小説の続きを書いてくれるAiライティングツール「AIのべりすと」をご紹介します。小説の冒頭文を入力すると、続きが出力されます。

「AIのべりすと」とは

AIのべりすと

小説の冒頭文を書いたら、続きの文章を生成してくれるジェネレータです。文章のテイストをデフォルト(Aiにお任せ)、セリフ(セリフ優先)、ナラティブ(地の文)の3タイプから選択できます。

生成した文章は、商用利用も可能とのこと。
AIのべりすと – 利用規約

会員登録しなくても使えますが、無料会員や有料プランも用意されています。扱える文字量や出力可能回数に差があります。

AIのべりすと

生成してみた。

黒色が筆者が書いた冒頭文。水色がツールが書いた文章です。

一つ目

入力した文章が小説調ではなかったので、よくなかったかもしれません。

これまで日本最長の商店街は天神橋筋商店街だと思っていた。しかし、実は日本一なのは高松中央商店街なのだそうだ。知らなかった。

高松中央商店街で買ったお土産を持って帰宅する。
「ただいま」
と玄関を開けると、
「おかえりー!」
という元気な声が聞こえてきた。
「あ! それおみやげ?」
リビングから飛び出してきた七

二つ目

次は少し長めの文章を入力してみました。

真夏の暑い日のことだった。

ファストフード店でアイスコーヒーを注文した。しかし、ホットコーヒーはあるのだが、アイスコーヒーはメニューにないそうだ。外は暑い。「ホットコーヒーに氷入れたらいけるんちゃう」と食い下がってみた。「そういったメニューはございません。」と機械的な反応が返ってくる。

そこでひとつの疑問が。もしや、こいつはAIか?

私は入力内容を変えてみることにした。「わかりました。ホットコーヒー注文します。そのとき氷を持ってきてください」。すると「はい、かしこまりましたぁ」という出力が返ってきた。どうやら私の予測通りだったようだ。
しばらく待つと、「お待たせいたしましたぁ」と言って店員がやってきた。そして、テーブルの上に氷の入ったグラスを置く。だが、コーヒーはまだだ。
私は再び質問をしてみた。「まだですか?」「少々お待ち

冒頭文の内容を汲み取っているのはわかります。外れてはいない。

まとめ

Aiがつくる小説は、話の展開も予想外のことが多く、おもしろいですね。アイデアをもらう、という点では使えるかもしれない、といった感じでしょうか。

これまで色んなAiツールを使ってきましたが、完全にAi任せにできるほどに成長しているものは見たことがありません。

そのため、これからさらにAiが発展するとしても、一定期間はただAi任せにするのではなく、次の手順で人間の手を通すことで制作物を精査する必要があると思います。

  1. 入力を工夫する
  2. 生成結果を編集する