同じ記事を500円で20本売ると10,000円。3,000円で4本売ると12,000円。売れる本数が少なくても、値段しだいで売上は変わります。
とはいえ、いくらなら買ってもらえるのかは、書いた本人にもなかなか分かりません。値段の決め方と、単品とサブスク(定期購読)のどちらで売るかを、記事販売プラグイン「YOMERU」の画面を見ながら整理します。
値段は「読者が得るもの」から考える
値段を決めるとき、つい「何時間かけて書いたか」から考えてしまいます。でも読者が気にしているのは、書いた手間ではありません。読んで何が得られるかです。
同じ5,000文字でも、昔の体験を振り返ったエッセイと、そのとおりに作業すれば毎月10時間浮く手順書では、読者にとっての価値がまったく違います。
値段を決める前に、次の3つを書き出しておきます。
- この記事を読むと、読者は何ができるようになるか
- それを自分で調べたり、人に頼んだりしたら、いくらかかるか
- 同じことを無料で知る方法はあるか
自分で調べたら何日もかかる、人に頼めば数万円かかる。そういう内容なら、数千円の値段でも高いとは思われにくくなります。少し検索すれば無料で見つかる内容なら、値段を下げるか、無料記事で公開して読者を集めるほうに使ったほうがいいかもしれません。
同じジャンルの相場を見ておく
読者は、ほかの有料記事や本、オンライン講座と比べて値段を判断します。同じテーマのものがいくらで売られているかは、事前に見ておきます。
相場より高くするなら、その理由が購入前に伝わるようにします。実例の数、ほかにない情報、テンプレートが付いている、といったことです。
YOMERUでは、購入ボタンの上に有料部分の文字数と画像数が自動で表示されます。下の例なら「4819字/5画像」。続きにどれくらいの量があるかが分かるので、読者は値段と見比べて判断できます。

単品とサブスク、どちらで売るか
売り方は2つあります。記事を1本ずつ売る「単品」と、月額・年額で読み放題にする「サブスク(定期購読)」です。向いている内容は次のように分かれます。
| 単品で売る | サブスクで売る | |
| 向いている内容 | 1本で完結するノウハウ、まとめ記事、手順書 | 続けて読むほど価値が出る情報(業界の動き、定期的な解説、連載) |
| 更新の頻度 | 不定期でよい | 決まったペースで書き続ける |
| 売上 | 新しい記事を出した月に偏る | 毎月の見通しが立てやすい |
| 読者の気持ち | この記事だけ読みたい | この人の情報を追いかけたい |
迷ったら単品から始める
はじめから定期購読を作る必要はありません。単品で何本か売ってみると、どのテーマの記事が売れるのかが見えてきます。売れたテーマで定期購読のプランを作る、という順番なら無理がありません。
定期購読は、書き続けることが前提の売り方です。更新が止まると解約につながるので、毎月どれくらい書けるかを先に決めておきます。
サブスクの値段は「単品で買った合計」と比べる
定期購読の値段は、1か月に読める記事の量と、単品で売った場合の合計を比べて決めます。
単品なら1本500円の記事を毎月4本以上出すなら、合計は2,000円。月額980円や1,480円なら「単品で買うよりお得」に見えます。年額プランを月額より割安にしておくと、1年分をまとめて払う読者も出てきます。
YOMERU Proでは、プランごとに月額・年額を用意でき、無料トライアルも付けられます。下はトライアル付きのプランの表示例です。

値段は後から変えてもいい
最初の値段で売り続ける必要はありません。売れ行きを見ながら変えていきます。
- 売れない:値段の前に、タイトルや無料部分の書き方を見直す
- すぐに売れる:安すぎるのかもしれない。少しずつ上げる
- 加筆した:内容が増えた分、値上げを考える
YOMERUで価格を変える
YOMERUでは、販売中の記事でも、編集画面の「有料記事機能の設定」からいつでも価格を変えられます。

値上げ予約とセールを自動で切り替える
YOMERU Proを使うと、価格の変更を予約できます。指定した日時に価格が自動で変わり、記事ページには値上げまでのカウントダウンも出せます。

期間を決めたセールもできます。終わると通常の価格に戻り、元値と割引率も自動で表示されます。

「公開から1週間は安く、その後は通常価格」といった売り方も、手作業なしでできます。
記事をセットで売る
YOMERU Proの「セット販売」を使うと、複数の有料記事をまとめて、1つの商品として売れます。
セットの値段も、単品の合計と比べて決めます。たとえば1本500円の記事を8本そろえた場合は、次のようになります。
| 単品で8本買うと | 500円 × 8本 = 4,000円 |
| セット価格 | 2,800円 |
| 読者のお得額 | 1,200円お得(自動で表示されます) |
まとめて買う理由が読者に伝われば、1人あたりの購入額(客単価)も上がりますね。

記事をまとめて販売するCTA
単品での購入も選べますが、ショートコードを埋め込むことで、LPなど好きな場所に設置できます。テーマを決めて記事をまとめて販売できる機能です。
YOMERU Proの設定方法は、こちらの記事で解説しています。
「毎月、安定した収益を得たい」 「単発の記事販売だけでなく、継続的な収益源をつくりたい」 WordPressの投稿記事をそのまま有料コンテンツとして販売できるプラグイン「YOMERU」。無料版でも、記事単位の有料販売やStripe決済連携など、収益化に必要な基本機能はひと通り揃っています。 ...
手数料を引いた金額で考える
同じ値段でも、どこで売るかで手元に残る金額は変わります。10,000円の記事なら、noteでは8,550円、自分のサイト(Stripe決済)なら9,640円です。値段は、手数料を引いた後の金額で考えておきます。
noteやBrainで有料記事を売ると、売上から手数料が引かれます。10,000円の記事なら、手元に残るのは8,550〜8,800円ほど。 1本だけなら気にならない差ですが、毎月売れるようになると、年間で10万円以上の違いになることもあります。 本記事では、note・Brain・Tips...
まとめ
値段に迷ったら、次の3つを順に確かめます。
- この記事で、読者は何ができるようになるか
- 同じテーマのものは、いくらで売られているか
- 1本で完結するか、続けて読むほど価値が出るか
決めた値段は、売れ行きを見て何度でも変えられます。最初は低めに出して、反応を見ながら上げていくのも一つのやり方です。
WordPressで記事を売るなら、無料の「YOMERU」から始められます。
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