「wp-config.phpって何?」
「wp-config.phpって編集していいの?」

触るのが少し怖い気持ちも、よくわかります。WordPressの心臓部であるwp-config.phpは、データベース情報やサイトの動作を管理する重要なファイルです。

当記事では、初心者でも安心して理解できるよう、wp-config.phpの役割や編集時の注意点を解説します。

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wp-config.phpとは

wp-config.phpとは、WordPressを動かすために欠かせない設定ファイルです。

データベースやセキュリティ関連の情報など、サイトの動作に関わる重要な内容が記述されています。

wp-config.phpの役割・できること

データベース接続情報の設定

WordPressサイトのデータベース(記事やページの内容)を読み込むための情報を管理できます。

  • データベースの名前
  • データベースのユーザー名
  • データベースのパスワード

などを確認できるわけです。

これらを変更すると、WordPressがどのデータベースを参照するかが変わり、表示される記事やページの内容も切り替わります。

データベース名の確認方法は、下記記事で詳しく解説しています。

認証用ユニークキーの管理

wp-config.phpには「認証用ユニークキー」と呼ばれる複数の秘密キーが含まれています。

ログインやクッキーのセキュリティを強化する役割を持ち、不正アクセスやセッションの乗っ取りを防ぐために利用されます。通常は自動生成されますが、必要に応じて変更することも可能です。

サイトの動作に関わる設定

wp-config.phpでは、WordPressの動作に影響する設定が行えます。

代表的なものには、エラーを表示するための「デバッグモード」などがあります。サイトやテーマ開発中の動作確認に便利な設定です。

wp-config.phpはどこにあるの?

通常は、サーバーのルートディレクトリ(public_htmlなど)に設置されています。

public_html直下にある「wp-config.php」

WordPressをインストールした直下にあるのが一般的です。FTPソフトやサーバーのファイルマネージャーから確認・ダウンロードできます。

wp-config.phpを編集する際の注意点

wp-config.phpは、極めて重要なファイルです。誤った編集を行うとサイトが正常に動作しなくなる可能性があるため、編集前には必ず準備と確認を行いましょう。

バックアップを取る

編集前に必ずwp-config.phpのコピーを保存してください。万が一のトラブル時には、このバックアップから元の状態に戻せます。ローカル(お手元のPC)に保管しておくと安心です。

適切なエディタを使う

Wordやメモ帳で編集すると、文字コードや改行形式の違いで不具合が生じる可能性があります。VS Codeなど、開発向けのテキストエディタを使用しましょう。

セキュリティに配慮する

wp-config.phpにはデータベース接続情報や認証キーが含まれるため、第三者に見られないようにしましょう。無闇に共有するのはNGですし、FTPやサーバーへのアクセス情報も適切に管理しておくと安心です。

まとめ

wp-config.phpは、WordPressの心臓部ともいえる重要なファイルです。データベース接続情報や認証キー、サイトの基本設定などが含まれ、サイトの動作に直接影響します。

仕組みと役割を理解しておけば、トラブル時やカスタマイズ時も安心です。

wp-config.phpの知識があると、手動でのバックアップもスムーズに行えます。

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