「Elementorでサイトを作ったけれど、お問い合わせフォームだけデザインが浮いてしまう…」
「Contact Form 7の設定が難しくて、もっと直感的にフォームを作りたい」

Webサイトでお問い合わせフォームや予約フォームを作るなら、操作が簡単でデザイン自由度の高いフォームプラグインを使いたいところです。

これらの悩みを解決するのが、WordPressプラグインのMetForm(メットフォーム)です。MetFormを使えば、Elementorのエディタ上でパーツを配置するように、見栄えの良いフォームを簡単に作成できます。

本稿では、MetFormの基本機能から使い方まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。

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MetForm(メットフォーム)とは?

MetForm

MetFormは、人気のページビルダー・プラグイン「Elementor」に特化した、ドラッグ&ドロップ形式のフォーム作成プラグインです。

最大の特徴は、Elementorの編集画面上でドラッグ&ドロップ操作を行い、直感的にフォームを構築できる点です。

デザインの調整はリアルタイムで画面に反映されるため、効率的に作業を進められます。

また、送信されたデータをWordPressの管理画面内で保存・管理する機能も標準で備わっています。

MetForm

主な機能

  • ビジュアル編集:Elementorの編集画面から入力項目を配置可能
  • 豊富な入力フィールド:名前、メールアドレス、電話番号、チェックボックス、ファイルアップロードなど
  • 送信データの保存:送信された内容はWordPressの管理画面に自動保存され、いつでも確認可能
  • 自動返信・通知メール:ユーザーへのサンクスメールや、管理者への通知メールを自由にカスタマイズ
  • スパム対策:Google reCAPTCHA(v2/v3)との連携が標準で可能

メリット

  • デザインの自由度が高い:Elementorのスタイル設定をそのまま使えるため、色の変更や余白の調整が容易
  • 制作時間を短縮できる:高品質なテンプレートが用意されており、少しの調整だけでフォームを作成できる
  • 送信内容を管理しやすい:送信内容をデータベースに保存する機能が標準装備されているため、管理がシンプル

デメリット

  • Elementorが必要:あくまでElementorのアドオン(拡張機能)であるため、単体では動作しない
  • 管理画面が英語:設定の項目名が英語のため、翻訳が必要
  • 多機能な有料版の学習コスト:有料版は設定項目が多いため、学習コストがかかる

活用例

  • お問い合わせフォーム: 会社概要ページやブログのコンタクト用
  • ユーザーアンケート: サービスの改善やフィードバックの収集用
  • 資料請求・申し込み: ホワイトペーパーのダウンロードや、イベントへの参加受付用
  • 複数ステップのフォーム(Pro版): 入力項目が多い場合のステップ分け表示
  • 支払い連携フォーム(Pro版): 商品の注文と決済(Stripe/PayPal)の同時処理

MetFormの向き・不向き

向いている人

  • Elementorをメインで使っている:デザインの統一感を保ちたい方
  • 直感的にデザインしたい:コードを書かずに、マウス操作だけでフォームを仕上げたい方
  • フォームの送信データを管理したい:メールだけでなく、WordPress内で送信内容を管理したい方
  • 複雑なフォームを作りたい(Pro版):ステップ形式や計算機能付きのフォームが必要な方

向いていない人

  • Elementorを使用していない:ブロックエディタ(Gutenberg)のみでサイトを運用している方
  • とにかく軽量さを重視する:シンプルなフォーム一つだけで、サイトの読み込み速度を優先したい方
  • すべて日本語で完結させたい:管理画面の英語表記に対して、強いストレスを感じてしまう方

MetFormの料金プラン

MetFormには無料版と有料版(Pro版)があります。基本的なお問い合わせフォームであれば、無料版で十分対応可能です。

プラン 料金 (目安) サイト数 主な機能
Free 無料 1 ・基本フィールド
・送信データの保存
・Google reCAPTCHA連携
Personal $44〜 /年 1 ・Freeの全機能
・ステップフォーム
・ビュー/コンバージョン数の測定
Professional $101〜 /年 5 ・Personalの全機能
・支払い連携(Stripe/PayPal)
・計算フォーム
Agency $199〜 /年 無制限 ・Professionalの全機能
・Webhooks連携
・Zoho CRM連携

※プラグインを検証していたところ、ウィザード設定(初期設定)の途中で2時間以内にPro版を申し込むと20%OFFの案内が表示されました。

MetFormとContact Form 7の比較

WordPressの定番プラグイン「Contact Form 7(CF7)」と比較しました。

比較項目 MetForm Contact Form 7
編集形式 ドラッグ&ドロップ コード形式(独自タグ入力)
デザインの自由度 高い(Elementorで編集) 高い(CSSの知識が必要)
送信データの保存 標準機能で可能 別途プラグインが必要
動作条件 Elementorが必要 制限なし(全てのテーマで動作)
学習コスト 低い(直感的) 低〜高(タグの理解が必要)
主な用途 デザイン重視、複雑なフォーム 軽量化、シンプル、カスタマイズ

MetFormは、Elementorのエディタ上でパーツを配置するように作成できるため、専門知識がなくても見た目を整えやすいです。

ボタンの色や余白、フォントなどをマウス操作で変更でき、送信された内容をWordPressのデータベースに自動保存する機能が備わっています。

ただし、Elementorのアドオンとして動作するため、Elementorを使用していないサイトでは利用できません。

一方、Contact Form 7は独自のショートコード(タグ)を組み合わせてフォームを構築できます。

どのようなテーマでも動作する汎用性がありますが、デザインをカスタマイズするにはCSSの編集スキルが求められます。

また、メールを送るだけの機能が基本のため、送信データを管理画面に残すには「Flamingo」などの追加プラグインが必要となります。

MetFormの使い方

導入から実際の設置までの手順を整理しました。

インストール方法

  1. WordPress管理画面の「プラグイン」>「プラグインを追加」をクリック
  2. 検索窓に「MetForm」と入力
  3. 「今すぐインストール」をクリックして「有効化」

※Elementor自体も同様の操作でインストールできますので、必ず両方ともインストールしてください。

日本語化(翻訳)の方法

MetFormの設定ページは英語が多いため、以下の方法での日本語化(翻訳)を検討してください。

  • ブラウザの翻訳機能で1ページずつ翻訳
  • 自動翻訳ツールで部分的に翻訳
  • 翻訳プラグイン「Loco Translate」で翻訳して保存

ウィザード設定(初期設定)

管理画面の左メニュー内にある「MetForm」をクリックするとウィザード設定画面が表示されます。

こちらはスキップすることができず、完了しないとMetFormの各ページへアクセスできません。

はじめに、Share non-sensitive diagnostic data and details about plugin usage.(機密性のない診断データおよびプラグイン使用状況の詳細を共有する)のチェックを任意で選択し、右下のボタンをクリックします。

MetFormのウィザード設定1

コミュニティに参加したい場合は、メールアドレスを入力します。その後、続けて右下のボタンをクリックします。

MetFormのウィザード設定2

続いて同社による複数のプラグインをインストールできる画面が表示されます。

不要なものは全てチェックを入れて、下のボタンから進めます。チェックを入れないと全てのプラグインがインストールされてしまいますのでご注意ください。

MetFormのウィザード設定3

続いて、2時間以内にPro版を申し込むと20%OFFの案内が表示されます。

MetFormのウィザード設定4

不要な場合はそのまま右下のボタンで完了したら、MetFormの各ページにアクセスできるようになります。

Google reCATPCHAの設定(任意)

任意でフォームに「私はロボットではありません」のチェックボックスを付けられるreCATPCHAの設定もできます。

MetFormのreCATPCHA設定

  1. MetForm > Setting(設定)
  2. 「GENERAL(一般)」をクリック
  3. reCAPTCHAのページから各種キーを発行して入力

※以下、Contact Form 7についての記事ですが、reCATPCHAでのキーの取得や設定方法について参考にしてください。

その後、ページ下部の「Save Changes(変更を保存)」をクリックして完了です。

Elementorでの編集方法

MetForm > Formsのページから上部に「Add New Form」をクリックします。

MetFormのフォーム作成方法1

利用したいフォームのテンプレート(無料版とPro版あり)を選択します。

MetFormのフォーム作成方法2

Elementorの編集画面が立ち上がります。Elementor自体の操作方法は、以下の記事でご確認ください。

MetForm専用のウィジェット(フィールド)が表示されますので、必要なものがあればドラッグ&ドロップして設置します。

MetFormのフォーム作成方法3

テキストやメールアドレスの入力欄など、主要な無料ウィジェットもありますが、その他にも、以下のような種類があります。

  • Password:非表示形式のパスワード入力
  • Checkbox:複数選択
  • Radio:単一選択
  • Multi Select:ドロップダウン形式の複数選択
  • Switch:ON/OFFのトグル切り替え
  • Date:日付の選択
  • Range Slider:スライダーによる数値の範囲選択
  • Rating:星(★)による評価入力
  • File Upload:ファイルの添付
  • Opt-in:メールマガジン登録の同意チェック
  • GDPR Consent:EUの一般データ保護規則(GDPR)に基づく同意チェック
  • reCAPTCHA:スパム対策の認証

※reCAPTCHAの設定をした場合は、必ず上記の専用ウィジェットを設置してください。
※有料版では計算フォームやクレジットカードの入力フォームなどもあります。

ウィジェット自体の設定は、以下の手順で行ないます。

MetFormのフォーム作成方法4

  1. 編集したいウィジェットをクリック
  2. コンテンツ(テキストやロゴ)・スタイル(色や余白)・高度な設定(レイアウトや位置)を選択
  3. 設定項目を編集(ウィジェットごと項目が違う)

特に、「コンテンツ」>「Setting」内にある「This field is required.(この項目は必須です。)」の翻訳を見落としやすいのでご注意ください。

MetFormのフォーム作成方法5

フォームの編集

フォームを送信した後に何が起きるか、メールをどこに飛ばすかといった「裏側のルール」を決めます。

ほとんどの機能が有料版ですが、無料版でも利用できる主要な項目だけご紹介します。

設定するには、「MetForm」 > 「Forms」 > 「編集」から行ないます。

MetFormの編集方法1

General(一般設定)

MetFormの編集方法2

  • Form Name:フォーム名の入力(管理用なので自分が分かればOK)
  • Success Message:送信完了時に画面に表示されるメッセージ(例:「お問い合わせありがとうございます。」など)を設定
  • Redirect To:送信完了後に特定のページ(サンクスページなど)へ自動で移動させたい場合に、そのURLを入力

Notification(通知)

MetFormの編集方法3

  • Notification Email to Admin:管理者への通知機能で、通知を受け取るにはON(有効)
  • Email Subject:届くメールの件名を入力
  • Email To:通知メールを送るメールアドレスを入力
  • Email From:通知メールの送信元として表示されるアドレス
  • Email Reply To:この通知メールに返信した場合の宛先
  • Admin Note:サイト管理者だけが確認できる内部用のメモ

フォームの設置方法(ショートコード)

フォームを設置するには、「MetForm」 > 「Forms」 > からショートコードをコピーします。

MetFormのフォーム設置方法(ショートコード)1

エディタを立ち上げ、ショートコードを貼り付けます。

MetFormのフォーム設置方法(ショートコード)2

  • ブロックエディタ:ショートコードブロックを開いて貼り付け
  • クラシックエディタ:ビジュアルエディタ上に貼り付け

プレビューするとフォームが表示されます。

MetFormのフォーム設置方法(ショートコード)3

フォームの表示やテキストの表示に問題ないか、実際に送信して確認してください。

送信内容の確認

フォームに送信された情報を確認するには、「MetForm」>「Entries」から任意のタイトルをクリックします。

MetFormの送信内容の確認1

フォームから送信された内容を確認することができます。

MetFormの送信内容の確認2

MetFormの注意点

導入・設定時の注意点

  • エラーへの対処:フォームの保存時などにこのエラーが出る場合、一度キャッシュをクリアして試してみましょう。
  • メール設定の優先順位:WordPress標準のメール送信機能は不安定なことがあります。確実にメールを届けるには、「WP Mail SMTP」などのプラグインを併用してください。

セキュリティ上の注意点

  • スパム対策は必須:対策をしないと大量のスパムメールが届く可能性があります。「Google reCAPTCHA」の設定が推奨です。
  • ファイルアップロードの制限:フォームからファイルを受け取る設定にする場合は、許可する拡張子(.jpgなど)を最小限に絞り、ウイルス感染のリスクを下げてください。

SEO対策の注意点

MetFormは多機能な分、ページ読み込み速度にわずかな影響を与えることがあります。

フォームを設置していないページではプラグインを読み込まないようにするなど、最適化を検討しましょう。

よくある質問(FAQ)

Q:無料版でも送信されたデータは保存されますか?

A:はい、保存されます。管理画面の「MetForm」>「Entries」から、いつでも送信内容を確認・CSVエクスポートが可能です。

Q:日本語のフォームは作れますか?

A:はい、可能です。管理画面こそ英語ですが、ユーザーが目にする入力項目名(ラベル)やボタンの文字は、すべて自由な日本語に変更できます。

Q:メール通知が届きません。どうすればいいですか?

A:まずは「MetForm」>「Forms」>「編集」>「Notification」>「Notification mail to admin」で通知が有効(ON)になっているか確認してください。それでも届かない場合は、SMTPプラグインの導入を検討してください。

Q:Elementor Pro(有料版)を持っていないと使えませんか?

A:いいえ、Elementorの無料版でも動作します。ただし、MetForm自体の高度な機能を使いたい場合は、MetForm Proの購入が必要になります。

まとめ

MetFormは、Elementorユーザーにとって「デザインの自由度」と「管理のしやすさ」を両立できる優秀なフォームプラグインです。

無料版でも作成できるフォームの種類が豊富なので、ユーザーとのコミュニケーションを取りやすいと思います。

まずは無料版をインストールして、お問い合わせフォームを作成することから始めてみてください。

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