持つテーマをそもそも扱うので大きく外す心配がありませんし、意外性や独自性、新規性の要素でエッジを効かせるのでその他大勢の無難なコンテンツとの差別化もできます。
さらに、SEOのキーワードだけに頼るやり方よりも、ずっと面白いコンテンツになりやすいという利点もあります。キーワードだけから企画を考えるやり方は「Googleにいかに好かれるか?」という方向に思考が流れやすく、人間のユーザーの存在を無視してしまいがちです。
Googleは正直言って気まぐれであり、頻繁に態度を変えてきます。どれだけ好かれるよう尽くしても、そして実際に好かれて検索上位になったとしても、ある日突然、理不尽に順位を落とされることは日常茶飯事です。
Googleに媚びたコンテンツを作るのは全く割に合わない努力なので、ぜひ、「人が見て面白いと思うか、有益だと感じてもらえるか」という視点でコンテンツを作ってみてください。ブログの価値を本質的に向上させるには、そのようなコンテンツを積み上げていくしかないのです。
最後に、記事ネタに関する補足として、ネタのヒントを探す際に役立つサイトやツールをご紹介します。
まず外せないのが「はてなブックマーク」。
ブックマーク数が可視化されているので、多くの人に読まれている記事が一目でわかります。どのようなネタに人は関心を持つのか、どのような切り口であれば興味を引けるのか、といったことのリサーチに役立つはずです。
ざっと眺める程度でも構いませんので、はてなブックマークのチェックを日課にすることをおすすめします。
詳細にリサーチするなら、キーワード検索します。
検索結果の並び順を人気順にすると、以下のようにキーワードに関連したブックマーク数の多い記事が順に表示されます。
はてなブックマーク以外では、有料ツールですが「Ahrefs」を使う方法があります。
『Ahrefs』 というツールを知っていますか? Ahrefsは、SEOの被リンク分析ツールとして有名ですが、その実態はコンテンツマーケティングやSEO全般をカバーするオールインワンツールです。自社サイトの解析はもちろん、競合分析、キーワードリサーチ、コンテンツネタ調査など、すべてAhrefs...
AhrefsはSEOの被リンク分析やキーワード調査ツールとしての側面が強いのですが、ソーシャルでのシェア数もチェックできるので、自分のブログあるいは競合ブログにおいて、どのようなコンテンツがユーザーに支持されているのかを分析できます。
サイトエクスプローラーに自分のブログもしくは競合ブログのURLを入力
「ページ」⇒「上位コンテンツ」をクリック。ソーシャルでのシェア数が多いコンテンツをチェックできる
コンテンツの露出経路を大量に用意する
ここまで、ブログのコンテンツ作成に関する基本原則をお伝えしてきました。
最後に、作ったコンテンツをいかにしてユーザーに届けるか?という露出経路に関する原則を紹介します。
どれほど面白く有益なコンテンツであったとしても、そのコンテンツを多くの人に見てもらう工夫をしなければ意味がありません。「順位まだ上がらないなぁ・・・」と、Googleからの評価をただ待っているだけではいけないということです。
それでは恐ろしく時間がかかりますし(新規ドメインの場合は特に)、必ず上位表示するという保証もありません。
ここで結論を述べますが、アクセスは待つものではなく獲りにいくものという意識の転換が必要です。
TwitterやInstagram、YouTube、note、メルマガ、SNS広告、検索連動型広告など、あらゆる露出経路を駆使してアクセスを能動的に集めることが極めて重要です。やれることはすべてやる。この意識を持つことで、ブログの成長スピードが加速します。
「そんなに多くの媒体を運用するなんて無理だよ・・・コンテンツも大量に用意できないし」と思われるかもしれませんが、コンテンツは同じものを使い回せるのでゼロから作る必要は必ずしもありません。
例えばTwitterに投稿する文章は、ブログの記事を細切れにしたものを流用できます。元記事のボリュームにもよりますが、1記事から20ツイート分の投稿用文章を用意することも可能です。
YouTube動画であれば、ブログ記事の要約動画を投稿する、あるいは単にブログ記事の文章を喋るだけでもいいでしょう。
検索連動型広告であればブログ記事をそのまま出稿するだけで済みます。
このように、核となるコンテンツが存在していれば、それを細分化して各種SNSで発信したり、あるいはそのまま広告配信したりして、露出を拡大することができます。
そもそもの話、全ての人がGoogle検索を通じてコンテンツを見つけるわけではありません。もちろん検索エンジンのシェアでいえばGoogleが圧倒的ですが、全員が全員Google検索で調べものをしたり物を買ったりするわけではないのです。
ブログの集客手段をGoogleに限定する合理性は全くないため、ぜひ、露出経路を多く確保してアクセスを獲りにいってください。SEOだけに固執してGoogleしか見ていないライバルに一気に差を付けることができるでしょう(コンテンツの品質、アクセスの効率性ともに)。
特にSNS広告や検索連動型広告など有料の集客手段は、アクセスを得るまでの確実性とスピードが無料の集客手段とは段違いです。
もちろん費用がかかるので、本当にお金が厳しい場合は手を出せないかもしれませんが、もし貯金に少しでも余裕があるなら、広告出稿を検討してほしいと思います。
SEOで1年以上頑張っても成果ゼロだったにも関わらず、広告出稿したら翌日には収益が発生したというのはよくある話です。周囲のライバルが無料にこだわり、Googleに評価されるのをただ待っている状況で、あなたはお金を投資して効率的に集客している・・・。
これは一人だけ違うゲームに参加しているようなもので、圧倒的に有利な状況を作り出せます。
ブログはお金(資本)を投下しなくても始められる手軽なネットビジネスという印象が強いですし、それは事実でもあるのですが、資本投下することで成功までの期間を短縮できるという点はぜひ知っておくべきだと思います。
まとめ
今回ご紹介したブログで稼ぐための大原則は、目新しい原則のように感じたかもしれませんが、一昔前のブロガーの多くは当たり前に実践していた原則だと思います。
昔は検索上位のコンテンツを模倣したりキーワードを多く詰め込んだりといったやり方は、今ほどおこなわれていませんでした。
現在はコンテンツSEOという概念があまりに普及したせいで、Google起点のコンテンツ作成手法が横行し、あたかもそれが唯一絶対であるかのような錯覚を抱きがちですが、それはコンテンツ作成手法のごくごく一部でしかなく、しかも多くの点で問題を孕んでいます。
今こそ、ブログ運営の原点に立ち戻るべきではないでしょうか。周りのライバルがGoogleという狭い世界だけを見てコンテンツを作っている状況において、あなたはぜひ、この記事で解説してきた原則を意識して、面白く有益なコンテンツを作ってほしいと思います。
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はじめまして。
書籍系や雑誌系のライターとして活動してきましたhontoiruと申します。
こちらの記事にとても胸がスカッとしましたので、コメントさせていただきました。
私はWEBライターとしては素人ですので、数か月前からブログを立ち上げ、SEOについてや、ネットでの読みやすいテキスト作りについてイチから勉強しているところです。
しかし、あちこちのライティング指導の記事で、競合サイトのばれないコピーを作ることがSEOとして最適であるという論が、もっともらしく語られているのに驚きました。
どこを見てもそういった話ばかりなので、ネットでプロのライターとして書く意義を見失うほどでした。
セールスを前提としていても、書くからにはどんな些細なことでも「自分にしか書けないもの」を模索していくのが当たり前であると思ってきましたが、それは理想論なのか?WEBでは通用しないのか?とあやうくのまれかけそうになっていました。
偶然、こちらのサイトにたどり着き、「独自性」や「新しい切り口」など他の記事より一歩先をゆく、本当の意味で読者のためになるライティングを推奨されている内容を読んで、ようやく自分の考えが間違っていなかったことに安堵できました。グーグルだけにとらわれず(もちろんそれも大事なことはわかりますが)、その先の読者のことを考えなければ人生の貴重な時間をかける意味はないと改めて思いました。
こちらのサイトのほかの記事もしっかり読んで勉強し、本当の意味での役に立つ記事・サイト作りを行なっていきたいと思います。すばらしい記事をありがとうございました。
はじめまして。
>「自分にしか書けないもの」を模索していくのが当たり前
まさにそうですよね。私たちTCD編集チームも同じスタンスです。
これからも本当の意味で読者のためになるコンテンツを発信していきます。
非常に励みになる温かいコメントをありがとうございました。
ぜひブログサイト運営も頑張ってください!