2022年10月、AKB48の公式サイトのサブディレクトリで脱毛アフィリエイトサイトを運営していることが話題になりました。サブディレクトリとは、同じドメイン内でテーマ毎にコンテンツを仕分けるときに用いられるものです。

本来、本体サイトと関連性の高いテーマを扱うページ・メディアを作成する場合に使われており、サブディレクトリも元ドメインの管理者が運用することが通例でした。しかし下記のサイトは、それぞれ別の企業が運用しています。業者が高額料金で枠を買い取った可能性が考えられます。

昨今、大手企業やメディアのメインサイト(コーポレートやEC)のサブディレクトリやサブドメインに収益性の高い「アフィリエイトサイト」が設置される、いわゆる「サブディレ貸し」が増えました。

本記事では、このような法人アフィリエイトサイトからわかる2022年以降求められるコンテンツとその理由について解説します。

サブディレ貸しを行う大手サイト例

権威性の高い法人サイトのドメイン内のサブディレクトリを借りてアフィリエイトサイトを行っている企業が増えてきました。この手法は「サブディレ貸し」「ホスト貸し」「寄生サイト」などと呼ばれています。

企業名 メインサイト サブディレクトリ
株式会社スポーツニッポン新聞社 Sponichi Annex
https://www.sponichi.co.jp/
パーソナルジムアフィリエイト
https://www.sponichi.co.jp/biz/gym/
ウォーターサーバーアフィリエイト
https://www.sponichi.co.jp/biz/water-server/
脱毛アフィリエイトサイト
https://www.sponichi.co.jp/biz/epi/
株式会社財経新聞社 財経新聞公式サイト
https://corp.zaikei.co.jp/
退職代行マイスター
https://www.zaikei.co.jp/jobs/
株式会社小学館 NEWSポストセブン
https://www.news-postseven.com/
ウォーターサーバーアフィリエイト
https://www.news-postseven.com/lab/waterserver/

サブディレクトリが元ドメインと全く関係がないジャンルのアフィリエイトサイトが展開されているのがわかります。そして、これらのサイトは2022年10月時点で、「ジム」「脱毛」「ウォーターサーバー」といったアフィリエイトで高単価とされるジャンルにおいて、上位表示に成功しています。

コンテンツの質については触れませんが、おそらくWEBライターに外注している可能性が高そうです。もはやここまでくると「権威性」を手に入れるために札束で殴り合うSEOゲームです。

法人サイトのサブディレクトリは登記されていることから、信用度が高いとSEOアルゴリズムに認識されています。企業のドメインのアフィリエイトサイトを運営するハック方法に現在のGoogle検索アルゴリズムは対応していません。

ただ、このようなロジックで上位表示されるのはアップデートでいずれ衰退していきます。

サブディレクトリは元ドメインのSEOを引き継いでいる?

元ドメインのWebサイトのSEO評価は引き継がれます。

サブディレクトリの枠を売買することで、初期段階から記事の上位表示が容易になると言われています。いわば中古ドメインを購入する方法とほとんど同じです。しかし、中古ドメインと異なるのは権威性の「非常に高い」サブディレクトリの枠を売買していることです。法人の中でも知名度の高い企業ドメインのサブディレクトリの売買が活発化しています。

このことから、脱毛サイトは運用開始時に10年以上のドメインエイジとドメインパワーを引き継いでいるわけです。ちなみに、アクセスSEO対策ツールによると、AKB公式サイトのドメインパワーは85.6です。

念のために言っておきますと、ドメインパワーやサブディレクトリを活用したSEO施策が卑怯と言うつもりはありません。とはいえ、この流れが続くと資本力が強い上場企業のサブディレクトリを活用したアフィリエイトサイトが検索表示を独占するように思われます。

現在でも。資本金でライターを大量に採用して、マニュアルに基づいた記事がなんだかんだ上位表示されている現実があります。しかし、2022年以降、サブディレクトリやドメインよりコンテンツの「質」がより重視されるでしょう。

つまり、ドメインパワーが低くてもコンテンツの質が高いとGoogleに認識されることで大規模サイトに打ち勝つことができます。

helpful content updateの存在

Googleは2022年8月18日(アメリカ時間)、「helpful content update(ヘルプフルコンテンツアップデート)」を実施しました。

helpful content update(ヘルプフルコンテンツアップデート)とは、ユーザーにとって利便性の高く、独自性の強いコンテンツが重視されるアップデートでした。

Google Search CentralのTwitterアカウントでアップデートを報告しています。

上記のGoogle検索セントラルの記事を簡単に要約すると以下のポイントがあげられます。

  • ユーザーがコンテンツを読み終えた後に十分な情報を得た・有意義な時間を過ごせたと感じているか
  • コンテンツは、商品やサービスを実際に使用したり、場所を訪れたりといった「実体験」に基づいているか
  • 誰向けに書かれているかわかりやすいか
  • コアアップデート商品レビューに関する Google のガイダンスに留意しているか
  • コンテンツの「量」より「質」で勝負しているか
  • 文字数に囚われてコンテンツの「質」が下がっていないか
  • コンテンツ作成の際、自動化(テンプレート)に頼っていないか

そして、上記をさらにまとめると、以下の3つに集約されます。

  • 他記事の切り貼りを行っていない独自性
  • 執筆者の体験談でユーザーがわかりやすい
  • 1記事で読者を満足させる網羅性

また、コンテンツは「文字数」ではなく「質」で判断しているとGoogleはすでに明言しています。

文字数も、キーワードに対してユーザーを150%以上満足できるコンテンツであれば、2000文字程度でも問題ありません。

コンテンツの「質」は文字数ではなく「独自性」「体験談」「網羅性」によって測られているはずです。

コンテンツの質の重要性を示唆するGoogleアップデートが続いている

また、前回のアップデートである2021年12月1日には「商品レビューに関するアップデートとサイト」を行っています。これらのアップデートを要約すると、「商品レビューにおいて画像、音声、商品に関する自分自身の体験を提供しているか」ということです。

近年のアップデートでは、コンテンツの「質」について言及されることが多くなっていることがわかります。

ドメインパワー・ドメインエイジは
200以上ある検索アルゴリズムの一部

ドメインパワーやドメインエイジはGoogleの200以上存在するアルゴリズムの一種でしかありません。

SEO界隈においては「Googleの記事が上位表示されるのはドメインありき」という噂が広まっているからか、中古ドメインの販売や、サブディレクトリの枠の売買がトレンドになっています。

確かにドメインパワーは権威性に寄与する可能性が高いですが、権威性だけが記事の上位表示を決めるわけではありません。

ちなみに記事内単語検索で「コンテンツ」という単語は129回登場していました。それほどコンテンツが重視されていると大御所のSEO会社「Search Engine Journal」も予測しているのでしょう。

以下が引用文です。

1. コンテンツの品質を高める施策を行う。品質を客観的に評価するポイントとして、Google が2012年に公開した「良質なサイトを作るためのアドバイス」や検索品質評価ガイドラインを参考にする。検索品質評価ガイドラインを参考にする場合は、” E-A-T ” 「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の観点を重視する。

88. ドメインエイジ: ドメインを取得してからの時間はアルゴリズムに使用されていますが、特に重要というわけではありません。Googleのマット・カッツ氏によると、取得6か月のドメインと1年のドメインにほとんど違いはなく、オールドドメインを購入するよりも、コンテンツ作りに時間をかけるべきという趣旨の発言をしています。

引用:11 Things You Must Know About Google’s 200+ Ranking Factors

上記を踏まえると、以下のことがわかります。

  1. コンテンツ作りはドメインエイジより重要であること
  2. 権威性は重要ではあるが、専門性や信頼性を上げるためにコンテンツの質に目を向けよう
  3. Googleのアルゴリズムにおいてドメインに関するアルゴリズムは一部。

100点満点を目指すのが無理なのであれば、権威性は一旦忘れてコンテンツ作りを淡々と行っていくと良いでしょう。

ドメインパワーと質を両立する法人アフィリエイトサイト実例

ドメインパワーとコンテンツの「質」を両立しているサイトとして、「実体験」「独自性」「網羅性」を満たしているであろうマイベストが挙げられます。

このサイトでは、実際に商品を購入して自社施設で徹底的に比較・検証しており、2022年10月時点では「インフォグラフィック」を見出しごとに設置するという徹底ぶりです。

インフォグラフィックとは、図解のようなものでユーザーの理解を深めるために最近設置するオウンドメディアが増えてきました。インフォグラフィックがコンテンツSEOに良い影響を与えることは、多くのSEO会社で立証されつつありますが、確定事項ではありません。しかし、ユーザーの理解を促すために行っているSEO施策であることは間違い無いでしょう。

また、マイベストでは編集部の検証も行っており、記事の監修者も業界の一線で活躍する方ばかりです。そのため、マイベストは、WEBサイトとしては脅威の月間数億PVを叩き出しています。法人が「実体験」「独自性」「網羅性」を満たしており、まさに鬼に金棒状態です。

コンテンツの「質」とは?

筆者は、コンテンツの「質」とは「独自性」「体験談」「網羅性」の総合点だと考えています。GoogleのEATに基づけば、「権威性」も重要であることは間違いありませんが、「いますぐ権威性をあげることなんて難しい!」と思う方が大半でしょう。

しかし、コンテンツの質を上げることは権威性に関わらずできるはずです。つまり、いますぐSEOにとってベストな記事を執筆するには「ユーザーが1記事で完結できる上に、他のユーザーが提供していない希少なコンテンツを提供する」ことです。

これが2022年以降より求められるコンテンツにGoogleはシフトしていくでしょう。権威性が強くても、他者の記事を参考にした記事の重要性はいずれ下がっていきます。

そして、上記3つの要因に「権威性」、いわゆるドメインパワーが加わりますが、メディアの新規参入者は権威性以外にできることがあるはずです。表にまとめると以下のようになります。

コンテンツの質 対策できるかどうか
独自性 対策できる
体験談 対策できる
網羅性 対策できる
権威性 対策できることが限られる

「権威性」はGoogleにとってアルゴリズムの1部です。しかし、SEOはコンテンツイズキングに基づいた総合格闘技なはずです。そのため、「権威性」に囚われすぎずにコンテンツの質を粛々と高めることに集中すれば良いわけです。

次の見出しでは具体的にコンテンツの質を高めるためにできる施策を5つご紹介します。

コンテンツの質を高める施策

記事の質を高める方法

コンテンツの質を高める5つの方法は以下のとおりです。

  1. 網羅性
  2. 独自性
  3. 一貫性
  4. 自己開示
  5. ユーザーの心を動かすコンテンツ

それぞれ解説していきます。

網羅性

Googleは文字数と検索順位は関係がないと明言していますが、コンテンツの質にこだわると自ずと文字数が増えていきます。キーワード「脱毛 おすすめ」の検索1位-10位の文字数をカウントしてみました。

順位 文字数
1位 32,336文字
2位 41,438文字
3位 25,860文字
4位 43,476文字
5位 34,636文字
6位 23,863文字
7位 25,866文字
8位 16,628文字
9位 24,326文字
10位 14,844文字

上記を見てみると1位〜5位のは30,000〜40,000文字台が目立ちますが、6位〜10位だと10,000〜20,000文字台が目立ちます。文字数が増えるほどコンテンツの質が高くなりやすいポイントが自ずと増えるため、Googleから間接的に評価していると思われます。

独自性

独自性は、参考リンクを使用せずに記事を執筆することで自ずと執筆者の独自性が現れます。もちろん、誰かの言葉やデータ数値を引用したいときは他のサイトを見ても構いません。

しかし、記事の切り口まで真似てしまうと二番煎じの記事にしかならず、自身が持っている専門性や知識を記事にする必要があります。

自己開示

Googleが重視する「信頼性」に関わる概念が「自己開示」です。情報が手に入りやすくなった今、執筆者が「誰なのか」を気にする人が増えています。

一貫性

一貫性のあるコンテンツはSEOに直接な影響はなくとも、ユーザーの離脱率を下げる要因になります。

Aという意見を持っているa記事だとb記事だとBという意見を持ってはいけません。
なぜなら、ユーザーが混乱する恐れになりサイトを訪れるリピーターが増えず、アフィリエイトサイトにとって致命的になるからです。

ユーザーの心を動かすコンテンツ

オウンドメディア・アフィリエイトサイトにもっとも求められている点でかつ、足りない点です。

ユーザーの心を動かすコンテンツとは、「賛否両論を生むコンテンツ」です。賛否両論を生むコンテンツは、過激な考えを持ち出すのではなく、

「そんな考えがあったのか!私は〇〇という理由で反対だ」
「私は賛成!今までになかった考え方だ!取り入れてみよう」

といった既存のジャンルを、新たな切り口で執筆するとSNSでシェアされやすいです。このような、ユーザーが議論を呼ぶコンテンツのコメントが多くなるのは明らかであり、Googleもコメントが多いコンテンツを重要視しています。

最終的には、あなたの考え次第であると思う。我々の視点から話すと、我々はコメントをコンテンツの一部として見ている。多くの場合、それらがコメントであるということは認識できているため、扱い方は変える必要がある。しかし、最終的には、ユーザーがこうしたコメントに基づいてあなたのページを発見した場合、あなたがこうしたコメントを削除してしまうと、そうしたコメントに基づいて我々があなたのページを発見することはできなくなる。

引用:Googleのジョン・ミュラー氏による、57のSEOについてのアドバイス

しかし、現在の法人オウンドメディアはコンプライアンスが厳しくなり、誰が見ても当たり前の事実を列挙したコンテンツが量産されています。いわば、記事に「考え」や「主張」がほとんどない記事ばかりということです。

そして、現時点ではそのようなサイトの記事が上位表示されているのが現実です。

「正論」を読者が求めていないケースが多い

ユーザーの立場になってみると、検索してサイトを見ているため必ず何らかの「不安」や「悩み」を抱えているはずです。

「最近使っている育毛剤の効果が出なくなったので、新しい種類を探したい」
「積み立てNISAとNISAの違いを知りたい」

といったユーザーに正論を与えるのではなく、先回りして「正論」以外の情報を与えることはユーザーにとって非常に助けになります。

  1. 育毛剤の紹介とともに、使いごごちや 画像付きでわかりやすくレビューする
  2. 専門用語のみならず、小学生にもわかるように例え話を交えて違いをわかりやすくする

このように先回りして紹介することは面倒な作業を伴いますが、確実にユーザーの心を動かします。

Googleもこのような「気遣いのできる」コンテンツを重視することは間違いありません。サイトの規模が重視される時代はいずれ終焉を迎えていくでしょう。

SEOの情報に踊らされない

SEOの情報は玉石混交であり、信憑性の低い情報も数多く含まれています。しかし、上記で紹介したように正しい情報を見つけることは簡単ではありません。

SEOに関する「正しい信頼性に足る」情報は以下のとおりです。おすすめは1.2を参考にすることです。

  1. Googleの公式サイト
  2. Google社員のTwitterが公式に発表している情報
  3. 実体験に基づいて測定された一次情報のデータ
  4. 世界的に権威性の高いSEO企業が発表している情報(Ahrefsなど)

上記の順にSEO情報を収集していくと良いでしょう。どこから情報を収集すれば良いかわからない人は、Google公式サイトかGoogle社員の発言に注目すればデマに惑わされるリスクはほとんどなくなります。

Googleの公式サイトやGoogle社員のTwitterからSEOの本質を読み取る

Googleが提唱し続けていることは、Googleの設立後数年後から20年以上変わっていません。

それは「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」です。ただ、これだけだと抽象的なのでGoogle社員のTwitterでSEOに関する動向を追っていくのが、具体的かつ最善と言えるかもしれません。

コンテンツとユーザーに向き合った記事が最後に勝つ

ネガティブな情報は拡散されやすいので、以下のような噂がよく言われます。

「ドメインパワーが高いサイトが上位表示されてばかりだからアフィリエイトはオワコン」
「オウンドメディアを新規で開設するなんて意味のないことだ」

20年以上前からアフィリエイトはオワコンと言われ続けていますが、正しい戦略に基づいたサイトは、小規模であっても記事の上位表示を独占しています。

そして、本質からズレたSEO対策は中長期的には衰退していく運命をたどっています。たとえば、2017年、DeNAの運営オウンドメディアが低単価のライターに信頼性の乏しい医療情報を公開していたことが問題視され、会長が謝罪する騒ぎにまでなりました。サイトは閉鎖されました。

結果として、10年以上前から運営しているオウンドメディアのなかでも、コンテンツの質に向き合ったサイトは「アフィリエイトはオワコン」と言われようが生き残っています。

そして2022年以降は「コンテンツ」と「ユーザー」に向き合っていないとGoogleに判断された場合は容赦無く検索順位の圏外に飛ばされる未来が来るかもしれません。

情報に踊らされずに愚直に「コンテンツ」と「ユーザー」と向き合った記事は、権威性がたとえ劣っていても別の観点から評価される時代が来るはずです。月並みな結論になってしまいましたが、重要なことは常にシンプルで当たり前なことなのです。

TCDがコンテンツの質の高めるために行っていること

手前味噌になりますが、弊社が運営するオウンドメディア「TCD」のコンテンツの質はかなり高いと自負しています。

参考URLは使わない → 独自性のある記事の作成
自身がすでに持っている知識に基づく執筆 → 体験談・独自性のある記事の作成
SEOだけでなく、ユーザーに向き合ったかゆいところに手が届く記事 → 網羅性のある記事で担保する

上記のような施策でオウンドメディアとしての知名度を上げてきました。

たとえば、TCDの記事「Googleキーワードプランナーの検索ボリュームの詳細を月額200円で確認する方法」は執筆者である私も助けられた記事なので、ある意味1人の読者にTCDというオウンドメディアの「認知」に繋がっています。

上記の記事はあるようでなかなかありません。参考URLに頼らずに自身の知識を元に執筆した記事が結果としてユーザーの助けになっていることがわかります。

結果として、UU80万・PV100万というオウンドメディアにおいては知名度がかなり高い部類となり、弊社が運営しているWordPressテーマも多くの方々に愛用されています。

まとめ

本記事のまとめは以下のとおりです。

  • サブディレクトリの売買が流行になっている
  • コンテンツの質が2022年以降ますます重要になってくる
  • ドメインパワーで他社の記事のコタツ記事は求められていない
  • 「独自性」「体験談」「網羅性」の3つでコンテンツの質を上げ続けるのがおすすめ
  • Googleに近い立場に存在する情報を取りにいこう
  • テンプレートに沿ったアフィリエイトサイト・オウンドメディアは確実に衰退していく

たしかにサブディレクトリや中古ドメインを駆使したSEO施策は、2022年時点では一定程度有効であることは否めません。ドメインパワーが高いメディアであればあるほど、全体として質の低い記事が少ないという傾向は否めません。しかし、傾向はあくまで傾向です。

また、コンテンツの「質」にこだわることは「実体験」や「網羅性」を伴う非常に面倒な作業です。とはいえ、質にこだわった面倒な作業は、他社に記事内容をパクられにくくなります。SNSに拡散されやすく、被リンクがつきやすくなります。

上記のコンテンツSEOを継続することは、他の競合メディアに打ち勝つための重要なポイントと言えます。関連あるSEOの概念として「EAT」が挙げられます。こちらの記事も参考にしてください。