内部リンクを増やすことは重要なSEO施策です。

記事内で関連する話題をリンクすると、記事の質が上がるからです。内部リンクを増やすことでユーザーの直帰率や滞在時間が向上するため、自ずと検索エンジン対策にも繋がっていきます。

と言っても、数百・数千以上の過去記事が存在する場合、手動で内部リンクを増やしていくのは骨が折れます。ですので、今回は指定したキーワードを自動的にリンクしてくれるWordPressプラグイン「Internal Links Manager」をご紹介します。

キーワードをリンク化するシンプルな機能と言えど、細かい設定ができる優良WordPressプラグインです。

Internal Links Managerの機能

Internal Links Manager

あらかじめ設定したポスト内のキーワードに自動的にリンクが振られるようになります。

  • 任意のキーワードに任意のURLを自動リンク
  • 1記事あたりのリンク数を制御
  • キーワードごとに優先順位の設定
  • リンクタイトル(title)の設定
  • リンクの別窓・同窓選択
  • 大文字・小文字の区別
  • 稼働する記事、しない記事を指定できる
  • リンクのクリック数を日別で計測(統計データ)

こういう自動リンク化プラグインを使うと、「記事によってはリンクだらけになるんじゃないか?」という懸念があります。ですが、1記事あたりのリンク数が設定できるのと、どのキーワードを優先してリンクするかを決められるので、リンクだらけになることは防げます。「リンクまみれ」になることを設定次第で防げるんですね。

なかなか良いプラグインです。

プラグインのインストール

管理画面から「Internal Links Manager」を検索してインストールするか、下のボタンからもダウンロード可能です。プラグインファイルを wp-content/pluginsディレクトリにアップした後、管理画面から有効化してください。

Internal Links Manager

プラグインのインストールにつきましてはこちらで詳しく解説しています。

使い方

Internal Links Managerでのリンクの作り方と編集、統計データについて解説します。

新規リンクを作成

自動リンクを作成していきます。WordPress管理画面左メニューから下記の手順で進めてください。

Internal Links Manager > 新規リンクを追加

新規リンクの作成

入力項目:

  • 内部タイトル*:任意のタイトル
  • 固定ページ*:リンクしたい固定ページ(任意のURLも可)
  • キーワード*:リンク化するキーワードを入力
  • Case sensitive:大文字小文字を区別する場合はチェック
  • 優先順位:値が大きいほどキーワードが優先して置換されます。
  • リンクタイトル:title内の文字列
  • リンク数:リンク化する数。「-1」にすると無制限
  • 検索エンジンにこのリンクを辿らせる:チェックを外すと「rel=”nofollow”」を付与
  • リンク先:同窓か別窓(target=”_blank”)か選択
  • 部分入れ替え:単語の部分的な置換を許可する(チェック推奨

「*」は必須入力。

統計データ

クリック数の計測データ

統計データでは、どの記事のどのリンクがいつクリックされたかを参照できます。

Internal Links Manager > 統計データ

設定

Internal Links Manager設定
細かく設定していく場合は、こちらも重要な設定です。

Internal Links Manager > 設定
  • ホワイトリスト:リンク化するページURL。1行に1URL。
  • ブラックリスト:リンク化しないページURL。1行に1URL。
  • 投稿タイプ:リンク化する投稿タイプ。
  • 除外されたhtml要素:リンクしないHTMLセレクター
  • Disable Statistics:クリック計測しない場合はチェックする。
  • Disable Tracking when in Admin-Mode:ログイン時にリンクのクリックを追跡しない。
  • まとめ

    指定したキーワードを自動的にリンク化するWordPressプラグイン「Internal Links Manager」を紹介しました。リンク化する記事・しない記事の設定ができたり、リンク化する数や優先順位を決められるので、「記事がリンクまみれになる」ことも防げます。

    内部リンクの最適化を自動化できる優良WordPressプラグインです。使い方を以下にまとめておきます。

    1. 新規リンクを作成
    2. 統計データ
    3. 設定