「サイトが更新されたら通知してほしい」
「最新情報を逃さずチェックしたい」
Chromeの拡張機能「Distill Web Monitor」を使えば、これらをかんたんに実現できます。
RSSに対応していないサイトや、ページの部分的な変更(商品の在庫情報など)を即時通知してほしいときに役立ちます。
当記事では、そんなDistill Web Monitorの使い方をご紹介します。
Distill Web Monitorとは

Distill Web Monitorは、指定したページの更新を定期的に監視し、変更があれば通知してくれるChrome拡張機能です。有料版もあるようですが、個人利用の場合は無料版で十分です。
無料版でできること
- ページ全体・部分指定で更新を監視できる
- 最大150URLまで登録可能
- 3台までのデバイスでログイン可能
- 更新確認の頻度を指定可能
使い方
お使いのChromeで「Distill Web Monitor」を有効化したら、まず下記箇所からピン留めしておくと使いやすいです。

次に監視したいページを開きます。

エックスサーバーのニュース一覧ページ
たとえば筆者は、エックスサーバーのニュース一覧ページをチェックしています。当サイトで利用しているサーバーでもあり、常に最新情報を確認したいからです。
ページを開いたら、Distill Web Monitorのアイコンをクリックします。

以下2つの選択肢が表示されます。
| 選択肢 | 用途 |
|---|---|
| ページのパーツを選択 | 特定の部分(例:価格や在庫情報)だけを監視したい場合に使用 |
| ページ全体を監視 | ページ全体の更新を監視したい場合に使用 |
たとえば今回は、ニュース一覧に更新があれば通知したいので、以下のように選択します。

↑のように黒枠で囲んだ状態で、右側の「選択箇所を保存」をクリックすると次の画面が表示されます。

監視ページの名前や通知設定を行う画面です。基本は、名前とスケジュールを調整するだけでOKです。
サインインすれば、指定したメールアドレスにも通知可能です。

上記の赤枠箇所が、無料版で使える通知の種類です。
Google Chromeを開いていれば、次のように更新を通知してくれます。

Chromeでの通知例
毎日Chromeを使うことが多いなら、メール通知無しでも十分機能します。
活用シーン
ページや特定の部分の更新を監視できるので、次のような場面で活用できます。
- 競合他社のプレスリリース
- ECサイトの商品入荷情報
- ニュースやメディア記事
- チケットや予約の空き状況
- セールやクーポン情報
- ブログやコミュニティサイトの更新
RSSがないサイトや、特定の部分だけを監視したい場合に役立ちます。
用途に応じてRSSと使い分けてください。
| 選択肢 | 用途 |
|---|---|
| RSS | サイトがRSS配信に対応していて、記事単位でまとめてチェックしたいとき |
| Distill Web Monitor | RSSがない・価格や在庫などページの一部のみを監視したいとき |
RSSに自動通知機能はないので、更新を即知りたい場合はDistill Web Monitorが向いています。
まとめ
Chromeの拡張機能「Distill Web Monitor」についてご紹介しました。
サイトの更新を自動で通知してくれるため、情報収集の効率が大幅にアップします。無料版でも十分に使えて、ページ全体・部分指定の監視、通知スケジュールの設定などが可能です。
手軽に導入できるので、個人利用はもちろん、業務での情報収集にもおすすめです。
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