「記事のまとめって、どう書けばいいのか・・・?」
「いつも締まりが悪い文章になってしまう・・・」

こんな悩みはありませんか?

この記事では、ブログ記事のまとめ文の作成方法を解説します。
まとめ文は難しく考えがちですが、書き方は非常にシンプルです。明確なパターン・法則があるので、そこを押さえておけば、効果的なまとめ文は簡単に作れます。

まとめ文のテンプレート(例文)もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

大前提:ちゃんと「まとめ」 の形式にすることが重要

まとめ文は、その名の通り記事の「まとめ」 です。

記事全体の内容をおさらいして、簡潔にまとめることが重要であり、大前提です。この前提に反するまとめ文を書いてはいけません。

たとえば、以下のようなまとめ文です。

  • 本文で触れていない、まったく新しい主張を述べる
  • 適当な挨拶(いかがでしたか? 参考にしてくださいね 等)だけで終わる

まとめ文でまったく新しい主張を展開しても、読者が困惑するだけです。「ん? どういうこと?」 という感情になります。また、適当な挨拶だけで終わっても、読者の心理には何の影響も与えられません(結果、行動につながらない)。

まとめ文では、以下のように、記事で展開してきた主張や要点をおさらいすることが基本です。

この記事では、○○○と△△△についてお伝えしました。ぜひ、実践してみてください。

記事の主張・要点を端的にまとめることが重要であり、そこを押さえておけば最低限、まとめ文として成立します。

まとめ文に必要な3つの要素

まとめ文に必要な要素は、以下の3つです。

  • 記事における重要な主張や結論を念押しする
  • 紹介してきたノウハウを箇条書きで端的に記載する
  • 記事を読んだあとの誘導先を示す(行動の指示)

それぞれ、補足説明をしていきます。

記事における重要な主張や結論を念押しする

記事で最も伝えたい重要な主張や結論は、まとめ文にも記載しましょう。

まとめ文で重要な主張・結論を記載した例

重要な主張や結論は、多くの場所で繰り返し伝えることが重要です。まとめ文でも再度、念押しすることをオススメします。

目立たせるために、太字にしたりマーカーを引いたりして、強調させるといいでしょう。

紹介してきたノウハウを箇条書きで端的に記載する

ノウハウを箇条書きでまとめることも効果的です。

まとめ文でノウハウを箇条書きにしてまとめた例文

行動ステップや行動リスト、ノウハウの要点などを、箇条書きでまとめることで、記事内容の理解が促進されます。ハウツー系の記事では、これが特に重要です。

箇条書きのリストがあることで、記事を読んだあとに何をすればいいかが明確になり、読者は行動を起こしやすくなります。

記事を読んだあとの誘導先を示す(行動の指示)

まとめ文の最後では、読者に対して、明確な行動の指示をおこないましょう。

記事に訪問してきた読み手を逃さず、次のアクションにつなげるためには、何かしらの行動を呼びかける必要があります。いわゆる、CTA(Call-To-Action)です。

オススメは、ブログの関連記事や記事一覧ページに誘導するやり方です。

まとめ文で関連記事に誘導している例文

関連記事に誘導しているまとめ文の例

まとめ文で記事一覧ページに誘導している例文

記事一覧ページに誘導しているまとめ文の例

  • 次のステップとして、この関連記事のノウハウがおすすめです。
  • この記事に関連するノウハウ一覧はこちらからチェックできます。

といった形で、関連記事や記事一覧ページに誘導して、ブログ内の記事が次々と読まれる仕組みを作りましょう。回遊率のアップや、リピーター・ファン化の促進が期待できます。

ブログ記事のまとめ文のテンプレート(例文)

ここまで解説したコツを意識して作成した、まとめ文のサンプルをご紹介します。

この記事では、未経験からWeb業界に最短で転職する方法を解説してきました。

未経験でWeb業界に転職するのは難しくはありません。以下の5ステップを実践すれば、スキルゼロ・未経験でも、十分に可能性はあります。エージェントも不要です。

  1. 未経験OKの企業を求人サイトで探す
  2. 企業が求める人材像をリサーチする
  3. 自身の特性・強みと、企業が求める人材像の共通項を言語化する
  4. 雛形のサンプルをもとに履歴書や職務経歴書を作成する
  5. 転職エージェントを介さず直接応募する

今回は、私が転職を成功させるまでにおこなってきた戦略と戦術をすべてお伝えさせていただきました。実体験をもとにした、本当に役立つ転職ノウハウなので、ぜひ参考にしてください。

面接時の具体的な振る舞いや発言方法などは、以下の記事をぜひチェックしてください。
*関連記事へのリンクを設置

重要な主張・結論を再度念押しして、次に記事のノウハウを箇条書きでまとめ、最後に行動喚起のパーツを組み込めば、まとめ文の完成です。

ちなみに、まとめ文を構成するパーツは、その多くがリード文から流用できます。

リード文では、

  1. 記事の趣旨(重要な主張・結論)を素早く伝える
  2. 記事内容を具体的に提示する

といった要素が重要ですが、これらはまとめ文に必要な要素とも共通しているので、流用ができるのです。リード文の文章を少し調整して、最後に行動喚起の文言を付け加えれば、素早くまとめ文を作れます。まとめ文の作成が楽になるので、ぜひ試してみてください。

まとめ

この記事では、ブログ記事のまとめ文の作成方法を解説しました。

まとめ文の書き方は非常にシンプルです。以下の3要素を盛り込んで、ちゃんと「まとめ」 の形になるように書けば、効果的なまとめ文を簡単に作ることができます。

  • 記事における重要な主張や結論を念押しする
  • 紹介してきたノウハウを箇条書きで端的に記載する
  • 記事を読んだあとの誘導先を示す(行動の指示)

記事でご紹介した、まとめ文のテンプレート(例文)もぜひ参考にしてください。

また、書き出し(リード文)の作成方法のノウハウも、併せてチェックしてみてください。リード文とまとめ文の書き方を両方マスターすれば、記事作成はだいぶ楽になりますよ。