2023年2月からYouTubeのショート動画が収益化できるようになります。それに伴い、YouTubeパートナープログラムの参加条件にも変更がありました。

YouTubeで収益を得る手段の中で、もっとも広く認知されているのは、「広告」です。自分の動画についた広告を見てもらうことで、クリエイターの収益は決まります。

それ以外にもYouTubeには色々な収益化の手段が用意されています。この記事ではYouTubeで収益タイプを解説するとともに、収益化するのに必要な資格(条件)も解説していきます。

収益タイプと条件

YouTubeの収益化の方法は主に以下です。それぞれ解説していきましょう。

  1. 広告
  2. スーパーチャット
  3. スーパーサンクス
  4. メンバーシップ
  5. クリエイターミュージック

広告収益

YouTubeでもっともベーシックな収入を得る方法が、アドセンス広告による収益化。広告は、主に動画の冒頭や中間で差し込まれるCMを指します。

広告の収益が入るようになるには、まずはYouTubeパートナープログラムへの参加条件を満たさなければいけません。要件は以下です。

参加条件
(1,2共に満たす必要がある)
条件1 チャンネル登録者1000人
条件2 直近12ヶ月間の有効な動画の総再生回数4000時間
もしくは、直近9ヶ月間の有効なショート動画の視聴回数1000万回のどちらか

条件1のチャンネル登録者1000人をクリアした上で、条件2のどちらかを満たす必要があります。

参照:YouTube パートナー プログラムの概要と利用資格
YouTube で収益を得る新しい方法 – YouTube ヘルプ

スーパーチャット・スーパーサンクス

スーパーチャット(Super Chat)とは、いわゆる投げ銭のようなもので、通称「スパチャ」と呼ばれています。ライブ配信時、ユーザーが自分のコメントを目立たせるためにお金を送る機能です。

スーパーサンクス(Super Thanks)は、ライブ配信時ではない通常の動画投稿に対して投げ銭できる機能。スパチャと同様、コメントとともにお金を送ることができます。

参加条件
「広告収益」と同じ条件
手数料
YouTube(Google)側の手数料として売上の30%、そこからさらに各OSの手数料や税金などが引かれます。

参照:Super Thanks の有効化と管理 – YouTube ヘルプ

メンバーシップ

チャンネルメンバーシップとは、特定のチャンネルの月額有料会員のことを指し、会員になった人はその動画チャンネルの特典(限定動画や会員期間に応じた特典など)を得ることができます。

簡単に言うと、自分のYouTubeチャンネルで有料月額サービスができるということです。こちらも「YouTubeパートナープログラム」の資格が必要なので、広告収益と条件は同じです。

参加条件
「広告収益」と同じ条件
手数料
YouTube(Google)側の手数料として売上の30%、そこからさらに各OSの手数料や税金などが引かれます。

参照:チャンネル メンバーシップの利用資格、ポリシー、ガイドライン – YouTube ヘルプ

クリエイターミュージック

クリエイターミュージックとは、YouTube側に楽曲提供することで収益が得られる仕組みです。自分が作った音楽コンテンツがクリエイターに利用されることで収益を分配してもらうことができます。

クリエイターミュージックは、2022年11月現在、まだ米国でのみテストされている段階ですが、今後世界中で広がっていくようです。

参照:クリエイター ミュージックのスタートガイド – YouTube ヘルプ

収益はいつ振り込まれるか

収益の受け取り条件や振込日は以下ご参照ください。

振込日 月末締め翌月21~26日払い
振込対象 支払い残高が8000円を越えていること
振込手数料 無料

収益が8000円を下回った場合は次月に持ち越され、8000円を越えた段階で振り込まれます。

参照:AdSense のお支払いスケジュール – YouTube ヘルプ

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