WordPressテーマのアップデート方法を解説します。
アップデートは、旧テーマを削除し、新しいテーマに置き換える作業になりますので、更新前には念の為バックアップを取るようにしましょう。バックアップの方法は下記よりご確認ください。
WordPressサイトの運営において、バックアップは欠かせない作業のひとつです。不具合やエラーが起きた際、事前にとっておいたバックアップデータから復元できれば安心ですよね。 そこで当記事では、WordPressサイトのバックアップをとれるプラグインを4個ご紹介いたします。それぞれの特徴をまと...
目次
テーマのアップデートは、同じテーマを新しいバージョンに更新するということですが、全く別のテーマに変更する場合は、こちらの記事を参考にご覧ください。
WordPressテーマを変更すると、デザインと機能が変わります。見た目の着せ替えだけではなく、中身(機能面)も含めて刷新できるのが、WordPressサイトの強みのひとつです。 しかし、元々あったコンテンツが表示されなくなったり、レイアウトが崩れることもあります。テーマごとにデザインや機能の...
最新バージョンのテーマをダウンロードする
まずは、アップデート情報を確認し、最新版のテーマをダウンロードしていきます。
TCDテーマの更新情報は、WordPressのダッシュボード > テーマ更新よりご確認いただけます。アップデートする際は「マイページから最新版のテーマをダウンロードする」を押して、最新版のテーマファイルをマイページより取得いただけます。
マイページのダウンロードと帳票に移動するので、該当するテーマファイルの「ダウンロード」ボタンを押下してください。これで最新バージョンのテーマファイルをダウンロードできました。
テーマのアップデート作業を行う
次に取得したテーマファイルをWordPressにインストールして、最新の状態に更新します。この時、テーマファイルをFTPソフトやテーマエディター等で直接編集(カスタマイズ)していると作業手順が異なります。
通常のアップデート方法
カスタマイズを行っていない場合は、こちらの方法でアップデートできます。また、WordPressのバージョンでアップデートの方法が異なりますので、下記より該当の方法をご確認ください。
WordPressバージョンが5.5以上
WordPressのバージョンが5.5以上の場合は、最新版のテーマファイルをそのままアップロードして更新できます。
外観 > テーマで「新規追加」を押します。
「テーマを追加」の画面で「テーマのアップデート」を押した後、ダウンロードした最新版のテーマを選択し、「今すぐインストール」を押します。
現在のテーマとアップロードするテーマを確認し、「アップロードしたもので現在のものを置き換える」を押します。有効化していたテーマは削除され、新しいテーマに置き換わり、アップデート完了です。
WordPressバージョンが5.4.4以下
WordPressバージョンが5.4.4以下の場合は、同じテーマをそのままアップロードできないため、現在有効化しているテーマを削除した後、最新バージョンのテーマをアップロードする必要があります。
TCDテーマオプションの設定データは、データベース内に保存されています。テーマを削除してもこれらのデータは消えませんので、ご安心ください。(ただし、万が一に備えてバックアップはとっておきましょう。)
外観 > テーマの画面で一度他のテーマを有効化します。(有効化するテーマはどれでも構いません。)
有効化しているテーマは削除できないため、一度別のテーマを有効化する必要があります。サイトをメンテナンス中にされる場合は、「WP Maintenance Mode」等のプラグインをお使いください。
これで有効化していたテーマを削除できます。有効化を外したテーマの「テーマ詳細」を押します。
画面右下の削除ボタンを押して、テーマを削除します。
ダウンロードした最新バージョンのテーマファイルをインストールし、有効化すれば更新完了です。テーマのインストール方法は、下記をご覧ください。
当記事では、WordPressテーマのインストール方法について解説します。インストールの方法は基本的に全テーマ共通ですので、TCDテーマ以外をご利用のユーザー様も参考にしてください。 レンタルサーバーにWordPressをインストールする方法はこちら。 WordPressテー...
テーマファイルを直接編集されている場合
カスタマイズされた方は、通常通りアップデートを行うと編集した箇所が全て消えてしまいます。
カスタマイズによっては、テーマファイルを直接編集せずに済む方法もございますので、一度下記で代替できるかご確認ください。
WordPressに慣れてくると、サイトのデザインをCSSでカスタマイズしたくなりますよね。この時最も気をつけておきたいのが、CSSの編集方法です。 特に、テーマのスタイルシートを直接編集するのは避けた方がよいでしょう。 当記事では、WordPressでCSSを編集する方法を4つご紹介し...
しかし、カスタマイズの方法によっては、上記で代替できないものもございます。その場合は、下記の2つの方法をご検討ください。
カスタマイズについてはサポートの対象外でございますので、CSSやPHPファイル内の修正箇所まではご案内いたしかねます。
通常通りアップデートした後再度編集する
通常通りアップデートした後に、再度同様のカスタマイズを行っていただく方法になります。
この時、アップデートによって手を加えた箇所が全て消えるため、必ず更新前に編集を行ったファイルや場所、その内容を別途テキストファイル等にメモしておいてください。
個別にテーマファイルをアップデートする
テーマのアップデートで修正されたファイルだけを個別に上書きしていただく方法です。アップデートにより更新を行った各テーマのファイルは、アップデート情報よりご確認いただけます。
各バージョンのリリースノートに記載されている「修正したファイル」をご覧ください。
その後、各ファイルの修正を行った箇所を把握するため、新旧ファイルの差分を確認して、編集を行っていきます。変更部分の確認方法は下記をご覧ください。
TCDテーマでは、お客様の要望やよりよい商品開発を行うため、アップデートを都度行っております。 通常のアップデートに関しましては、こちらの記事を参考に簡単にご対応いただけます。 >>WordPressテーマを更新(アップデート)する方法 しかし、独自のカスタマイズをされているお...
なお、バージョン番号は「style.css」に記載しておりますので、そちらも更新してください。(例:Version:1.0と書かれた箇所)
もしアップデートして不具合が発生した時
アップデート時に不具合が発生した時は、まずは下記をご確認ください。
- テーマ更新情報の確認
- キャッシュ周りの確認(TCDテーマの高速化設定、キャッシュを生成するプラグインの設定)
- カスタマイズ内容の確認
- パーマリンク設定の更新
- PHPのバージョンの確認
下記ページに記載のトラブルシューティングにて詳しい説明を紹介しています。
TCDテーマの不具合やエラーを解決するためのトラブルシューティングを当記事ではまとめております。 不具合には複数の要因が考えられますので、一つ一つ原因を切り分けていきます。弊社カスタマーサポートへ寄せられるさまざまなお問い合わせの中で、解決に繋がることが多いものをリストアップしました。 ...
アップデートによる不具合はカスタマーサポートまで
上記内容をご確認いただいた上で、不具合が引き続き生じる場合は、カスタマーサポートまでご連絡ください。
フォームの「お問い合わせ内容」に制作環境やエラー内容等をご記載ください。情報が詳しいほど、スムーズなサポートが可能になります。
お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします