ブログで稼ごうと決意して、まずはじめにぶち当たる壁と言えば、Amazonアソシエイトの審査通過ではないでしょうか?

2020年3月から審査条件が厳しくなったこともあり、人によっては「何度も審査に落ちている」と頭を悩ませているようです。審査に落ちる原因は複合的な理由のため、人によって違います。

一方で、Amazonアソシエイトの審査に一発で通る人もたくさんいます。

本記事では、Amazonアソシエイトの審査に通らない理由を探りつつ、審査通過に役立つ方法を紹介します。

Amazonアソシエイトの審査内容

まず、Amazonアソシエイトの審査内容を確認しておきましょう。

  1. 180日以内に3つ商品を売る
  2. Amazonアソシエイトの審査に合格する

180日以内に3つ商品を売る

アソシエイトの参加申請を行ったら、まず180日以内(6ヶ月以内)に3回の「適格販売」を発生させる必要があります。

適格販売とは
アフィリエイトリンクが踏まれてから89日以内に商品の注文が確定・決済されること

 

Amazonアソシエイトを申請してから、6ヶ月以内に3品売れればOKということです。 >> 申請の審査プロセスについて

ただし、リンクをクリックした人が、同時に3品購入した場合のカウントは1になります。3回に分けて購入される必要がある点に注意してください。ブログを始めたばかりの人は、この時点で結構ハードル高いですよね。

現実的に考えると、まずは先にブログを完成させる方が優先順位としては高いです。ブログの作り方はこちらを参考にしてください。

ブログ大全集

ちなみにデフォルトの商品リンクは、素っ気なくて売れにくいです。WordPressでブログを作っている方は、無料のプラグイン「Rinker」を使って整った商品リンクを掲載しましょう。

Amazonアソシエイトの審査に合格する

6ヶ月以内に3回の成果が確定すると、はじめてアソシエイトの審査に入ります。

2020年3月までは「アソシエイトの申請をする=審査」でした。従来の審査よりも手間がかかり、より厳しくなっていることが分かるでしょう。

何度も審査に落ちてしまっている方は、今一度Amazon公式サイトに記載されている、申請の審査プロセスを確認してみることをおすすめします。

>>申請の審査プロセスについて

審査に通らない人が試す価値アリな方法

Amazonが公式に発表しているわけではないものの、審査通過に有力と思われる「やっておくべきこと」を3つ紹介します。

  • Amazonアソシエイト以外の広告を外す
  • 信頼性の高いメールアドレスを使う
  • プライム会員+商品購入をしておく

Amazonアソシエイト以外の広告を外す

Amazonが審査する際、GoogleアドセンスやASPの広告がたくさん貼られていると、悪い印象を持たれる原因になるでしょう。

アフィリエイトサイトであっても、アソシエイトの審査をする際は、全ての広告を外しておくことをおすすめします。

Rinkerの商品リンクもAmazonのみに設定する

前述した商品リンク作成プラグイン「Rinker」を使う際は、楽天やYahoo!ショッピングのボタンリンクを削除して使いましょう。

審査中は、他社のリンクが混ざらないように徹底してください。

信頼性の高いメールアドレスを使う

審査において、信頼性が高いメールアドレスは2種類あります。

  • プライム会員と同じメールアドレス
  • 独自ドメインのメールアドレス

Amazonのプライム会員と同じメールアドレス審査に申請していれば、実在する個人であることがすぐに分かります。

「GmailやYahoo!メールのようなフリーメールは審査に落ちる」という口コミがありましたが、プライム会員と紐付いていれば問題ありません。

また、サイトの独自ドメインが含まれたメールアドレスも信頼性が高いと言えます。アソシエイトの申請時に登録したサイトと紐づくメールアドレスを使いましょう。

関連性のないフリーメールや、別サイトのドメインが含まれるメールアドレスは、審査に通らない原因になりえます。関連性の高いメールアドレスを使うようにしてくださいね。

プライム会員+商品購入をしておく

アソシエイトの申請をする前に、プライム会員になって購入履歴を作っておくと、審査通過に役立つそう。

なぜ、審査通過に役立つのかというと、プライム会員で購入歴があれば、少なからず悪質なアカウントでないと確認できるからだとか。悪戯や不正行為をするアカウントの審査通過を防止できるということですね。

また「過去にAmazonで買い物をしていない人が、Amazonのアフィリエイトをするのは不自然」という意見もあります。確かに、Amazonで商品を買ったことがないのに、商品を紹介するのは変ですよね。

あくまで噂の域を出ない情報ですが、何度も審査に落ちている人は参考にすると良いかもしれません。

Amazonアソシエイトの審査に通過するためのチェックリスト

Amazon公式の「プログラム参加申請をお断りするサイト例」をもとに、審査通過のチェックリストを作りました。

  1. 記事数は十分にあるか
  2. 記事の文字数は十分か
  3. 定期的に更新されているか
  4. 模倣サイトや広告で埋め尽くされたサイトになってないか
  5. 審査に使った身元情報は正確か
  6. 18禁のコンテンツやサイトになってないか
  7. サイト説明が適切にできているか
  8. 著作権侵害に当たる画像や文章が含まれてないか
  9. 未成年で応募していないか
  10. プライバシーポリシーにアソシエイトの旨を記載しているか

Amazonアソシエイトの申請をする前に、審査に落ちる原因がないかチェックしておきましょう。

記事数は十分にあるか

サイト内に記事数が十分にあるでしょうか?

「十分な記事数」とは、サイトによって異なります。この条件をクリアするには、テーマを絞ることが大切です。

  • フリーランスに役立つ本のレビュー
  • 在宅ワークにおすすめのガジェット
  • Amazonで購入して良かった商品

例えば「フリーランスに役立つ本」をテーマにすると、以下のようなキーワードが思いつきます。

  • フリーランス 時間管理
  • フリーランス 税金
  • フリーランス 営業
  • フリーランス SNS
  • フリーランス 経営戦略

上記のようなテーマでまとめ記事を書き、それとは別に1冊ずつレビュー記事を書けば30記事くらいできるはずです。

サイトを審査する時も「フリーランス関連の本を紹介するサイト」と明確に分かるでしょう。フリーランス関連の本を網羅しておけば、必要十分と評価される確率も上がります。

記事の文字数は十分か

1記事あたりの文字数は十分でしょうか?

どんなテーマを扱うにせよ、読者に詳しく伝えようとすれば最低でも1,000文字以上にはなるはずです。

サイトに50記事あっても、そのうちの30記事が1,000文字以下の場合、審査に通らない原因になるかもしれません。記事数と合わせて、文字数にも注意を向けてみてください。

定期的に更新されているか

サイトの更新がしばらく止まっていないでしょうか?

更新されていないサイトの記事は、情報が古くなっている可能性が高いです。Amazonからすると間違った情報があるサイトに、商品リンクを張ってほしいとは思わないでしょう。

定期的に新着記事が投稿されているようなサイトが理想です。

アソシエイトの申請をする際は「生きたサイト」を使うようにしましょう。

模倣サイトや広告で埋め尽くされたサイトになってないか

サイトの内容や見た目が、明らかに模倣したような作りになっていませんか?

上記に加えて、サイト内に広告がたくさん設置されていると、審査に通らない原因になります。特に情報商材系の広告やボタンリンクは、Amazonに悪い印象を与える原因です。

審査に合格するまでは、できる限りクリーンなサイトを目指してください。

審査に使った身元情報は正確か

申請時に入力した身元情報は正確でしょうか?

<NG例>

  • 苗字 or 名前のどちらかになっている
  • ニックネームやグループ名
  • サイトと関連性のない名前
  • 電話番号に不備がある
  • 電話番号の冒頭に「+81」がついている
  • 架空の住所
  • 部屋番号まで記載がない住所

このような不備があると審査に通りません。

スムーズに審査を進めたい方は、フルネームでAmazonプライム会員と同じ、個人情報を使うようにしましょう。

18禁のコンテンツやサイトになってないか

18禁サイトでアソシエイトに申請していませんか?

Amazonアソシエイトは、18禁サイトで利用することはできません。風俗情報サイトや、アダルトサイト、それに関連するコンテンツが含まれていないかチェックしておきましょう。

サイト説明が適切にできているか

サイト説明は適切に入力できているでしょうか?

<NG例>

Amazonの商品を紹介するサイトです。よろしくお願いします。

<OK例>

読書が大好きな私が、今まで読んできた本の書評を行っているブログです。
ジャンルはビジネス書がメインですが、たまに小説も紹介します。実際に読んだ感想を正直にレビューしています。本の購入に迷っている人の参考になるようなブログ作りを心がけています。

適当な説明文は悪い印象しか与えません。

サイトのテーマ、ターゲット、販売予定の商品などを分かりやすく記載しておきましょう。

著作権侵害に当たる画像や文章が含まれてないか

記事内に著作権侵害に当たる画像や文章が含まれていませんか?

これが原因で審査に落ちる人は結構多いようです。

  • Amazon内のスクショ
  • 歌詞の転載
  • アイコン画像やヘッダー画像

例えば、Amazon関連のスクショを無許可で使うと審査落ちしてしまいます。

操作方法の解説記事を作る際にやりがちなミスですね。歌詞を無断で転載するのも違反行為になります。許可を得たり、引用を駆使するなどして対策が必要です。

何気なく素材サイトでダウンロードして使っている画像が、著作権侵害になるケースもあります。クレジットを表記したり、オリジナル画像に変更するなどして対策しましょう。

未成年で応募していないか

Amazonアソシエイトは、未成年の応募をOKしていません。

未成年の場合は、後に紹介するもしもアフィリエイトを利用するのがおすすめです。年齢制限がなく、Amazonの商品をアフィリエイトできます。

プライバシーポリシーにアソシエイトの旨を記載しているか

Amazonが定めるプライバシーポリシーの記載はできていますか?

規約にはアソシエイトを行うサイトに、以下の記載をしなければならないと書いてあります。

「Amazon.co.jpアソシエイト」または「[乙の名称を挿入]は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」

中にはプライバシーポリシー自体がないサイトもあるようです。

審査に落ちるだけでなく、読者の信頼度にも影響を与えるので、必ずプライバシーポリシーを作っておきましょう。

Twitterで同志の発信を参考にしよう

Twitterでは、Amazonアソシエイトの審査に通らなかった人の参考になる情報がたくさん見つかります。

同じく審査に通らなかった人の解決策があるかもしれないので、いくつか抜栓してみました。

この方は、商品ページのスクショが原因で審査落ちしてしまったそうです。

審査に通過するまでは、スクショを避けたほうが良いかもしれません。

こちらの方は、プライバシーポリシーの記載がなかったために審査落ちしたそうです。

同じミスで審査落ちしないためにも、事前にプライバシーポリシーを作っておきましょう。

こちらは1つのTipsになりますが、AmazonアソシエイトはWebサイトだけでなく、YouTubeやSNSでも行えるメリットがあります。

様々な媒体でアフィリエイトしたい方は、何としてでもAmazonアソシエイトの審査に通過したいものですね。

Amazonアソシエイトの審査に関するQ&A

審査に関する疑問を解消しておきましょう。

  • ノルマ達成から審査結果が分かるまではどれくらい?
  • 再審査に3件の成約は必要?
  • 無料ブログは審査に悪影響がある?

ノルマ達成から審査結果が分かるまではどれくらい?

審査が始まるのは「180日以内に3回の適格販売が発生」してからになります。

口コミでは、数日で審査通過の通知が来た人もいれば、1ヶ月以上待った人も確認できました。これは審査する時期やサイトの内容によって変わると思います。

「1ヶ月たっても連絡が来ないから落ちたんだ」と決めつけるのは時期尚早です。

Amazonアソシエイトの審査結果は、必ずメールで行われます。メールソフトの自動振り分けで「プロモーション」や「迷惑メール」に分類されている場合もあるので、確認してみてください。

再審査に3件の成約は必要?

アソシエイトの審査に落ちた場合、完全にゼロから審査を行う必要があります。

「180日以内に3回の適格販売」の条件もリセットされますので、こちらもやり直さなければなりません。AmazonアソシエイトのID自体が削除されるため、再度作り直す流れになっています。

ちなみに過去に成約した3件の報酬は、申請時に指定した支払い方法で実行されるのでご安心ください。

無料ブログは審査に悪影響がある?

無料ブログだからといって不利になることはありません。

有料・無料問わず、大事なのはサイトの完成度と内容になります。コンテンツの質やサイトの作りなどにフォーカスすることが大切です。

もしもアフィリエイトで代替することも可能

何度チャレンジしても、アソシエイトの審査に通らない人は、見切りをつけてもしもアフィリエイトを使うと良いでしょう。

もしもアフィリエイトは、本家Amazonよりも審査が緩いことで有名です。「Amazonの審査は落ちたけど、もしもは一発で審査に通った!」という口コミはたくさんあります。

また、もしもアフィリエイトには「かんたんリンク」という便利ツールがあり、Rinkerのような商品リンクを手軽に作成可能です。

もしもアフィリエイトの見本

前述した通り、もしもアフィリエイトは、未成年でもAmazonアソシエイトが利用できます。

「いろいろ試したけど審査に通らなかった」という方は、もしもアフィリエイトのAmazonアソシエイトに提携申請してみてください。

>>もしもアフィリエイトはこちら

まとめ

Amazonアソシエイトは、審査の前に「180日以内に3回の適格販売を発生」させなければなりません。

サイトを開設したばかりの人からすると、割と高い壁に感じると思います。しかし、Amazonアソシエイトは手軽に使えて報酬が得られるため、審査に通過しておくと便利です。

審査に通らない人には、何かしらの原因があります。

Twitterで審査に通らない人のツイートを見ていると、著作権の侵害や登録情報の誤字など、凡ミスが多い印象がありました。

次回の審査は、本記事で紹介したチェックリストを参考にしてみてください。

「もう審査するのは面倒だ!」という方は、もしもアフィリエイトを使っていきましょう。

アフィリエイトに役立つWordPressテーマ

特化型1:NULL
特化型2:QUADRA
ブログ型:Muum
ランディングページ型:DROP