WordPressの設定で必ず確認しておきたいのが「表示設定」です。設定項目の数は多くありませんが、1つ1つが非常に重要ですので、当記事を参考に設定していきましょう。

表示設定とは

トップページのタイプやアーカイブページで表示する記事の数、RSS、検索エンジン等の設定を行えます。「設定」>「表示設定」からアクセスできますので、各項目を順番にご紹介します。

ホームページの表示

トップページに表示するコンテンツのタイプを選択できます。下記を参考にお好きな方をお選びください。ただし、TCDテーマをお使いの方は、「固定ページ」を選択する必要があります。

詳しい設定方法はこちらで解説していますが、本記事でも軽く触れておきます。

最新の投稿 トップページが「投稿」の一覧ページになります。
ブログサイトの場合はこちらを選択することが多いです。
固定ページ 特定の固定ページをトップページに指定します。
トップページと投稿一覧ページを分けれるため、コーポレートサイト向けの設定です。

もし、この項目が表示されていない場合は、新しく固定ページを作成して公開してください。「公開」された固定ページが1つも存在していなければ、こちらの項目が表示されないためです。

また、固定ページをトップページに指定する一連の流れは下記をご覧ください。

1ページに表示する最大投稿数

記事一覧ページで表示する記事の数を設定できます。例えば、こちらを「6」にすると、下記のように1ページに6件記事が表示されるようになります。(例:Muum

Muumの投稿アーカイブ

表示する記事数にこだわりがなければ、デザインに合わせて記事数を調整するといいですね。上記のように3列で記事が並ぶ場合は、3の倍数(6や12等)にするみたいな感じです。

RSS/Atom フィードに関する設定

WordPressには、公開した記事の情報を配信する機能(フィード)が備わっており、配信された情報は、Feedly等のRSSリーダー上で確認できるようになります。

例えば、当サイトの情報はFeedlyで下記のように表示されます。

Feedlyで表示されている当サイト

「RSS/Atom フィードで表示する最新の投稿数」や「RSS/Atom フィードでの各投稿の表示」は、上記のようなRSSリーダー上で表示される記事数や抜粋文等を調整できる設定です。

しかし、この設定は必ずしも反映される訳ではないため、初期設定のままで特に問題ありません。(最も多く使われている「Feedly」では反映されません。)

検索エンジンでの表示

インデックスを許可するかどうかの設定です。こちらにチェックを入れると、サイト全体に「noindex」が記述され、Google等の検索結果に反映されなくなります。

Webサイトを一般ユーザーに公開している場合は、チェックを外しておきましょう。詳しくは下記で解説しておりますので、ご覧ください。

また、チェックを外したからといって、すぐに検索結果にインデックスされるとは限りません。クローラーが巡回するまでのタイムラグがあるからです。このタイムラグは、サイトの運営年数や規模、ドメインパワーなど複合的な要素に影響されます。

「PuSHPress」プラグインを使用することで、記事のアップを検索エンジンに通知することができます。

まとめ

表示設定の各項目について解説しました。特に検索エンジンの設定にチェックが入ったままだと検索結果に反映されなくなりますので、サイト公開前に必ず確認しておきましょう。

また、WordPressには他にも様々な設定が用意されています。各設定について解説してますので、ぜひ下記も合わせてご覧ください。