WordPressでサイト運営している中で、次のように感じている方はいないでしょうか。

  • メルマガのリストをもっと獲得したい
  • 自社製品の成約率を上げたい
  • 手動のマーケティングに疲れた

そんな時に便利なのが、MA(マーケティングオートメーション)です。

WordPressにMAツールを導入することで、面倒で複雑なマーケティング工程を効率化できます。空いた時間を使えば、より魅力的なコンテンツの作成に集中できるでしょう。

本記事では、WordPressにおすすめのMAツールをお届けします。

MA(マーケティングオートメーション)とは

そもそもMA(マーケティングオートメーション)とは、新規顧客の獲得から育成、購入までを効率的に行うためのツールです。

<例>
1. SEO経由で訪れたユーザーに「1万円のマニュアルを無料で配布中」とポップアップで通知。
2. 専用フォームにメールアドレスを入力してもらう→マニュアルを自動配布
3. 新規メールアドレス宛にステップメールを送信
4. バックエンド商品を販売
5. 過去の購入者にメールを配信してリピーターにつなげる

上記のような作業を手動で行うのはとても困難です。

MAツールを活用すれば、顧客のデータを管理したり、最適なタイミングで情報発信できます。最小限の労力で成果を上げるためにおすすめのツールと言えるでしょう。

WordPressにMAツールを導入するメリット・デメリット

WordPressにMAツールを導入するメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット

  1. WordPressで一元管理できる
  2. 難しい設定がいらない
  3. カスタマイズ性が高い

デメリット

  1. 本格的なMA運用には向かない
  2. 設定が複雑になるケースもある

メリット1. WordPressで一元管理できる

WordPress専用のMAツールを使うことで、ダッシュボードから情報を一元管理できるメリットが得られます。

複数のサービスを立ち上げて、データを分析するのが苦手な方からすると嬉しいポイントになるでしょう。見慣れているWordPressの管理画面なら、抵抗なくMAツールを分析できるかもしれません。

メリット2. 難しい設定がいらない

WordPressのMAツールはシンプルなものが多く、難しい設定が不要です。

特にはじめてMAツールを導入する場合、高機能さが故に挫折してしまうケースも珍しくありません。必要最小限の機能に限定されていれば、頭を悩ませずに成果に直結する行動に集中できるでしょう。

メリット3. カスタマイズ性が高い

WordPressのMAツールは、単体ではなく複数のプラグインを使うためカスタマイズ性が高いです。

必要な機能をプラグインで補うだけなので、知識のない人でも無理なく始められます。不要になった機能をすぐに削除できるのもプラグインならでは。シンプルなMAツールの導入には最適と言えるでしょう。

デメリット1. 本格的なMA運用には向かない

デメリットとしては、本格的なMA運用に向かないところです。

WordPressに本格的なMAツールを導入する場合、専門のサービスを利用した方が効果的かつ効率的。選択できるオプションも専門的なMAツールには及びません。

他ツールとの連携や詳細なデータ分析を行いたい方は、MAに特化したツールを利用しましょう。無料からでも利用できるMAツールは以下の記事を参考にしてみてください。

デメリット2. 設定が複雑になるケースもある

複数のプラグインを利用する場合、かえって複雑な設定になってしまうケースも。

また、プラグインを多用することで、サイトの動作が重くなるリスクもあるでしょう。特にMAは様々なデータを扱うため、専門ツールに任せた方がサイトの健康上良い場合もあります。

「どこまで細かくMAを行いたいか」によって、WordPress内で完結するかどうか決めると良いでしょう。

WordPressにおすすめのMAツール7つ

WordPressのMAに役立つ7つのサービスをまとめました。

  • Fluent CRM
  • Fluent Forms
  • Fluent SMTP
  • Convert Pro
  • Elementor
  • Kadence Block
  • WP MAStyle

Fluent CRM

Fluent CRM

Fluent CRMは、WordPressでEメールマーケティングする際に役立つツールです。

ステップメールやメールマガジンの送信
顧客データの管理
アナリティクスによる分析

上記の通り、メールによるマーケティングに必要な機能がシンプルにまとまっています。

今までメルマガを発行するために別のサービスへ移って作業していた方は、Fluent CRMの導入で作業効率を上げられるでしょう。ただし、日本語に対応していないため、英語表記に慣れる必要があります。

料金は1サイトであれば、年129ドルで利用可能です。

1サイト 5サイト 50サイト
料金 $129 $249 $499
アップデート 1年間
サポート 1年間

最小限のコストでMAツールを利用してみたい方は、Fluent CRMを試してみると良いでしょう。

Fluent CRM

Fluent Forms

Fluent Forms

Fluent Formsは、無料でフォームが作成できるWordPressのプラグインです。

フォーム作成プラグインとしては「Contact Form 7」が有名ですが、Fluent Formsを使えば、前述したFluent CRMとの連携がスムーズに行えます。顧客データは自動で登録され、事前に設定したメールマーケティングが可能です。

こちらも英語表記のみなのが残念ですが、導入して損のないMAツールと言えるでしょう。

Fluent Forms

Fluent SMTP

Fluent SMTP

Fluent SMTPは、手軽にSMTPを導入できるプラグインです。

WordPressでサイト運営をしている場合、レンタルサーバーを経由してEメールが配信されるのが一般的。しかし、レンタルサーバー経由だと、受信側にスパム扱いされるケースがあるのです。

SMTPを使うことで、相手にメールが届かない問題を最小限にできます。無料のプラグインなので、メールマーケティングを行う方はマストでインストールしておきましょう。

Fluent SMTP

Convert Pro

Convert Pro

Convert Proは、WordPress上にポップアップ通知を出現させられるプラグインです。

年払い:79ドル
買切り:389ドル

上記2つのプランから選べるようになっています。

ドラッグ&ドロップでデザインを作れるので、感覚的に操作できるのもポイント。モバイルフレンドリー仕様のため、レイアウトが崩れる心配もありません。

前述したFluent CRMとの連携も可能です。顧客の獲得からメールの送信まで連携できます。

Convert Pro

Elementor

Elementor

Elementorは、手軽にLPを作成できるWordPressのプラグインです。

より目を引くデザインのLPを作りたい方に最適なプラグインとなっています。独自の編集画面は見やすくおしゃれなので、LPを作るモチベーションも上がるはずです。

実に多機能な設定ができるので、顧客がストレスを感じるLPを作らないように注意しましょう。

Elementor

Kadence Block

Kadence Block

Kadence Blockは、WordPressの編集画面上でLPが作れるプラグインです。

新規記事を作成するのと同じ感覚で、デザイン性の高いLPを作れます。料金プランは年間69ドルです。こちらもFluent CRMと連携可能。Elementorと比較して使いやすい方を利用すれば問題ありません。

Gutenbergの画面上でLPを作り込みたい方に最適と言えます。

Kadence Block

WP MAStyle

WP MAStyle

WP MAStyleは、株式会社アリスタイルが開発したWordPress専用のMAツールです。

今回紹介するツールの中では最も専門性が高く、国内産のため日本語にもバッチリ対応しています。コンテンツマーケティングに必要な機能が詰まっているので、MAツールとしての利用価値も高いです。

利用料金は以下の通り。

初期費用:10万円
月額費用:5万円
カスタマイズ:別途相談

初月のコストは15万円なので、本格的なMAツールを導入する時のコストと同程度になります。WordPress以外のWebサイトでMAツールを使う予定があるなら、SATORIやList Finderなどの専門ツールをおすすめします。

コストをかけてでもWordPressでMAツールを一元管理したい方に最適です。

WP MAStyle

まとめ

WordPressには、MAツールとして利用できるプラグインやサービスがいくつか用意されています。

上手にツールを活用すれば、顧客の獲得から商品の購入率アップなど嬉しい効果が期待できるでしょう。運用に失敗しないためにも、各ツールの特徴を把握していくことが大切です。

MAツールはとても便利ですが、目的が曖昧なまま利用しても効果を得られません。
自社サイトをどうしたいかをハッキリさせて、目的に合ったツールを利用するようにしましょう。