コストパフォーマンスに優れたChromebookで、Web会議の定番ツールである「ZOOM」を使う方法について解説します。
- ChromebookにZOOMをインストールする方法
- Chromebook版ZOOMで使える機能
- ZOOMが使えない時の対処法
上記のような疑問を持っている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
ChromebookでZOOMを使う方法
ChromebookでZOOMを使う流れは次の通りです。
- Google PlayストアでZOOMをインストール
- アカウント情報を入力
- 新規ミーティングを起動する
以下で詳しく見ていきましょう。
Google PlayストアでZOOMをインストール
はじめにGoogle PlayストアからZOOMをインストールしましょう。
ページが表示されたら「インストール」をクリックしてください。
インストールが完了したら、アプリのアイコンをクリックしてZOOMを起動しましょう。
アカウント情報を入力
ZOOMが起動すると、下画像のような画面が表示されます。「Sign In」をクリックして、アカウント情報を入力してください。
一度でもログインすれば、意図的にログアウトされるまで継続されます。緊急ミーティングがあった時でも、スムーズにZOOMを起動できるので安心してください。
新規ミーティングを起動する
新規でミーティングを起動する際は「New Meeting」をクリックします。
その後の操作は、通常のZOOMと同じ流れです。WindowsやMacと同じように、ChromebookでもZOOMを利用することができます。
ChromebookのZOOMで使える機能
Chromebook版ZOOMで使える機能を紹介します。
- 背景のマスキング
- ミーティング中のリアクション
- ライブ文字起こし
- ライブ翻訳
- ブレイクアウトルームを指定
- カスタマイズ可能なギャラリービュー
背景のマスキング
Chromebook版ZOOMでは、背景をマスキングできます。ただし、マスキング部分は固定されているため、自分の顔を合わせなければいけません。
WindowsやMacなどのZOOMでは、顔を認識して自動追従してくれますが、Chromebook版は未対応です。今後、追加機能として自動追従型のマスキングが登場する可能性はあるそうです。
完全にマスキングできるわけではない点に留意しておきましょう。
ミーティング中のリアクション
Chromebook版ZOOMは、ミーティング中にリアクションを送信できます。
「Reaction」ボタンをクリックして選択した絵文字が反映される仕組みです。メンバー間で交流を深める際に活用できます。
ライブ文字起こし
GIFのURL:https://blog.zoom.us/wp-content/uploads/2021/10/auto-captions.gif
ZOOMの特徴的な機能であるリアルタイムの文字起こしは、Chromebook版アプリでも利用できます。
自動で字幕を生成してくれるので、聴覚に障害を持ったメンバーがいても安心です。「Live Transcript」→「Enable」の順にクリックすると文字起こしが始まります。
ライブ翻訳
Chromebook版ZOOMは、ライブ翻訳も可能です。文字起こしした言語を別の言語に翻訳して表示できるため、オフショア開発やグローバル企業のミーティングにも役立つでしょう。
ブレイクアウトルームを指定
「ブレイクアウトルーム」とは、かんたんに言うとグループ分けできる機能です。
例えば、大人数でミーティングをしている最中に「今から〇〇時まで、各グループでアイデア出しを行ってください」というようなシーンで役立ちます。
最大50個までのグループを分けられる機能で、Chromebook版でも操作可能です。各グループの内容は、他のグループに分からないようになっています。
カスタマイズ可能なギャラリービュー
Chromebook版ZOOMは、ギャラリービューをカスタマイズできます。1画面に何名まで表示するかを指定できるので、少人数のミーティングから大人数まで柔軟に対応できるでしょう。
ChromebookでZOOMが使えない時の対処法
Chromebookでは、しばしばZOOMが使えなくなる問題が起きます。そんな時は次の方法を試してみてください。
- Chromebookを最新バージョンに更新する
- ログアウト→ログインしてみる
- ZOOMアプリを再インストールする
Chromebookを最新バージョンに更新する
はじめにChromebookが最新バージョンになっているか確認してみてください。
- 右下の設定マークを選択
- 「Chrome OSについて」をクリック
- 「アップデートを確認」をクリック
上記の手順でアップデートがないか確認できます。
Chromebook版ZOOMは、常に最新の状態に自動更新されるため、稀にChromebookのバージョンが追いついていないケースがあるのです。OSを最新バージョンにアップデートしたら、ZOOMが使えるようになるか確認してみましょう。
ログアウト→ログインしてみる
ZOOMアプリからログアウトすると問題が解決されるケースもあります。
- ZOOMを起動
- 一度ログアウトする
- 再度ログインしてみる
アプリ自体に問題がある場合、上記の操作でZOOMが使えるようになる可能性が高いです。ログインする際は、アカウント情報を間違わないように注意しましょう。
ZOOMアプリを再インストールする
Chromebookが最新バージョンで、ログアウト→ログインしても解決できない場合は、ZOOMを再インストールしてみてください。
- ZOOMをアンインストール
- Google Playストアで再度ZOOMをインストール
- 正常に起動できるかチェック
再インストールが完了したら、正常にZOOMが起動するか見てみましょう。
アプリに不具合が生じている場合、再インストールで復帰できることが多いです。また、再インストールと合わせて、Chromebook自体を再起動するのも有効打になります。
Chromebookの電源をしばらく切っていなかった方は、再起動してリフレッシュしてみてください。
ZOOMが日本語化されない時はブラウザ版を使う
Chromebook版ZOOMでは、メニューが日本語化されないこともあります。英語版でも操作を覚えてしまえば問題ありませんが、日本語で利用したい方も少なくないでしょう。
そんな時は、アプリ版ではなくブラウザ版のZOOMを利用するのがおすすめです。ZOOMはインターネットブラウザでも起動できます。
アカウント情報を入力してログインすると、下画像のようなメニューが表示されます。表記は全て日本語です。画面右上にある項目から任意の操作を選択すれば、ミーティングをスタートできます。
ブラウザ版でも操作は全く同じです。アプリ版に問題が起きた時の対応策にもなるので、ブックマークしておくと良いでしょう。
まとめ
ChromebookでZOOMを使う方法について紹介しました。
全ての機能を利用できるわけではないものの、ChromebookでもZOOMを利用することは可能です。今後はChromebook版アプリのアップデートで、追加機能が増える予定とZOOMも発表しています。
WindowsやMacと比較して、まだまだ新参者のChromebookは、稀にZOOMアプリが使えなくなる問題も起こります。そんな時は本記事で紹介した対処法を試してみてください。問題が解決しない場合は、ブラウザ版を利用するのも1つの手段として有効です。
軽快に動作するChromebookとZOOMを活用して、コスパの良いビジネスライフを送りましょう。
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