ちょっとした知識と工夫で、あなたのデジタルコンテンツ(商品)はもっと売れるようになるかもしれません。この記事では、売れるデジタルコンテンツを作るための9つの重要アイデアをご紹介します。

    • たった1つの問題に焦点を当てる
    • 無料で満足できてしまう市場は避ける
    • 知覚価値を高める
    • 簡便性の要素を入れる
    • 商品タイトルはベネフィットを訴求する
    • 独自性を担保する
    • GDTの法則で訴求力を高める
    • コンテンツを使いまわす(リサイクル)
    • 強いオファーを用意する

これら9つのアイデアを試して、売れるデジタルコンテンツをぜひ作ってください。

1. たった1つの問題に焦点を当てる

売れるデジタルコンテンツは、内容を絞り込んだシンプルなものです。

一度に多くの問題を取り扱ってはいけません。たった一つの悩み、問題に焦点を当てて、その解決策を提示することが重要です。

たしかに、たくさんの内容を詰め込みたくなる気持ちはわかります。そもそも自然界の法則として、物事は放っておけばどんどん複雑・乱雑な方向に広がっていくものです(エントロピー増大の法則)。

その結果、内容は盛りだくさんではあるものの、問題の焦点が定まっていないデジタルコンテンツが生まれますが、そのようなデジタルコンテンツでは価値が伝わりづらいため、売るのが難しくなります。

だからこそ、「内容を絞ってシンプルに」 と強く意識しておく必要があるのです。

内容を絞り込めば価値が伝わる

たとえば「仕事ができるビジネスパーソンになるためのオンライン講座」 よりも、「生産性を倍増させるタイムマネジメント(時間管理)習得オンライン講座」 のほうが売れます。タイムマネジメントという特定の問題に焦点を当てて内容を絞り込んでいることで、価値が伝わりやすいからです。

別の角度から見ると、自分事になりやすいからですね。

「仕事ができるビジネスパーソン」 はボンヤリしすぎていて、多くの人にとって自分事にはなりません。
一方、タイムマネジメントであれば、「ああ、たしかに自分、いつも時間に余裕なくて仕事の納期もギリギリだしなぁ・・・」 といった形で、自分事として感じてもらいやすくなります。

<POINT>
1つのデジタルコンテンツに多くを詰め込まない。シンプルにする。特定の問題解決にフォーカスしたほうが、コンテンツの価値が伝わりやすい。

2. 無料で満足できてしまう市場は避ける

美味しい料理のレシピをまとめたデジタルコンテンツ(E-BOOKや動画)は売れるでしょうか? 恐らく難しいはずです。

料理のレシピなど、GoogleやYouTubeで検索して出てくる無料のコンテンツで満足できますから、わざわざお金を出して商品を買うモチベーションが高くありません。

ネットの無料検索では満たせないニーズを探す

デジタルコンテンツを売るなら、ネットの無料情報では満足できない人々が多く存在する市場をターゲットにすべきです。

たとえばマーケティングやビジネス、起業系のコンテンツ。検索して出てくる無料情報のほとんどは断片的なノウハウであり、体系だったものは少ないです。そのような情報では問題解決が難しいため、有料商品を購入するモチベーションは高くなります。

コンプレックス系や恋愛系もそうですね。Googleで検索しても「よくある悩みの原因!その①、その②、その③、・・・いかがでしたか?」 みたいな記事ばかりですから、そうなると「なんだよこれ、全然自分の悩みに寄り添ってくれない! 役に立たない情報ばかりだな!」 という感情になります。無料の情報では満足できないわけですね。

このような市場は、有料のデジタルコンテンツの販売に向いています。

<POINT>
ネットにある無料情報で満足している人々が多い市場では、デジタルコンテンツを売りづらい。そのような市場は避ける。

3. 知覚価値を高める

知覚価値とは、商品の見た目から買い手が感じる価値のことです。E-BOOKの表紙や販売ページのデザイン、商品のイメージ画像などが知覚価値に影響します。

知覚価値の重要性

知覚価値を高めることは非常に重要です。

よく、本は表紙とタイトルが全てだといわれますよね。もちろん本の内容のほうが重要なのですが、現実としては多くの人が本の中身(実質的価値)ではなく表紙とタイトル(知覚価値)を見て、買うかどうかを判断しています。

特にデジタルコンテンツは店頭に並んでいる本と違い、買わなければ中身を確認できないので、なおさら知覚価値でしか判断されません。どれだけ素晴らしい内容だったとしても、実際に購入しない限り、買い手側はそれを認識できないわけです。

同じ内容を伝えていても、デザインによって知覚価値は大きく変わる

つまり、初回購入では商品の知覚価値によって売れるかどうかが決まるということです。表紙のデザインや商品のイメージ画像などは特にこだわる必要があります。販売の成否に大きく関わる要素なので、できればプロのデザイナーに外注することをおすすめします。

カテゴリ コストの目安 参考
E-BOOKの表紙デザイン 10,000~20,000円程度 表紙デザインの出品パッケージ(ランサーズ)
商品のイメージ画像 10,000~15,000円程度 商品画像やサムネ作成の出品パッケージ(ランサーズ)

自分で作るなら、「Canva」 というツールがおすすめです。見栄えのいいビジュアルを簡単に作れます。

<POINT>
知覚価値を高めることは商品価値を高めることとイコール。プロのデザイナーに外注したり高性能なツールを使ったりして、見栄えのいいビジュアルを作ることが重要。

4. 簡便性の要素を入れる

多くの人は、できることなら苦労せずに、楽をして結果を得たいと潜在的に望んでいます。

「頑張って成果を出しましょう」 的な切り口のデジタルコンテンツはあまり受けがよくありません。誰しも、大変な思いはしたくないわけです。「毎日テレアポで見込み客を獲得する方法」 「食事制限と運動で健康的に痩せる方法」 みたいな内容だと売りづらくなります。

簡便性の要素の例

デジタルコンテンツを作る際は、すぐに結果が出る、簡単に実践できるといった簡便性の要素を入れられないかどうか? をぜひ検討してください。たとえば以下のようなニュアンスです。

    • 真似して使える●●●テンプレート
    • 見るだけ(聞くだけ)
    • 2時間で身に付く●●●
    • ●●●するための3ステップ
    • 今すぐ使える●●●の施策リスト15選

ちなみに、WordPressテンプレート(テーマ)も簡便性の要素が入ったデジタルコンテンツだといえます。テンプレートを使うだけで機能性の高いサイトを素早く構築できるので、HTMLやCSSを勉強する手間や苦労を避けられるわけですから。Webに疎い人からすれば魔法のように映るでしょう。

デジタルコンテンツとは少し違いますが、SEOの外部リンク施策も簡便性が非常に強い商品・サービスでした。

「弊社でリンクを貼ります。御社は何もしなくて大丈夫です。順位が上がるのを待つだけでOKです」という形で、苦労せずに楽をして結果を出したいという欲求を上手く刺激していました。

ペナルティによる順位下落リスクや詐欺的な営業など、色々と問題のあるサービスではありましたが、簡便性の要素の例としてはわかりやすいと思います。

簡便性を演出するテクニック

「いやいや、そんな簡単に成果が出るノウハウなんて自分は扱ってないんですよ・・・」 という声があるかもしれませんが、見せ方・切り口を工夫すれば簡便性の要素、ニュアンスを醸し出すことはできます。

たとえば、ノウハウを細かく分解して「●●●するための7ステップ」 のような見せ方をすれば、簡単に実践できそうなイメージになります。

あるいは、特典コンテンツで簡便性をカバーするのもいい方法です。本編コンテンツではどうしても簡便性の要素を入れられない場合は、「真似して使える●●●テンプレート」 「●●●のチェックリスト」 といった特典コンテンツを用意すれば、そちらで簡便性を訴求できます。

<POINT>
苦労して結果を出す、というニュアンスのデジタルコンテンツは売りづらい。簡単に実践できる、素早く結果が出る、といった簡便性のニュアンスを追加できないかどうか? を検討すべき。

5. 商品タイトルはベネフィットを訴求する

商品タイトルを作る際のポイントは、商品の特徴ではなくベネフィットを中心にタイトルを構築することです。

ベネフィットとは?

ベネフィットとは、デジタルコンテンツを通して購入者が享受できる利益のこと。購入者は最終的にどんな状態になれるのか? 何を解決できるのか? 何が手に入るのか? これらをタイトルで明確にアピールすることが重要です。

以下、ベネフィットを中心に構築した商品タイトルの具体例です。

【実績ゼロでもOK】コンサルタントのためのクライアント獲得施策リスト63選
永続的な資産となるデジタルコンテンツの作り方・売り方
年収1000万ライターを目指すための1on1コーチング
【あがり症克服】二度とプレゼンで緊張しなくなる方法 | 特別講座

気の利いた言葉や抽象的なキャッチコピーよりも、ベネフィットを具体的に記述したタイトルのほうが、商品の価値が伝わります。

時間の要素を取り入れるのもおすすめ

その他、時間の要素を入れるのもおすすめです。

【7日間】ExcelVBAスピード習得コース
24週間インターネットマーケター養成講座【個別サポート付き】

時間・期間の切り口を追加することで、「この期間ちゃんとやれば成果が出るんだな」 といった感じで、ベネフィットの具体性や信憑性が増します。

<POINT>
特徴ではなくベネフィットを盛り込むことと、具体的に記述すること。この2点が、商品タイトル作成のポイント。

6. 独自性を担保する

独自性に乏しいデジタルコンテンツは、飽和している市場では売りづらいです。

ライバルが溢れかえっている状況において、何の特長もない同じようなデジタルコンテンツをリリースしたところで注目されません。その他大勢の中に埋もれるだけです。

それに、独自性のないデジタルコンテンツを売っていてもつまらないと思います。他との違いが特にないビジネスにはやりがいも誇りもないでしょう。虚しくなるだけです。

独自性を担保するためのポジショニング

独自性を出すにはどうすればいいのか? たとえば、超有名な権威が売っているデジタルコンテンツであれば、その知名度・権威がそのまま独自性(つまり選ばれる理由)になります。単純な理屈です。

ただ、知名度や権威はそう簡単に手に入るものではありません。時間もかかります。「今から頑張って有名になりなさい」 というのは、多くの人にとっては非現実的かつ乱暴すぎるアドバイスです。

では、他にどのようなポジションを打ち出せばいいのか?

一例ですが、真実を教える先生というポジションで独自性を出すのはどうでしょうか。他の人が言わない不都合な(けれど大事な)真実を教えてくれる存在です。

そのようなポジショニングをすると、「皆は言わない●●●の真実」 「誤った●●●の危険性」 「非常識な●●●」 といった切り口で、独自性あるデジタルコンテンツを作ることができます。端的にいえば、その他大勢の競合と真逆の主張をしてみる、ということです。

突拍子もないアイデアに聞こえるかもしれませんが、ビジネスにおける差別化とは、いかにして唯一無二の存在になるか、という点に集約されます。他より優れている、ということは差別化の要素としては実は弱く、他と全く違うということが強力な差別化要因であり、独自性を担保する要素なのです。

デジタルコンテンツの独自性を考える際は、ぜひ、この考え方を念頭に置いてみてください。

<POINT>
独自の売りを明確にしなければ、その他大勢のデジタルコンテンツの中に埋もれてしまい、成果は出ない。競合と品質で競い合うのではなく、競合とは全く違うポジションを選択することが有効。

7. GDTの法則で訴求力を高める

訴求力のあるデジタルコンテンツを作るのに役立つのが、GDTの法則です。GDTの法則では、人の感情を動かす要素をGoal、Desire、Teaserの3段階に大きく分類しています。

G(goal) Time
時間をかけずに済む(時間の節約)
Effort
努力をせずに済む(労力の回避)
Money
お金を使わずに済む(お金の節約)
D(desire) Greed
より多くのものが手に入る(強欲)
Last
性欲を満たせる、愛を得られる(色欲)
Comfort
苦痛や悩みを減らせる(快適性)
T(Teaser) Scarcity
希少価値の高い情報、モノが手に入る(希少性)
Curiosity
好奇心をそそられる(ストーリー、ミステリー)
Controversy
過激な話題や主張、タブーに触れられる(反社会性)

Goal、Desire、Teaser、それぞれの中にはさらに3つの要素が含まれており、合計9つの要素に分類されます。これら9つの要素は人を動かす強力なトリガーとして機能するもので、デジタルコンテンツの訴求軸を設計する際の参考になります。

    • Time:短期間で結果が出る、すぐに実践できる、時間の節約になる、といった点を訴求する
    • Effort:大変な思いをしなくていい、面倒事から解放される、楽をできる、といった点を訴求する
    • Money:お金を稼げる、あるいは節約できる、といった点を訴求する
    • Greed:大量の特典コンテンツを用意したり、デジタルコンテンツの副次的効果(例:女性にモテるだけでなく仕事でも評価されます、人生全般が好転します・・・)を訴求する
    • Last:恋愛系のデジタルコンテンツ全般で使える訴求
    • Comfort:コンプレックス解消系のデジタルコンテンツで使える訴求
    • Scarcity:他では得られない情報源として商品を位置付けたり、数量限定・期間限定のキャンペーンを実施したりする
    • Curiosity:ストーリーやミステリーの要素を取り入れる
    • Controversy:挑発的な物言い、タブーへの切り込み

ちなみに、G → D → Tの順に訴求力が強くなるといわれています。多くの場合、わかりやすいGの3要素(Time、Effort、Money)を軸に訴求しがちで、それはそれで悪くはないのですが、より訴求力が強いDとTの要素も入れられないかどうかを検討してみてください。

<POINT>
GDTの法則の各要素は複数採用してもいい(訴求を1つに絞る必要はない)。複数の訴求軸を盛り込むことで、デジタルコンテンツの訴求力はより強まる。

8. コンテンツを使いまわす(リサイクル)

コンテンツの形式・媒体が変われば、コンテンツの価値(知覚価値)も変わります。

一般的に、テキストよりも音声のほうが知覚価値が高く、そして音声よりも映像(動画)のほうが知覚価値が高いです。なぜそうなのか? 合理的な理由や根拠はありませんが、多くの人の感覚として、音声や映像などのリッチメディアは価値が高いことになっています。感覚的な話なので、理屈は抜きにして「そういうものか」 とご理解ください。

1つのデジタルコンテンツを作ったら、それを他の形式に置換してリサイクルしましょう。

おすすめのツール

たとえば、今はテキストをオーディオに変換できる高性能なサービス・ツールが充実しているので、それを使えばE-BOOKを元にしたオーディオブックを簡単に作れます。

<テキストを音声に変換できるサービス・ツール例>
>>Text-to-Speech
>>ReadSpeaker
>>かんたん!AITalk5

逆のパターン、つまり音声のテキスト化(文字起こし)も専用のサービス・ツールがあるので簡単です。

<文字起こしサービス・ツール例>
>>Notta
>>Rimo

もちろん、ランサーズなどでフリーランスに頼むこともできます。

カテゴリ コストの目安 参考
ナレーション 10,000円~ ナレーションの出品パッケージ(ランサーズ)
文字起こし 10,000円~ 文字起こしの出品パッケージ(ランサーズ)

コンテンツの使いまわしに躊躇する必要はない

売り手の視点からすると「同じようなコンテンツを出したら飽きられるのでは?」 「手抜きだと思われるのでは?」 といった心配があるかもしれませんが、あまり気にする必要はありません。

先ほども述べましたが、コンテンツの形式・媒体が変わればコンテンツの価値も変わるからです(内容が同じであったとしても)。

それに、買い手は売り手とは違い、商品のことを常に考えているわけではありませんし、売り手ほどの情熱があるわけでもありません。売り手はずっと自分の商品のことを考えているので、いい加減それを見飽きているかもしれませんが、買い手はそうではないのです。

このような買い手と売り手の感覚のギャップを理解すれば、コンテンツのリサイクルの有効性と合理性に気付けるはずです。

<POINT>
コンテンツの形式が変われば、コンテンツの価値(知覚価値)も変わる。複数媒体で展開できるタイプのデジタルコンテンツは、積極的にコンテンツのリサイクルをおこなう。

9. 強いオファーを用意する

デジタルコンテンツが売れるかどうかは、オファー(取引の条件)の影響も大きいです。

オファーが強ければ、売り方が雑だったり販売ページのコピーが多少下手だったりしても売れます。

極端な例ですが「100円払ってくれれば、この1,000円札を差し上げます」 というオファーには誰もが無条件でOKしますよね。何のリスクもなく、メリットしかないわけですから。強いオファーとは、こういったものです。

「無料」 は強力なオファーになる

上記の例のような極端なオファーはさすがに非現実的ですが、比較的実現しやすく、かつ強力な手法に「無料オファー」 があります。

これは有料級のコンテンツを無料(もしくは格安)で提供するやり方です。無料というキーワードは非常に強力であり、人を引き付ける磁力があります。

無料でコンテンツを提供するので当然利益は出ませんが、新規の見込み客(リード)を大量に獲得できる可能性があり、成功すればビジネスの基盤が安定します。TCDでも、有料で販売予定だったWordPressテーマを無料で提供しており、そこから多くのリードを獲得できています。

>>フリー(無料)のWordPressテーマ「Rebirth(リバース)」

ぜひ、競合が有料で売っている商品と同等あるいはそれ以上のクオリティの商品を無料提供できないかどうか、検討してみてください。

特典を用意して量で圧倒するのもおすすめ

その他、特典をたくさん用意して量で圧倒する方法もあります。テレビショッピングを見ていればわかりますが、「これもお付けします!」 というフレーズがお決まりですよね。たくさん欲しい、もっと欲しいという、人間の強欲を刺激できるので、量で圧倒するのは強力な手法です。

もちろん、価値がないコンテンツを特典として付けても効果的ではありません。あくまで、本編のコンテンツとの関連性があり、かつ、相手が欲しているものを特典として用意する必要があります。

たとえば、WordPressテーマの特典として「売れるサイトを作るためのポイント」 「登録すべきおすすめの画像素材サイトまとめ」 「WordPressのSEO完全マニュアル」 といったコンテンツを用意するのはいい方法です。関連性がありますし、WordPressでサイトを作りたい人であれば、興味を持つ内容でもあります。

<POINT>
強いオファーがあれば、デジタルコンテンツを売るのが簡単になる。有料級コンテンツの無料(あるいは格安)提供や、大量の特典提供などがおすすめ。

まとめ

ここまでご紹介した9つのアイデアを以下にまとめました。

売れるデジタルコンテンツ(商品)を作る9つの重要アイデア
たった1つの問題に焦点を当てる 内容を詰め込まない。シンプルにする。たった1つの問題に焦点を当てることで、コンテンツの価値が伝わりやすくなる。
無料で満足できてしまう市場は避ける ネットの無料情報で事足りてしまう市場ではデジタルコンテンツを売りづらい。無料情報に満足していない人々が多い市場に狙いを定める。
知覚価値を高める 本質的価値は買わなければわからない。初回購入では知覚価値(表紙デザインや商品イメージ画像)を高めることが重要。
簡便性の要素を入れる 素早く簡単に成果を得られる、というニュアンスを醸し出せないかどうか? を検討する。
商品タイトルはベネフィットを訴求する 商品の特徴ではなくベネフィット(最終的にどんな状態になれるのか? 何を解決できるのか? 何が手に入るのか?)を訴求する。
独自性を担保する 他より優れている、ではなく、唯一無二を目指す。競合とは全く異なるポジショニングが重要。
GDTの法則で訴求力を高める 人を動かすトリガーとなるGDTの法則をもとにデジタルコンテンツの訴求を考えると、販売力が高まる。
コンテンツを使いまわす(リサイクル) コンテンツの形式・媒体が変わればコンテンツの価値(知覚価値)も変わる。コンテンツを違う形式にリサイクルして使いまわす。
強いオファーを用意する 強いオファー(取引条件)があれば、売り方が多少下手でも商品は売れる。無料オファーや大量の特典などが有効。

9つすべてを実践するのが理想ですが、まずはどれか1つでもいいので、意識して実践してみてください。デジタルコンテンツ販売の成功率が上がるはずです。

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合わせて読みたい「デジタルコンテンツ」シリーズ

第1回:デジタルコンテンツとは?
第2回:おすすめのデジタルコンテンツは?
第3回:デジタルコンテンツ販売対応のWordPressテーマ
第4回:デジタルコンテンツの売り方(当記事)
第5回:デジタルコンテンツ作成が捗るおすすめツール
第6回:デジタルコンテンツが売れない原因と対策