WordPressのインストール直後に必ず設定しておきたいのが「一般設定」です。サイトの基礎となる設定が多数用意されているので、当記事を参考に確認しましょう。

一般設定とは

サイトのタイトルやURL、言語設定等、最も基本的な設定を行います。間違えると、管理画面にログインできなくなる設定項目もありますので、慎重に1つ1つ確認しながら設定していきましょう。

一般設定の画面

サイトのタイトル

Webサイトの名称を入力します。この名称がブラウザのタブやGoogle検索等に反映されます。タイトルの決め方でお悩みの方は、下記に実例を交えて解説していますので、参考にしてください。

キャッチフレーズ

Webサイトの簡単な説明文を入力します。TCDテーマの場合は、ヘッダーのロゴ横に表示されたり、各ページの「meta description」にも反映されますので、必ず入力してください。

テーマによっては、空白を推奨している場合もありますので、お使いのテーマの指示に従うとよいでしょう。

WordPress アドレス (URL) / サイトアドレス (URL)

この2つはそれぞれ下記のアドレスになります。こちらを利用することで、WordPressが保存されたアドレスとWebサイトのアドレスを分けることも可能です。

WordPress アドレス (URL) WordPressをインストールした場所
サイトアドレス (URL) WEB上でサイトが表示されるURL

これらを不用意に変更してしまうと、管理画面にログインできなくなりますので、変更には最新の注意を払ってください。SSL化するために書き換えが必要な場合は、下記のプラグインがおすすめです。

管理者メールアドレス

WordPressのメンテナンスに関わる情報の送信先となるメールアドレスを設定します。ここで設定したメールアドレスにWordPressのアップデートや新規ユーザー追加等の情報が届きます。

変更時には認証が必要なため、普段利用しているメールアドレス(通知が正しく届く)かどうか確認しておきましょう。

メンバーシップ / 新規ユーザーのデフォルト権限グループ

基本的に「メンバーシップ」はチェックを外すことをオススメします。有効化すると、下記のように「登録」ボタンが表示され、ログイン画面から誰でもユーザー登録できてしまいますので、ご注意ください。

「だれでもユーザー登録ができるようにする」画面

「新規ユーザーのデフォルト権限グループ」は、ユーザー登録時にデフォルトで設定される権限グループですので、最も権限の低い「購読者」のままで問題ありません。権限グループについては下記で解説しています。

サイトの言語 / タイムゾーン等

言語やタイムゾーン等の基本的な設定を行います。日本語のサイトであれば、サイトの言語を「日本」、タイムゾーンを「東京」にしていれば問題ありません。

まとめ

WordPressの一般設定の各項目について解説しました。特に「WordPress アドレス (URL)」や「サイトアドレス (URL)」の変更によって管理画面に入れなくなるお問い合わせが弊社サポートでも多いので、お気をつけください。

また、WordPressには他にも様々な設定が用意されています。各設定について解説してますので、ぜひ下記も合わせてご覧ください。