WordPressの有料テーマ(テンプレート)を使えば、質の高いWebサイトを素早く構築できます。問題は、どのテーマを選ぶべきか? という点です。

どの有料テーマを選ぶべきかは、Webサイトの規模や目的によって変わってきます。「何を実現したいのか?」「そのためにどんなデザインや機能が必要なのか?」といったことを考慮して選択することが重要です。

この記事では、国内で販売されている主要な有料WordPressテーマ5つを比較してご紹介します。各テーマの特徴やメリット、構築に適したサイト形態など、比較検討に役立つ情報をお伝えできればと思います。

WordPressとはそもそも何か?

WordPress(ワードプレス)をあまりご存知ない方のために、概要を簡単にご説明します。

WordPressとは、無料のオープンソース型CMS(コンテンツ管理システム)のことです。世界中のWebサイトの約40%(2021年2月時点)がWordPressで作られており、ユーザー数は世界で6,000万人以上にのぼります。個人ブログから企業のコーポレートサイト、大規模オウンドメディアまで、多種多様なWebサイトの構築が可能です。

WordPressの大きな特徴は、HTMLやCSSなどの専門知識不要でサイトを構築できる点です。好みのテーマをインストールするだけで、サイトのデザインや機能がある程度完成するので、ゼロから構築する必要がありません。特に、今回ご紹介するような有料テーマを使えば、デザイン・機能ともに高水準のサイトを素早く構築できます。

また、プラグインと呼ばれる拡張機能も豊富で、「この機能を実装したい」ということの大半は実現できてしまいます。

WordPressのメリットはまだまだありますが、詳細に説明すると長くなりますので、詳しくは以下の記事をご覧ください。

今回ご紹介する有料WordPressテーマの比較表

この記事でご紹介する有料WordPressテーマの特徴を表にまとめました。

賢威 Emanon AFFINGER6 SANGO TCD
価格 27,280円 9,800~27,800円 14,800円 14,800円 7,980~49,800円
テンプレート数 賢威8:1種
賢威7:25種
3種類 60のデザインパターン 1種類 80種類以上
サポートやフォーラムの有無 賢威フォーラムの利用権 デモサイトに掲載された設定方法の記事、メールによるサポート 購入者限定の公式マニュアル マニュアル、フォーラム、勉強会 テーマごとの解説マニュアル・Q&A・カスタマイズ情報サイト「TCD LABO」
Gutenbergの対応レベル ブロックエディタ固有の装飾機能などは少ない。 有料プラグイン「Emanon Blocks」の装飾用ブロック Gutenbergオリジナルブロックあり 無料プラグイン「SANGO Gutenberg」の装飾用ブロック Gutenberg対応。ブロックエディタ固有の装飾機能は少ない。
販売元 株式会社ウェブライダー 株式会社イノ・コード 株式会社オンスピード サルワカくん 株式会社デザインプラス
公式サイト https://rider-store.jp/keni/ https://wp-emanon.jp/ https://on-store.net/affinger6/ https://saruwakakun.design/ https://tcd-theme.com/

おすすめの有料WordPressテーマ5選

ここからは、おすすめの有料WordPressテーマ5つそれぞれを詳細にご紹介します。

  • 賢威
  • Emanon
  • AFFINGER6
  • SANGO
  • TCDテーマ

なお、順位付けしたランキングではないので、テーマの紹介順に特に意図はありません。

そもそも、特定のテーマが絶対的に優れているということはなく、テーマごとに、できること・できないこと、構築に向いているサイト・向いていないサイトなど、それぞれ固有の特徴があります。テーマを使用する人の目的や状況によって購入すべきテーマは変わってくるので、特定のテーマを盲信せず、フラットかつ客観的な視点で比較検討してみてください。

賢威

賢威

賢威の概要まとめ
特徴 GoogleのSEOに最適化された内部構造、大ボリュームのSEOマニュアル
構築に適したサイト コーポレートサイト、アフィリエイトサイト、ブログなど
サポートの有無 賢威フォーラムを通じたサポート
Gutenbergの対応レベル ブロックエディタ固有の装飾機能などは少ない
価格 27,280円
販売元 株式会社ウェブライダー
公式サイト https://rider-store.jp/keni/

「賢威」は、株式会社ウェブライダーが販売する有料テーマです。
HTML版とWordPress版の2種類のテンプレートが含まれています(別々に購入する必要はありません)。

「SEOに強いマニュアル&テンプレート」と銘打って販売されているとおり、GoogleのSEOに最適化されるようソースコードが設計されています。実際、販売元のウェブライダー社が運営するメディアの多くも賢威で作られており、上位表示実績も多数。

もちろん、コンテンツの質やナチュラルリンクの数の影響も大きいでしょうし、ソースコード自体が検索順位に与える影響については疑問視される声も多いので、賢威を導入しさえすれば簡単に上位表示できるわけでは決してありません。

ただ、賢威のテンプレートの内部構造の論理性が、数ある有料WordPressテーマの中でもトップレベルなのは事実です。現在のGoogleのSEOに最適化された構造なので、マイナス評価を受ける心配は皆無だといえます。賢威を使いつつ、優れたコンテンツの作成とコンテンツを露出させる努力をおこなえば、Googleから正当な評価を受け、検索順位やアクセス数は伸びやすくなるでしょう。

また、賢威には内的SEO・外的SEOに関する詳細なマニュアルも付属するので、正しいSEOの知識も身につきます。SEOの基本が解説された賢威SEOマニュアル(195ページ)と、コンテンツ作成のノウハウがまとまった賢威コンテンツ制作マニュアル(95ページ)が入手でき、このマニュアルのためだけに賢威を購入する価値があるかもしれません。

デザイン面に関しては、比較的シンプルなテンプレートであり、過度なデザインや装飾はありません。

賢威のテンプレート

賢威公式ページより引用

人によってはやや簡素な印象を持たれるかもしれません。基本的に、賢威はHTMLやCSSによるカスタマイズが前提であり、そのことは公式ページでも言及されています。HTMLやCSSの知識がある、あるいは勉強する意欲がある場合は問題ありませんが、知識不要の簡単操作でサイトを構築したい場合、賢威は不向きかもしれません。

賢威公式サイトはこちら

Emanon

Emanon

Emanonの概要まとめ
特徴 リード獲得用のランディングページ作成機能やCTA設置機能など、コンテンツマーケティング・Web集客に強い
構築に適したサイト コーポレートサイトやオウンドメディア、フリーランス(個人事業主)の公式サイトなど
サポートの有無 デモサイトに掲載されている設定方法の記事、メールによるサポート
Gutenbergの対応レベル 有料プラグイン「Emanon Blocks」で豊富な装飾用ブロックを追加可能
価格 Emanon Premium:27,800円
Emanon Business:12,800円
Emanon Pro:9,800円
販売元 株式会社イノ・コード
公式サイト https://wp-emanon.jp/

「Emanon」は、株式会社イノ・コードが販売する有料WordPressテーマのブランドです。現在販売されている有料テーマは、Emanon Premium・Emanon Business・Emanon Proの3種類です。

Emanonの商品ラインナップ

Emanon 公式ページより引用

いずれも、Web集客の仕組み化に強みがあるテーマです。CTA設置機能やランディングページ作成機能が標準搭載されており、「ブログ記事で集客 → 記事下CTAでランディングページに誘導 → リード獲得」というコンテンツマーケティングの鉄板の仕組みを簡単に構築できます。

最も多機能なのは最上位商品の「Emanon Premium」ですが、ビジネスサイトを手軽に構築したい場合は、価格と機能のバランスが取れている「Emanon Business」をおすすめします。こちらは「Emanon Pro」の子テーマで、「Emanon Business」を購入すれば「Emanon Pro」も一緒に付いてきます。Proとの価格差もたった3,000円なので、Businessを購入したほうがお得でしょう。

「Emanon Business」は「Emanon Pro」をベースとしながら、ビジネス向けにより特化したデザインと機能に調整されています。たとえば、以下はトップページのファーストビューのレイアウト例です。会社や事業の内容を効果的にアピールできるレイアウトパターンが用意されています。

Emanon Businessのファーストビュー一覧

Emanon Business 販売ページより引用

ファーストビュー以降のコンテンツも、見込み客のよくある悩みを提示できるソリューションセクションや商品・サービスの強みを訴求できるベネフィットセクション、料金をわかりやすく提示できる料金テーブルなど、ビジネス向けサイトに不可欠なパーツを配置できます。

ソリューションセクションの例

Emanon Business デモページより引用

ベネフィットセクションの例

Emanon Business デモページより引用

料金テーブルの例

Emanon Business デモページより引用

これらの設定はカスタマイズ画面で直感的におこなえるので、HTMLやCSSの知識は不要です。パズルを組み立てる感覚でスピーディにトップページを構築できます。ただその性質上、ある程度決まり切った型のサイトが出来上がるので、強いオリジナリティを出したい場合は不向きかもしれません。Web集客の成果を第一に追求するなら非常におすすめのテーマです。

Emanon公式サイトはこちら

AFFINGER6

AFFINGER6の広告設定項目

AFFINGER6の概要まとめ
特徴 収益化に特化、多機能でカスタマイズ性が高い
構築に適したサイト アフィリエイトサイト、コーポレートサイト、ブログなど
サポートの有無 購入者限定の公式マニュアル
Gutenbergの対応レベル Gutenberg オリジナルブロック
価格 14,800 円
販売元 株式会社オンステージ
公式サイト https://on-store.net/affinger6/

「AFFINGER6」は、株式会社オンステージが販売する有料WordPressテーマです。

特筆すべきは、圧倒的な多機能性。「ここまで盛り込むのか」と思うくらい、SEOや広告、レイアウト・デザイン関連の設定機能が豊富です。

以下はSEOの設定画面の例ですが、総合系SEOプラグインのお株を奪うくらいの詳細な設定項目が並びます。プラグインに頼らずテーマ単体でSEOを完結できる点は、AFFINGER6の大きな強みです。

AFFINGER6のSEO設定項目

AFFINGER6 公式ページより引用

広告の設定に関しても、多くのアフィリエイターやブロガーから支持されているテーマだけあり、インフィード広告の設定やランキング作成機能など、収益性を向上させるための仕組みが多く用意されています。

AFFINGER6

AFFINGER6 公式ページより引用

ただ、多機能であるが故に、サイトを構築するための初期設定でつまずいてしまう可能性があります。作りたいサイトのイメージが明確で、かつ、アフィリエイトやSEOの知識・経験が豊富にあれば、どこをどう設定すればいいのか理解できると思いますが、そうでない初心者の方は迷ってしまうかもしれません。

AFFINGER6は多機能ですが、用意されているすべての機能を使う必要は必ずしもありません。「なぜこの機能が搭載されているのか? どう活用すれば集客や収益アップにつながるのか?」といったことを本質的に理解し、自分のサイトに必要な機能を特定して設定を進めることが、AFFINGER6のポテンシャルを最大限に引き出すコツです。そのため、比較的上級者向けのテーマだといえます。

もちろん初心者が使ってはいけないということではありません。Gutenberg(WordPressのブロックエディタ)のオリジナルブロック対応による豊富な装飾機能もAFFINGER6の魅力の一つであり、わかりやすく読みやすい記事を作るために導入するのもアリだと思います。

AFFINGER6公式サイトはこちら

SANGO

SANGO

SANGOの概要まとめ
特徴 独特の雰囲気のポップで心地よいデザイン、ブロックエディタ完全対応
構築に適したサイト アフィリエイトサイト、オウンドメディア、ブログなど
サポートの有無 マニュアル、フォーラム、勉強会など
Gutenbergの対応レベル 無料プラグイン「SANGO Gutenbergプラグイン」で装飾用ブロック追加可能
価格 11,000円
販売元 サルワカくん
公式サイト https://saruwakakun.design/

「SANGO」は、有名ブロガーのサルワカくんが販売している有料WordPressテーマです。

特徴的なのは、ポップな心地いいデザイン。無駄な要素を排除したシンプル設計で、読みやすく見やすいレイアウト・デザインになっています。

個人ブログで使われている印象が強いかもしれませんが、企業のオウンドメディアでもよく見かけるテーマです。CTA設定機能や関連記事・おすすめ記事、著者プロフィール表示など、ブログ型オウンドメディアに必要な機能は一通り用意されています。

先ほど紹介したAFFINGER6のような多機能さが必要なく、最低限の機能があれば十分、記事の作成に注力したいといった方には非常におすすめです。

また、SANGOはブロックエディタのGutenbergに完全対応してい​​ます。無料の「SANGO Gutenbergプラグイン」をインストールすることで、ブロックエディタ用の装飾機能を追加可能です。詳しくは以下の動画で解説されていますが、SANGO Gutenbergプラグインで追加できる装飾機能の充実度は目を見張るものがあります。吹き出しや関連記事ブロック、レビューボックスなど、リッチな記事を作るための機能が満載です。

また、LP型のトップページもSANGO Gutenbergプラグインを導入すれば簡単に作成できます。

複雑かつ高機能なサイトの構築には向かないかもしれませんが、記事コンテンツ中心のブログ型のメディアを作るなら、SANGOは有力な選択肢になるでしょう。

SANGO公式サイトはこちら

TCDテーマ

TCD

TCDの概要まとめ
特徴 幅広い業種・業界やジャンルに特化した80種類以上のテーマ、美しく洗練されたダイナミックな印象のデザイン
構築に適したサイト ブログやアフィリエイトサイト、コーポレートサイト、大規模メディア、ECサイトなど多数
サポートの有無 テーマごとの解説マニュアル・Q&A集、カスタマイズ情報サイト「TCD LABO」
Gutenbergの対応レベル ブロックエディタ固有の装飾機能などは少ない
価格 7,980~49,800円
テーマごとに価格に幅がある
販売元 株式会社デザインプラス
公式サイト https://tcd-theme.com/

弊社の販売している有料WordPressテーマ、「TCDシリーズ」も紹介させてください。

TCDは累計ユーザー数100,000名を超える老舗ブランドです。販売しているテーマ数は80種類を超え、それぞれ固有の特徴があります。

特定の業種・業界に特化していたり、ECサイトやSNSの構築ができたり、オンラインマニュアルを作れたりと、幅広いユーザーのニーズに応えられるよう、さまざまな特色のテーマを揃えています。「飲食店のサイトを作りたい」「社員向けの教育マニュアルを作りたい」など、目的がハッキリしているなら、TCDの各テーマの中からぴったりのものが見つかるはずです。

また、構築の簡単さもTCDテーマの強みの一つです。TCDテーマ独自の機能であるテーマオプションやコンテンツビルダー、ページビルダー、クイックタグといった機能を使えば、HTMLやCSSの知識不要でTOPページの構築や記事ページの作成・編集がおこなえます。

TCDテーマオプション
>> TCDテーマオプションについて詳しくチェック

WordPressテーマでよくあるのが、「テーマをインストールしたけど、思っていたのと違った・・・デモサイトと同じにならない」という問題です。

デモサイトと同じクオリティにするには面倒なカスタマイズや設定が必要になるテーマもありますが、TCDテーマの場合は、先述のテーマオプションやコンテンツビルダー機能があるので、複雑かつ面倒な作業は不要です。基本的には、質の高い画像素材をはめ込んでいけば、デモサイトと同等のクオリティのサイトが完成します。HTMLやCSSによるカスタマイズも不要です。

このようなメリットがある一方で、「独自の機能が多く、他社テーマとの互換性が低いのでテーマの移行がしづらい」「テーマごとにコンセプトやサイトの型が決まっていて、自由なカスタマイズやアレンジがしづらい」といった声も聞かれます。

開発コンセプトとして、そのままの状態で使うことで最もテーマのポテンシャルを引き出せるよう設計しているので、HTMLやCSSをガシガシと編集して自由自在にカスタマイズしたい方にはあまり向かないかもしれません。逆に、TCD独自の機能を使って質の高いWebサイトを簡単に構築したい方には非常におすすめできます。

TCDテーマの詳細はこちら

有料のWordPressテーマを使うメリット

ここまで、おすすめの有料WordPressテーマ5つを紹介してきました。あらためて、有料のWordPressテーマを使うメリットを考えてみましょう。

Web上に情報がたくさんある

今回ご紹介したような主要な有料WordPressテーマは利用者が多く、Googleで検索すれば、カスタマイズ方法や不具合の解消法など、情報がたくさんヒットします。無料テーマの場合、(マイナーなものは特に)Web上に情報が少ないこともあり、困ったときに解決策が得られない可能性があります。

サポートが充実している

初期設定やカスタマイズのマニュアルがあったり、質問し放題のフォーラムがあったりと、有料のWordPressテーマはサポートが充実しています。導入後のサイト構築・運用をバックアップしてくれるでしょう。

品質(デザイン性や機能性)が安定している

粗悪なWordPressテーマであれば、すぐに市場から淘汰されます。今現在、有料で販売し続けているということは、一定以上の品質があり、デザインや機能面など、何かしらの要素がユーザーから支持されているということです。

また、販売を通してユーザーからのフィードバックも多く受けているので、商品改善にもつなげられています。バージョンアップを実施したり新商品をリリースしたりするたびに、品質は常に向上しているはずです。

失敗を避けるためのWordPressテーマ選びの基準

最後に、WordPressテーマを選ぶ際の基準をご紹介します。

細かなポイントを挙げればキリがありませんが、以下の3つを意識することをおすすめします。WordPress選びの基準については、以下の記事でもご紹介しているので、併せてチェックしてみてください。

導入する目的を明確にする

「何のためにWordPressテーマを導入するのか?」を明確にして、その目的を達成するために最適なテーマを選ぶことが大切です。

大前提として、万能なテーマは存在しません。テーマによって、できること・できないこと、得意・不得意があるので、目的を叶えるための機能が備わっているテーマを選ぶことが重要です。

たとえば、コンテンツマーケティングを実施してリード獲得を強化したいなら、CTA機能やランディングページ作成機能が高水準で実装されているテーマを選ぶ必要があるはずです。あるいは、大規模なオウンドメディアを作りたいなら、大規模サイトの構築に耐えられるレイアウト設計がされたWordPressテーマが必要でしょう。

ちなみにTCDテーマの場合、特色の異なる80種類以上のWordPressテーマをリリースしているので、目的に合致したテーマを見つけやすいはずです。

構築の難易度を確認する

「テーマを導入したけれど、デモサイトと同じにならない・・・自分の知識や技術、センスでは構築が難しい・・・」といったことも起こり得ます。

WordPressテーマは、HTMLやCSSのカスタマイズを前提とした自由度の高いものと、特別な技術は不要でパズル感覚で素材を組み込むだけでOKなものの、2つに大きく分かれます。

今回ご紹介した有料テーマでいうと、以下のような分類です。

HTMLやCSSによるカスタマイズ前提 HTMLやCSSの知識・技術不要
賢威 Emanon
AFFINGER6
SANGO
TCDテーマ

自分の技術レベルに合致したテーマを選びましょう。

Gutenberg(グーテンベルグ)への対応状況を確認する

Gutenberg(グーテンベルグ)とは、ブロックエディタ機能のことです。機能の詳細は、以下の記事をご確認ください。

依然として旧来のクラシックエディタも使うことができ、そちらをメインで使用するつもりなら、Gutenbergへの対応度はあまり気にする必要はありません。ただ、ブロックエディタをメインで使うつもりなら、Gutenbergに標準対応していたり専用プラグインを開発していたりするテーマを選ぶといいでしょう。

TCDテーマもGutenberg(グーテンベルグ)を使うことができます。ただ、記事の装飾に便利なTCD独自のクイックタグ機能がブロックエディタでは使用できません。その他のオリジナルの装飾用ブロックはまだ実装できていないため、TCDテーマをご使用いただく際は、Classic Editorのプラグインで旧式のエディタに戻すことをおすすめします。

おすすめの有料WordPressテーマまとめ

ここまで、WordPressのおすすめ有料テーマ5つを比較してご紹介してきました。
比較表をもう一度載せておきますので、比較検討に参考にお役立てください。

賢威 Emanon AFFINGER6 SANGO TCD
価格 27,280円 9,800~27,800円 14,800円 11,000円 7,980~49,800円
テンプレート数 賢威8:1種
賢威7:25種
3種類 60のデザインパターン 1種類 80種類以上
サポートやフォーラムの有無 賢威フォーラムの利用権 デモサイトに掲載された設定方法の記事、メールによるサポート 購入者限定の公式マニュアル マニュアル、フォーラム、勉強会 テーマごとの解説マニュアル・Q&A・カスタマイズ情報サイト「TCD LABO」
Gutenbergの対応レベル ブロックエディタ固有の装飾機能などは少ない。 有料プラグイン「Emanon Blocks」の装飾用ブロック Gutenbergオリジナルブロックあり 無料プラグイン「SANGO Gutenberg」の装飾用ブロック Gutenberg対応。ブロックエディタ固有の装飾機能は少ない。
販売元 株式会社ウェブライダー 株式会社イノ・コード 株式会社オンスピード サルワカくん 株式会社デザインプラス
公式サイト https://rider-store.jp/keni/ https://wp-emanon.jp/ https://on-store.net/affinger6/ https://saruwakakun.design/ https://tcd-theme.com/

どの有料テーマを導入すべきかは、構築したいサイトの種類や目的、運営する人の知識や技術のレベルで変わってきます。

絶対的に優れた「最高のテーマ」というものはなく、サイトを運営するそれぞれの人のニーズに合致した「最適なテーマ」が存在するだけです。ぜひ、そのような視点でWordPressテーマを比較検討してみてください。あなたにぴったりのテーマがきっと見つかるはずです。

もしTCDテーマに興味があれば、以下ページもご覧ください
>> デザイン性と機能性を兼ね備えたWordPressテーマTCDの詳細はこちら

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