Gmailには閲覧の有効期限をつける「情報保護モード」という機能があります。有効期限付きのEメールを送信できるわけですね。当記事では情報保護モードの使い方を解説します。
Gmailの情報保護モードとは
Gmailの情報保護モードとは、メールの誤送信や情報漏洩を防ぐための機能です。情報保護モードで送信されたメールは、一定期間後に自動的に削除されたり、開く際にパスワードが必要になったりするように設定することができます。
- メールを閲覧できる有効期限が設定できる
- 有効期限内でも閲覧不可にできる
- パスワードを設定できる
- コピー・ダウンロード・印刷・転送を不可にできる
情報保護モードは、メールの誤送信や情報漏洩を防ぐための便利な機能です。
情報保護モードのメリット
情報保護モードによる送信メールには、以下のメリットがあります。
- 誤送信を防げる
- 情報漏洩を防げる
- 機密性を高められる
情報保護モードの注意点
情報保護モードを使用する際には、以下の点に注意が必要です。
- 情報保護モードで送信されたメールは、コピー・転送・ダウンロード・印刷できません。
- 有効期限が切れるとメールが自動的に削除されます。
- パスワードが設定されている場合は、メールを開く際にパスワードを入力する必要があります。
情報保護モードの設定方法
情報保護モードでメールを送信するには、以下のとおりです。
- Gmailにログインします。
- 新規メールを作成する画面を開きます。
- 「情報保護モード」アイコンをクリックします。
有効期限を設定すると、メールが一定期間後に自動的に削除されます。
パスワードを設定すると、メールを開く際にパスワードが必要になります。 - 「送信」をクリックします。
鍵マークのアイコンで情報保護モードを使用可能。
情報保護モードの選択画面。
パスワードを設定する場合はSMSを使用。
有効期限内にアクセス権を取り消すには?
情報保護モードで送信したメールは、あらかじめ設定した有効期限内でも閲覧権限を取り消すことができます。相手方が閲覧したらアクセス権を取り消すといった使い方ができますね。
取り消す方法は簡単です。取り消したい送信メールを開き、メール下部の「アクセス権を取り消す」をクリックするだけです。
相手方の受信メールでは、何も閲覧できないようになっています。但し、メールタイトルだけは表示されます。
情報保護モードの用途
- マイナンバーや銀行口座など重要な個人情報を送信する場合
- 社外秘情報の共有
- 未発表の人事情報のやり取り
ただし、情報保護モードで送信されたメールは、自動的にコピー・ダウンロード・印刷・転送も不可となってしまうため、業務上の支障が出ないよう相手方に配慮が必要です。
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