一部のTCDテーマには、記事を販売できる有料記事機能が搭載されています。
2026年3月25日のアップデートにより、定期購読(サブスクリプション)形式での販売にも対応しました。

たとえば、「月額課金制の記事読み放題プラン」などの販売が可能になります。

当記事では、TCDテーマの有料記事機能で定期購読(サブスクリプション)を設定する方法を解説します。

WordPressテーマ「PANDORA」
WordPressテーマ「PANDORA」
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TCDの定期購読(サブスク)機能とは

記事本文内に「定期購読プラン」を表示している例

TCDテーマの有料記事機能では、定期購読(サブスクリプション)機能が使えるようになりました。
決済サービス「Stripe」と連携し、WordPressの投稿記事を定期購読形式で販売できる機能です。

上手く運用できれば、WordPressサイトで継続的な収益化を目指せます。

対応しているTCDテーマであれば、最新版にアップデートすることで無料でご利用可能です。
対応テーマは順次追加予定です。

以下より動作テストも可能です。決済は発生しないため、安心してお試しください。

定期購読の参加テスト

できること

  • 記事を定期購読形式で販売できる
  • 有料会員制サイトのように運用できる
  • 定期購読中は有料記事が読み放題になる
  • 単品販売と定期購読販売を併用できる
  • 定期購読の料金プランを複数設定できる

料金プランを複数設定することで、価格や閲覧範囲を組み合わせた柔軟なプラン設計も可能です。

閲覧できる記事数で分けるプラン例
月額1,000円 記事A〜Cを閲覧可能
月額2,000円 記事A〜Fを閲覧可能
課金期間で分けるプラン例
月額1,000円 記事A〜Cを閲覧可能
年額10,000円 記事A〜Cを閲覧可能

課金・更新タイミングの仕組み

定期購読(サブスクリプション)は、決済サービス「Stripe」の設定に基づいて課金・更新が行われます。

  • 初回課金は申込み時に即時決済される。
  • 次回以降の課金は、設定した期間ごとに自動で課金される。
  • 更新タイミングは申込み日時を基準に決まる。
  • 解約後も次回更新日までは閲覧可能。
  • 更新日を過ぎて未決済の場合は、閲覧不可になる。

たとえば、月額プランの場合、参加日時から1ヶ月ごとに自動で課金されます。

3/10 14:30に参加した場合は、4/10 14:30に自動で課金される仕組みです。

また、解約手続きを行った場合でも、すぐに利用停止となるわけではなく、次回の更新日までは引き続き対象記事を閲覧可能です。

有料記事の定期購読機能に対応したTCDテーマ

品番 テーマ名 リリース日 解説記事 販売ページ
TCD116 WordPressテーマ「PANDORA」 2025年05月21日 解説記事 ダウンロード

定期購読の設定手順

まずは「有料記事機能を利用する」にチェックが入っているか確認しましょう。

その上で、定期購読の設定は、有料記事機能 > 定期購読から行います。

有料記事機能に追加された「定期購読」

定期購読の設定手順は次の3ステップです。Stripe側で課金の仕組みを作成し、その情報をWordPressに紐づけ、最後に記事単位で適用します。

  1. Stripeの管理画面で設定する
  2. WordPressの管理画面で設定する
  3. 投稿記事編集画面で設定する
Stripe側の設定が済んだら、テーマ側の設定はすぐに終わります。Stripeのアカウントは先につくっておきましょう。

1. Stripeの管理画面で設定する

この手順では、定期購読商品を作成し、その価格ID(price_〜)を取得する作業を行います。このIDを、あとでWordPressの管理画面に登録します。

定期購読商品を新規作成する

Stripeの管理画面にログインしたら、「商品カタログ」をクリックします。

Stripeの「商品カタログ」設定画面

画面中央「+商品を追加」ボタンを押すと、次の画面が表示されます。

商品で設定する箇所

ここで設定する「名前」は、個々のプラン名ではなく、定期購読全体を管理するための商品名です。
「定期購読商品」や「サブスク商品」としておくと分かりやすいでしょう。

Stripeの定期購読は「2階層」で管理されているので、次のように登録されます。

名前=定期購読商品
┗ 金額=月額1000円

つまり、1つの「商品」の中に、複数の料金プラン(金額)を登録できる仕組みです。
設定する項目は、次の3つだけで問題ありません。

  • 名前
  • 金額
  • 請求期間
日本国内で販売する場合、デフォルトで内税(税込)として処理されます。

商品登録ができたら、次のように表示されます。

登録された定期購読商品

この商品をクリックすると、その中に登録された「価格(プラン)」一覧が表示されます。

価格が1,000円(毎月)となっているプラン

この価格をクリックすると、右上に「price_」から始まるID(Price ID)が表示されます。

価格IDの表示箇所

このIDをクリックするとコピーされます。このIDが、実際に課金処理に使われる識別子です。後ほどWordPress側で使用します。

必要に応じて価格IDの下の「編集」から金額や請求期間の変更が可能です。「価格の説明」を設定しておくと管理しやすくなります(例:月額1,000円プラン)。

価格の説明

設定して「更新」ボタンを押すと、価格一覧に反映されます。

「月額1,000円プラン」と表示されている例

これで定期購読商品の作成は完了です。

別の料金プランを追加する

別の料金プラン(例:年額プランなど)を追加したいときは、既存の商品を開いた状態で右上の「+」から登録できます。

別の料金プランを追加する箇所

たとえば、価格や期間を組み合わせて、次のような料金プランを登録できます。

定期購読商品
┗ 月額1,000円プラン
┗ 年額10,000円プラン
どの記事を閲覧可能にするかは、WordPress側の投稿記事編集画面(手順3)で設定できます。

2. WordPressの管理画面で設定する

ここからは、WordPressの管理画面内での操作です。手順1で登録したStripeの料金プランをサイト内に紐づける作業です。

有料記事機能 > 定期購読より、「アイテムを追加する」から「新しいアイテム」を追加してください。

アイテムを追加する

追加した「新しいアイテム」をクリックして、Stripeの価格IDを入力します。間違わないようにコピペするのがおすすめです。

価格IDのコピペ箇所

あとは、プランの名前や、説明文を登録すればOKです。価格は、Stripeのプランに登録した内容が自動反映されます。

ここで登録した名前や説明文はサイト上に表示されますので、次のような例を参考にしてみてください。

プラン名 説明文
スタンダード PANDORAの記事が月額1,000円で読み放題に。
単品で買うよりもお得な定期購読(サブスク)プランです。
VIP会員 スタンダードプランでは読めない限定記事も閲覧可能に。
年会費10,000円で月額プランよりお得なプランです。

登録できたら、最後に「設定を保存」を押しておきましょう。

3. 投稿記事編集画面で設定する

ここからは投稿記事の編集画面を操作します。記事ごとに、どの定期購読プランに含めるかを設定する作業です。

定期購読プランに含めたい記事の編集画面を開いてください。本文下の「有料記事設定」を操作します。

記事編集画面内の「有料記事設定」

基本設定:有料化する箇所を設定する

まず基本設定で、「一部を有料化」か「全てを有料化」を設定します。

記事の一部を有料化する場合は、有料化したい箇所の上部にショートコードを設置します。ショートコード以降の内容が有料化されます。

販売方法(単品 or 定期購読)を設定する

次に販売方法を指定します。以下の設定項目が用意されています。

設定項目 内容
この記事のみを有料化する この記事単体で購入できるようにする(単品販売)
この記事を定期購読プランに含める 指定した定期購読プランに加入しているユーザーのみが閲覧できるようにする(サブスク)

どちらか一方のみの設定はもちろん、両方を併用することも可能です。

たとえば、以下のような設定が可能です。

・単品販売:1記事500円で購入可能
・定期購読:月額1,000円で対象記事がすべて読み放題

単品でも購入できるようにしつつ、定期購読に加入しているユーザーは追加料金なしで閲覧できる、といった運用が可能です。

記事をどのプランに含むかは、下記箇所でチェックを入れるだけで設定できます。どこにもチェックを入れていない場合は、定期購読では閲覧できません。

プラン一覧にチェックを入れる箇所

ここには正しい価格IDを登録している「現在有効なプランのみ」が表示される仕様です。複数のプランに含めることも可能です。

投稿一覧画面での確認

投稿一覧画面(管理画面 > 投稿一覧)では、どの記事が有料記事なのか、どの定期購読プランの対象になっているかを一覧で確認できます。

投稿一覧画面での表示例

ソート表示もできるので、複数の記事を運用する場合に便利です。

マイページ(定期購読)の仕様

有料記事機能を有効化すると、マイページが自動生成されます。以下が初期状態のマイページのURLです。

あなたのサイトのURL/mypage/

マイページのURL変更も可能ですが、基本的な設定やサンクスメールなどについては、下記記事を参考にご覧ください。

当記事では、定期購読(サブスク)機能を利用した場合に、どのように表示されるかを解説します。

定期購読中の記事

マイページにログインして、中央の「定期購読中の記事」タブをクリックすると、定期購読中のプランで閲覧できる記事が一覧で表示されます。

「定期購読中の記事」タブ

単品購入した記事は左端の「購入した記事」に表示されます。

定期購読中のプラン

アカウント > 定期購読中のプランで、定期購読中のプランを確認可能です。

アカウント > 定期購読中のプラン

表示されているプランは、ここから個別に解約可能です。また、それぞれの次回更新日時もあわせて表示されます。

更新日時は、加入日時と同じ時刻で設定され、Stripe側で設定した請求期間に応じて更新されます。
たとえば、次のような理解で問題ございません。

  • 月額プランに「2026年3月10日14:30」に参加する。
  • 次回の更新日時は「2026年4月10日14:30」となる。

以降も、毎月同じ日時で更新される仕様です。

解約した場合、自動更新は停止しますが、更新日時を過ぎるまでは対象の記事を閲覧できます。

お支払い方法

アカウント > お支払い方法で、現在のお支払い方法(登録されているクレジットカード番号の下四桁)を確認できます。

アカウント > お支払い方法

定期購読プランへ参加されていない場合は、クレジットカード情報は表示されません。

支払い方法(クレジットカード)を変更したい場合も、同じ画面から設定が可能です。変更手続きはStripe側で行われます。

更新日時より前にカード情報を変更しても、有効なカードであれば定期購読は継続されます。

クレジットカードの有効期限切れなどにより決済に失敗した場合、定期購読は継続できなくなります。その際は、お支払い方法からカード情報を更新することで、再度ご利用いただけます。

注意点・テスト方法

公開前に、実際のユーザーと同じ目線で動作確認を行いましょう。設定ミスや表示の不備があると、「購入できない」「閲覧できない」といったトラブルにつながる可能性があります。

少なくとも、以下のポイントを確認しておくと安心です。

  • ログアウト状態で記事を開き、有料化した箇所が意図通りに表示されているか。
  • 定期購読プランに参加したユーザーが、対象の記事をすべて閲覧できるか。
  • 「単品販売のみ」「定期購読のみ」「併用」の設定が正しく反映されているか。
  • 表示されるプラン名・説明文が分かりやすい内容になっているか。

ログイン・ログアウトの確認は、シークレットウィンドウや別ブラウザを使うとスムーズです。

Stripeではテスト決済が可能です。実際に決済は発生しないため、下記記事を参考にテスト環境を構築し、動作確認を行ってください。

TCDで記事の定期購読(サブスク)販売を始めよう

TCDテーマの有料記事機能を使えば、記事の単品販売だけでなく、定期購読(サブスクリプション)による継続的な収益化が可能になります。

一度仕組みを整えてしまえば、記事を追加していくだけで、継続的に価値を提供できます。

まずはシンプルなプラン構成から始めて、運用しながら価格や内容を調整していくのがおすすめです。
当記事を参考に、ぜひ定期購読による記事販売を始めてみてください。

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