実店舗を運営している方の中には、店舗のホームページでオンライン販売をしたい方もいるのではないでしょうか。

たとえば、店舗で取り扱う商品をオンラインで販売したいケースです。コーヒー豆や焼き菓子、オリジナルグッズ、サロン専売品などは、店舗のオンラインショップから購入できることも多いですよね。

ただ、ホームページとネットショップを別々のサービスで運営すると、ブランドイメージを統一しにくく、更新や管理の手間が増えることがあります。

そこでおすすめなのが、店舗サイトとネットショップを一つにまとめてWordPressで運営する方法です。

当記事では、店舗サイトとネットショップを一体化するメリットや必要なページ構成、WordPressテーマ「SALON」を活用した構築例をご紹介します。

店舗ホームページとネットショップは
WordPressで一つにまとめられる

WordPressでは、店舗紹介・情報発信・商品販売までを同じサイト内で展開できます。

メリット

店舗ホームページとネットショップを一つのサイトで運営すると、次のようなメリットがあります。

  • 管理を一元化できる
  • ブランドイメージを統一できる
  • 店舗情報と商品販売を相互にアピールできる
  • ホームページから商品購入までの流れをつくりやすい
  • 必要になったタイミングでネットショップ機能を追加できる

管理面だけでなく、集客やブランディングの面でもさまざまな強みがあるわけです。

向いている方・業種

ホームページとネットショップの一体化は、店舗で提供している価値をオンラインにも広げたい方におすすめです。店舗サイトとネットショップを同じ環境で構築することで、デザインだけでなく、導線や更新管理にも一貫性を持たせやすくなります。

最初からネットショップ機能を追加できる構成にしておけば、事業の成長に合わせて販売機能を拡張しやすいので、次のような店舗ビジネスとも相性が良いでしょう。

  • カフェ
  • レストラン
  • バー
  • 雑貨店
  • 美容サロン

実店舗の魅力を発信しながら、オンライン販売にも取り組みたい店舗に適しています。

店舗サイトとネットショップに必要なページ構成

実店舗とネットショップを一つのサイトで運営する場合でも、必要となるページ構成はそれほど複雑ではありません。

むしろ、店舗の魅力を伝えるページと商品販売ページを一つのサイトにまとめることで、ブランドの世界観を統一しやすくなります。訪問者も回遊しやすいサイトに仕上がります。

一般的には、次のようなページを用意しておきます。

ページ 用途
トップページ 店舗の魅力やコンセプトを伝え、各ページへ案内する
ABOUT 店舗のコンセプトやこだわり、アクセス情報など、お店に関する情報を紹介
メニュー・サービス 提供している商品やサービス、料金などを掲載する
ブログ・お知らせ 新商品やキャンペーン、営業日などの最新情報を発信する
オンラインショップ 商品一覧や商品詳細ページを通じて、グッズや関連商品を販売する

WordPressテーマ「SALON」の活用例

店舗サイトとネットショップを一つにまとめるには、各ページの役割を知っておくとスムーズです。WordPressテーマ「SALON」を例に、店舗紹介ページから商品販売まで、具体的な活用イメージをご紹介します。

トップページ

サイト全体の入口となるページです。店舗の世界観や新着情報、おすすめ商品、オンラインショップへの導線など、訪問者に伝えたい情報を集約できます。

SALONでは、ファーストビューとなるヘッダーには画像スライダーやmp4動画を設置可能です。店舗の外観や商品の写真、店内の雰囲気がわかる動画などを掲載して、訪問者にブランドイメージを伝えられます。

項目 活用例
ヘッダー画像・動画 画像や動画を設置し、店舗の雰囲気やブランドイメージを表現する。お店のロゴ以外に、テキストも表示可能(作成例)。
メインコンテンツ 商品紹介、サービス紹介、お知らせなど、目的や導線を考慮しながらアイテムを自由に配置する。

メインコンテンツ(ヘッダー下のコンテンツ)は、用意されたアイテムを組み合わせるだけで作成できます。コードなどの専門知識は必要なく、ドラッグ&ドロップ操作で表示順の変更や項目の追加・削除が可能です。

「おすすめ商品を目立たせたい」「新着情報を上部に配置したい」といった目的に合わせて、必要な情報を色んなパターンで配置できます。作成例:店舗+EC版店舗版EC版

トップページの作成方法や各アイテムの詳細については、公式マニュアルをご覧ください。

ABOUTページ

ABOUTページ(CONCEPT)

店舗のコンセプトやこだわり、オーナーの想いなどを伝えるページです。商品やサービスの紹介だけでは伝わりにくい、お店の背景や大切にしている価値観を発信することで、訪問者との接点をつくれます。

SALONでは、画像を大きく配置できる店舗紹介向けの「リッチページ」や、複数の情報をまとめて見せられるスマートページ機能を利用できます。

ページタイプ 活用例
固定ページテンプレート「リッチページ」 フルサイズのヘッダー画像を活かしたコンセプト紹介やABOUTページなど(作成例)。
スマートページ 複数の内容をタブで整理し、1ページにまとめて紹介する(作成例)。
お店を始めた理由や、素材へのこだわりなど、店舗の背景や想いを伝えるページに活用できます。

一方で、ヘッダー画像を表示しないシンプルな固定ページ(作成例)も作成できます。利用規約やプライバシーポリシーなど、文章中心のページを作りたい場合に便利です。

メニュー・お品書き

提供している商品やサービスを紹介するページです(飲食店のメニュー表・美容サロンの施術メニューなど)。SALONでは、専用の機能を使って店舗のメニューを整理して紹介できます。

項目 活用例
メニューページ ドリンクやフードなど、提供する内容をまとめて紹介する(作成例)。
メニューリスト 商品名や画像・価格を設定して、メニュー一覧表を作成。「おすすめ」「人気商品」などのラベルも任意で登録可(作成例)。
専用のカスタム投稿タイプ「サービス」で、「Drink」「Sweets」「Food」などのページを作成し、その本文内に複数のメニュー一覧表を掲載できます。

ブログ・お知らせ

WordPress標準のブログ機能を活用して、商品へのこだわりや訪問者に役立つ情報を発信できます。

たとえば、カフェのサイトでコーヒー豆をオンライン販売しているなら、「自宅でできる焙煎方法」や「コーヒー豆の選び方」などをブログに書くイメージです。こうした商品に関連した情報発信は、検索エンジンからの集客にもつながります。

ブログと別に、新商品のお知らせやキャンペーン情報、イベント開催などを発信するお知らせページも使えます。定期的に情報を更新することで、お客様との継続的な接点づくりにも役立ちます。

項目 活用例
ブログ 情報発信を継続して、検索エンジンからの集客に活用。デモサイトではブログ機能を「取扱説明書」として利用しています(作成例)。
お知らせ 新商品やキャンペーン、営業日のお知らせなどの発信(作成例)。

オンラインショップ

ネットショップ機能です。店舗サイトでお店の魅力や商品のこだわりを知ってもらい、そのまま商品を購入できる導線を作れます。

SALONはWooCommerceに対応しているため、別のネットショップサービスは不要で、店舗サイトと同じWordPress内で商品販売を始められます。

項目 活用例
商品一覧 商品を一覧表示する(作成例)。必要に応じてWooCommerceのウィジェットを追加すれば、カテゴリーや価格でソートなども可能。
商品ページ 商品説明や画像、価格などを設定して販売ページをつくる(作成例)。
店舗サイトで興味を持った方が、そのまま商品を購入できる導線をつくれること、店舗サイトからネットショップまでブランドイメージを統一できることが大きなメリットです。

店舗の魅力をオンライン販売につなげよう

店舗ホームページとネットショップを一体化すれば、次のような一貫した導線を構築できます。

  • 来店したお客様との接点づくり
  • ホームページ経由の集客
  • オンライン販売

WordPressテーマ「SALON」は、店舗紹介・メニュー紹介・ブログ発信などのホームページ機能に加え、WooCommerceによるネットショップ機能にも対応した店舗ビジネス向けテーマです。

実店舗とオンライン販売を組み合わせた運営を検討している方は、SALONの活用例もぜひご覧ください。

SALONのスマホモックアップ

SALONの販売ページ