在庫リスクがなく、手軽に始められるアフィリエイト。
副業がデフォルトになりつつある今、アフィリエイトに興味がある人が増えています。しかし、ネットでアフィリエイトについて調べると「稼げないからやめとけ」という意見の多さが目立ちます。
これは本当でしょうか?
本記事では、著者の失敗談も交えて「なぜアフィリエイトはやめとけ」と言われるのかや、これからアフィリエイトに挑戦したい人が知っておいた方が良い現実を正直にお伝えします。
2018年から個人ブログを始める
2020年から現在まで合計500万円以上アフィリエイトで稼いでいる
現在は実績を元にクライアントサイトのコンサルも行っている
目次
アフィリエイトはやめとけと言われる理由
はじめにアフィリエイトをやめとけと言われる一般的な理由を見ていきましょう。
- 労力と報酬が見合わない
- 稼げるまで時間がかかる
- 収入が大幅ダウンする可能性がある
- 企業の参入が増えた
- 競合が多い
- 不労所得にならなかった
- 怪しい商売と勘違いされる
- 成果が承認されないことがある
労力と報酬が見合わない
アフィリエイトを始める際は、やらなければならないことがたくさんあります(各リンク先で、方法やツールを紹介しています)。
どれもアフィリエイトのサイト制作に欠かせません。知識がない人からすると、大きな労力がかかるはずです。僕自身、はじめてWordPressでブログを作った時はとても疲れました。
片手間の副業でアフィリエイトを選んだ人からすると「そんなに作業する時間を確保できない」とやめていく人もいるでしょう。
稼げるまで時間がかかる
アフィリエイトで報酬を得るには、あなたが書いた記事が検索エンジンの上位に表示されなければなりません。狙ったキーワードで1位を獲得できれば、読者がサイトに訪問するきっかけになるからです。
しかし、知識のない人が書いた記事が、検索上位になるほど甘い世界ではありません。だからこそ、定期的にリライトをして上位を狙う必要があります。
僕自身、ブログで稼ぐと決意してから、月20万円以上稼げるまで2年もかかりました。
はじめの1年は毎日1記事更新していました。にも関わらず、はじめの8ヶ月くらいは収益も上がらず、時間ばかりかかるため「自分は何をやってるんだろう」と考えたこともあります。
収益が上がるまでの期間が長いので、稼げるようになる前に挫折する人がいるのかなと。よく「ブログで稼げるようになるまでには1年以上かかる」なんて言われますが、これはあながち嘘ではありません。
下のグラフはアフィリエイトマーケティング協会が「ひと月のアフィリエイト収入×アフィリエイトを開始してからの年数」を調査した結果です。
グラフからわかること:
- 月収1万円未満が64.5%
- 短期間で稼ぐのは難しい
- 経験年数が長いほど収入が高い
- ただし、稼げなくて退場するという理由もあり
収入が大幅ダウンする可能性がある
アフィリエイトは検索エンジンへの依存度が高いため、ある日突然、稼げなくなる可能性が常にあります。
検索エンジンは定期的にアルゴリズムをアップデートしており、仕様変更に伴い、あなたの記事の順位が下がる可能性があるのです。昨日まで1位だった記事が、翌日には100位圏内から除外されるなんてことも珍しくありません。
実際、2019年に行われたGoogleのコアアップデートでは、多くの個人ブロガーやアフィリエイターが淘汰されました。個人ブロガーで唯一無二だった「イケダハヤト」さんも、この時期に「ブログはオワコン」と言い始めます。
収入源を守る方法はなく、完全に検索エンジンの仕様次第になるため、アフィリエイトに対して批判的な意見が集まりだしたのかなと。
企業の参入が増えた
「アフィリエイトは儲かる」という常識が世間に広まるにつれて、企業の参入も増えています。
企業は個人と比較して資金力があり、大量のライターを雇って大規模なサイトを瞬時に作ることができます。今まで個人のアフィリエイターが1位だったキーワードも、企業にとって変わられやすくなったのです。
最近では英語圏のサイトが、片言の日本語に翻訳して上位を獲得するケースも増えていますね。
キーワードによっては「日本人の個人サイト」よりも「米国企業が作った片言の日本語サイト」の方が評価される時代です。企業は副業ではないため、1記事に費やす労力も確保できます。結果として質の高いコンテンツを作りやすいのも実情です。
「ちょっと稼げればいいな」といった気持ちで参入すると、挫折する原因になるでしょう。
2022年10月、AKB48の公式サイトのサブディレクトリで脱毛アフィリエイトサイトを運営していることが話題になりました。サブディレクトリとは、同じドメイン内でテーマ毎にコンテンツを仕分けるときに用いられるものです。 本来、本体サイトと関連性の高いテーマを扱うページ・メディアを作成する場合に使...
競合が多い
アフィリエイトは競合の数も多いです。
得に儲かるジャンルでは、個人から企業までたくさんの競合が上位を競い合っています。転職、口座開設、プログラミング教室などは、競合の数が多すぎて飽和気味。素人が入る隙間はないと言ってもいいほどです。
競合が多いということは、その分「検索上位を取りにくくなった」とも言えます。
また「アフィリエイトの稼ぎ方」に関するノウハウを手に入れやすくなった点も、競合の量産に一役買っているかなと。体系化されたマニュアルを販売する人も増えたため、参入者も増えたのでしょう。
アフィリエイトの市場は年々拡大傾向にあるので、今後も参入者は増えていくことが予想されます。
不労所得にならなかった
アフィリエイトに対して、不労所得になるというイメージを持っている人は多いのではないでしょうか?
僕自身、個人ブログを始めたのは不労所得が欲しいからでした。実際にブログでアフィリエイトを始めて、良い時は月50万円ほど稼げました。当時は「これで安泰だな」と激しく喜んだことを覚えています。しかし、収入が安定することはありませんでした。
当時は1度でも検索上位になれれば、不労所得になると思っていました。現実は定期的な記事のメンテナンスや、より良い記事にするための改善が必要なので、やることも多いです。記事数が多ければ、その分タスクも増えるでしょう。
手間のかからないイメージを持っていた人からすると、アフィリエイトをやめる原因の1つになるはずです。
怪しい商売と勘違いされる
アフィリエイトを怪しい商売と思っている人も少なくありません。
「どこでも自由に働ける」「毎月100万円以上の不労所得」などと聞くと、怪しいビジネスに感じる人もたくさんいるはずです。得にあなたのことを大切に思ってくれる人ほど「アフィリエイトなんて怪しいものに手を出しちゃダメ!」と言ってくるでしょう。
事実、僕の両親は未だに僕の収入源を理解していません。
一度、アフィリエイトについて説明したこともありましたが「それはマルチ商法ね」と言われたので、以来、理解を求めることをやめました。
成果が承認されないことがある
個人的な経験上、アフィリエイトをやめたいと思った最大の出来事がこれです。アフィリエイトは成果と承認の2つをクリアして、はじめて報酬が獲得できます。
- 成果
対象サービスが購入されたこと - 承認
対象サービスの成果が確定されたこと
成果は広告経由で申し込みや、商品が購入されたタイミングで確認できます。
しかし、発生した成果が必ずしも承認されるわけではありません。「100万円以上の成果が発生したけど、実際に承認されたのは1万円だった」という実例もあります。
僕自身、大手企業のサービスをアフィリエイトした結果、ほとんどの成果を非承認にされてしまった経験があります。特に情報商材系は広告主の承認率が悪いです。
成果が承認されなければ、いつまで経っても報酬は入ってきません。アフィリエイターとしては辛い瞬間です。
そもそも競合はアフィリエイトで月いくら稼いでる?
上のグラフは、アフィリエイトマーケティング協会が「ひと月のアフィリエイト収入」を調査した結果です。
2022年は月5万円以上稼いでいる人は全体の22.7%、月5万円以下は77.2%。月5,000円以下の人も多く、ハードルの高さがデータとして見て取れます。ちなみに、マイナビ転職の調査によると副業で稼ぎたい希望額の平均は月13万円ほどでした。
参考: 副業の平均月収は「5万9,782円」。希望と実態のギャップは「7万2,764円」で半分に届かず
実際に得ている収入の平均額が6万円ほど。月6万円をアフィリエイトで稼げる人が、全体の2割程度ということを考えると「アフィリエイトはやめとけ」と言われるのも無理はないかもしれません。
一部のアフィリエイターは月100万円以上稼いでいますが、全ての人が同じゴールに辿り着けるわけではありません。
要は理想と現実のギャップが大きい
「アフィリエイトはやめとけ」と言われるのは、理想と現実があまりにかけ離れているからではないでしょうか?
理想 | 現実 |
片手間で副収入 不労所得 月100万円以上 |
作業量多い 短期間では稼げない 正解が1つではない |
このようにアフィリエイトに対する理想と現実が違いすぎるため、結果が出なかった経験者からすると「やめとけ」と言いたくなるのかなと思います。
アフィリエイトはまぐれで稼げるほどほど甘くない
2019年くらいまでは、とにかく記事を量産すれば「何かしらがヒットする」という状況がありました。
しかし、有益な情報が入手しやすくなり、検索エンジンの精度が上がってきた現在は、ラッキーパンチを当てにするほど非効率なことはなくなった感があります。「初心者でも頑張ればいける!」と胸を張って言えるほど、簡単に稼げなくなったのです。
あなたは副業に何時間使えますか?
もしもあなたが「1日1時間しか副業できない」というなら、僕はアフィリエイトをおすすめしません。
なぜなら、アフィリエイトはやることが多く、稼げる土台を作るまでに時間がかかるからです。記事数にもよりますが、早くて3ヶ月ほどはかかるでしょう。複数の記事を完成させるのは、初心者からすると気が遠くなる作業です。
アフィリエイトに対して「短時間で大きく稼げるビジネス」と思っている人は、同じ時間を使って別の副業をする方が稼げる可能性が高いと思います。
アフィリエイトは経験値に勝るものがない
アフィリエイトで稼いでいると様々な壁が立ちはだかります。
- アクセスが集まらない
- 1位の記事が50位に転落した
- Googleからペナルティを受けた
- 検索エンジンの仕様変更への対応
- ASPとの交渉
やるべきタスクの多さは結構なもの。
これらは事前に知識を補完したとしても、現場で確実に躓いてしまいます。苦い経験や「もう分からない!」と発狂したくなるような経験を経て、アフィリエイターとしての成長ができるかなと。
そもそもアフィリエイトにコミットする時間が取れない人は、その時点で競合に差をつけられてしまいます。つまり、アフィリエイトに専念できる人の方が稼ぎやすいということです。
アフィリエイトはメリットもたくさんある
ネガティブな側面ばかりに光を当ててきましたが、アフィリエイトにはメリットもたくさんあります。
- 副収入源として優秀
- 固定費が安い
- 横展開しやすい
- 何度でもやり直せる
- サイト運営の基礎が身につく
こちらの記事でもアフィリエイトで得られる経験やスキルがどのように役立つかについて、触れています。
「アフィリエイトの作業ってどのくらい時間をかければいいんだろう」 こんな風に思ってお困りではないでしょうか。 アフィリエイトにかける作業時間は多い方がいいですが、毎日少しの時間でも継続することが重要です。本記事ではアフィリエイトで必要な作業時間について、アフィリエイト歴14年の著者が解説しま...
1. 副収入源として優秀
不安定なアフィリエイトですが「1つの収入源」としては実に優秀です。
報酬が減る月があれば増える月がるのも事実で、時には通常の2倍以上稼げる時もあります。予測ができないからこそ、良い時期に当たれば嬉しいボーナスになるでしょう。
ちなみに僕はアフィリエイト収入を「あぶく銭」と定義し、全く当てにしていません。
毎月、報酬が振り込まれますが、振込金額を見るだけで使うこともないです。それくらいの距離感でいると、収入の増減で精神を消耗せずに済みます。生活費は別の仕事で確保しつつ、ボーナスとしてアフィリエイト報酬が入るイメージです。
2. 固定費が安い
アフィリエイトにかかる固定費は年間1〜3万円くらいと、かなり安いです。
途中でサイト運営をやめて放置したとしても、そこまで痛くない金額ではないでしょうか?副業で人気の「せどり」は、商品を仕入れる資金がなければできません。飲食店をするにも初期投資として数百万からかかるでしょう。
コストがかからないのは、今でもアフィリエイトの大きな魅力です。
3. 横展開しやすい
「儲かる転職ブログ」ができたら、同じ要領で「儲かるオンライン英会話ブログ」が作れます。
稼げるパターンを横展開しやすく、収入を一気にアップさせることも可能です。サイトデザインやレイアウトなども、WordPressのプラグインを使えば一瞬で行なえます。デジタルビジネスならではですね。
時間が許すなら複数のサイトを同時に運営して、好調なサイトのみ育てるなんて戦略も取れるでしょう。
4. 何度でもやり直せる
アフィリエイトはいつでも何度でもやり直せます。
現実世界で本を出すとしたら、ちょっとしたミスが命取りになりかねません。なぜなら、紙に印刷するため、ミスを修正するのに金銭的時間的コストがかかるからです。
アフィリエイトであれば、アップした記事を編集すれば問題を解決できます。
もしもGoogleから「悪いサイト」としてペナルティを受けたら、別のサイトを始めれば良いだけです。扱う商品のジャンルを変えたり、サイトのデザインを変えたりなど、自由にトライ&エラーができます。
低コストで横展開しやすく、何度でもリセットできるのは、もしかしたらアフィリエイトくらいかもしれませんね。
5. サイト運営の基礎が身につく
アフィリエイトに挑戦すると、サイト運営に関する基礎が身につけられます。
「でも稼げなきゃ意味ないでしょ」
そう思う方は、ちょっと視野が狭くなっています。
- 記事作成
- キーワード選定
- 広告探し
- アクセス解析
- メンテナンス
上記のような作業ができる人を求めている企業はたくさんあります。アフィリエイトに真剣に取り組めば、その先に新しい可能性が広がるということです。
これからアフィリエイトで稼ぐには?対策方法
良い面と悪い面を理解した上で、これからアフィリエイトを始める人のロードマップを紹介します。
- サイトのコンセプトを決める
- 商材選び
- キーワードを選定する
- 目標の記事数を設定→書く
- アクセスがあった記事を分析
- 横展開させて成功パターンを増やす
ちなみに、ここで紹介する方法は熟考するよりも、軽いフットワークを重視してください。初心者が完璧を求めても、初心者ゆえに実現はできません。まずは仮説を立てて、迅速にゴールへ辿り着けるようなスケジュールを立てるのがおすすめです。
サイトのコンセプトを決める
まずは「どんなサイトにするか」を決めましょう。
- 興味のある分野
- アフィリエイト広告が豊富な分野
- 競合の多さ
上記のような要素を考慮すると、アフィリエイトしやすいです。
よくある失敗としては「アフィリエイト広告がほとんどない分野のサイトにしてしまった」や「不得意な分野でサイトを作ってしまった」などです。アフィリエイトの目的は稼ぐことなので、広告が充実しているかは必ずチェックしましょう。
また、あなた自身が興味や情熱を持てない分野はおすすめしません。
アフィリエイトの初期は「役立つ記事を作る」というボランティア活動になります。だからこそ「例えお金をもらえなくても書きたい」くらいのテーマを扱うのがおすすめです。いろいろなサイトを参考にして、自分にできそうなサイトをイメージしましょう。
商材選び
サイトのコンセプトを決めたら、アフィリエイトする商品を決めてしまいましょう。
「何を売るか」を先に決めておくと、記事を作る際もスムーズに作業できます。カテゴリーに合った商材を複数決めておけば、記事ネタに悩むことも少ないです。
まずは上記3つのASPで、売れそうな商材をピックアップしていきましょう。
アフィリエイト歴14年の著者が選んだ、実際に使えるアフィリエイトASPをご紹介します。アフィリエイトプログラムは星の数ほどあるため、あえて厳選してご紹介します。 アフィリエイトASPとは? ASPとはアプリケーション・サービス・プロバイダ(Application Service Pr...
キーワードを選定する
アフィリエイトの記事で使うキーワードを選定します。例えば、サイトのテーマが「バス釣り」の場合、以下のようなキーワードが連想できます。
- バス釣り 始め方
- バス釣り 竿 おすすめ
- バス釣り リール おすすめ
このようにサイトにとって必要なキーワードを選んでいく作業です。
記事を書く度にキーワード選定をするのは非効率すぎます。事前にキーワードリストのようなものを作り、リストから順に記事を書けるような仕組みを作っておくと良いです。
キーワード選びは奥が深く、選び方に正解はありません。失敗しても必ず学びがあるので、あなたなりのキーワード選定をしましょう。
購入につながりやすいSEOキーワードの特徴・探し方 「いくら記事を書いても売上が増えない・・・」 「アクセスは増えたけど、成果につながらない・・・」 「そもそも、購入につながるキーワードがわからない・・・」 こんな悩みはありませんか? 購入(コンバージョン)に近いSEOキーワー...
目標の記事数を設定→書く
キーワード選びができたら、書くべき記事数も分かると思います。
原則として「1キーワードで1記事」です。キーワードを100個選定したら100記事書きます。後は「いつまでに書くのか」をスケジュールとして落とし込んでおきましょう。副業にありがちな「怠けて作業が捗らない」という問題を最小限にできます。
個人的なアドバイスとしては「初心者は完璧さよりも発信力を重視する」のがおすすめです。
何度も言いますが、初心者がいくら考えてもプロにはかないません。まずは「今できる全力」をできるだけ早く形にして発表しましょう。
アフィリエイトで稼ぐには最低100記事とよく言われますが、本当でしょうか? たしかに、成果を出すために一定の記事数は必要です。ただ、100記事という基準にこだわる必要は必ずしもないと思います。少ない記事数でもアフィリエイトで稼ぐことは可能です。 アフィリエイトの100記事必要説の...
アクセスがあった記事を分析
記事を積み上げていくと、アクセスが集まる記事がでてきます。
アクセスの集まる記事が、あなたが渾身の力を込めて書いた記事とは限りません。予想とはかけ離れた記事が注目されることはよくあります。これは読者のニーズとあなたの視点にズレがあるためです。
- どんなキーワードか
- タイトルや見出しの付け方
- 文字数
- 画像の枚数
- 文章の言い回し
上記のような項目を分析してみてください。時間に余裕がある人は、アクセスが集まった記事だけでなく、最もアクセスが集まらない記事も分析してみましょう。
横展開させて成功パターンを増やす
上手くいった記事と同じ構成やテイストを活用すると、その他の記事でも上手くいく可能性があります。
成果の上がった記事があったら「横展開して売上げアップできないか」を常に検討するべきです。収益が上がる記事が複数できれば、月数万円〜数十万円稼げるようになります。
大事なのは「〇〇だから成果が出たんだな」と、自分なりの仮説を持つことです。
仮説通りにいったら最高。そうでなかったら改善してテストすれば問題ありません。あなたの成功パターンが少しでも増えるように、日々分析しつつより良いサイトを目指していきましょう。
ただしアフィリエイトをやめておいた方がいい人もいる
- 〇〇だけやればOKと思う人
- 利己的な人
- 学習意欲がない人
- お金に困っている人
- 副業にまとまった時間が取れない
〇〇だけやればOKと思う人
例えば「〇〇さんの教材を忠実に再現さえすれば稼げる」みたいなタイプの人です。
残念ながら、アフィリエイトは不確実な要素が多いので、確実に稼げる方法は存在しません。「ここまでやったら必ず稼げる」という確証が欲しい人は、アフィリエイト以外の副業をおすすめします。
利己的な人
自分の利益が先行してしまう人は、アフィリエイトで成果を出しにくいと思います。
なぜなら、アフィリエイトは人のためになる記事を作ることが大前提だからです。意識レベルで言うと、自分が持ってる有料級と思える情報を、無料で惜しみなく発信するイメージに近いかなと。まずはアフィリエイターが読者にギブすることで、対価としての報酬が手に入ります。
「こんなためになる記事書いてやったのに報酬ゼロかよ」と怒りに満ちてしまうなら、別のビジネスにコストを投資した方が幸せになれるでしょう。
学習意欲がない人
アフィリエイトは時代と共に仕様や条件が変化するため、学習意欲のない人は長期的に稼げません。
「アフィリで月収100万円達成しました!」と喜ぶ人はいても、数年後にはサイトの更新がストップなんてことはあるあるです。むしろ長期で稼ぎ続けている人はとても少ないでしょう。
常に最新のアフィリエイト事情をインプットして、運営サイトに反映させていける人でなければ、いつかは稼げなくなってしまいますよ。
お金に困っている人
前述した通り、アフィリエイトで稼げるようになるには時間がかかります。
「今月中に3万円稼がないと」と、目先のお金に困っている人は別の副業を検討しましょう。
副業にまとまった時間が取れない
副業に時間を割けない場合、アフィリエイトをするべきではありません。
下のグラフは「アフィリエイト収入×アフィリエイト運営にかける時間」の調査結果です。
報酬額が増えるほど、作業時間も増えていることが分かります。
「時間をかけた分、良いサイトができる」のはとても自然なことですね。記事を作ってみると分かりますが、質の高い記事は一発で完成できるほど単純ではありません。時代によっても成果の上がる記事は変わるでしょう。
この章をシンプルにまとめるなら「アフィリエイトが好きで向上心があり没頭できる人」は、アフィリエイトに最適な人材と言えますね。
時間がないけどアフィリエイトで稼いでみたい人は、まず時間を作るために生活習慣の改善から始めると良いでしょう。
アフィリエイトと掛け算して収入を安定させる方法
アフィリエイトの収入が不安定なことはよく分かったと思います。
しかし、その一方で何年経っても稼ぎ続けている人もいます。長期で稼ぐ人はどんな対策をしているのでしょうか?対策方法に関しては、ブロガーかアフィリエイターかで少し違ってきます。
スタイル | アフィリエイト以外の収入源 |
ブロガー | 自社コンテンツの販売、メルマガ、SNS、YouTube、コンサルなど |
アフィリエイター | サイトの売却、コンサル、SNS |
ブロガーもアフィリエイターも、メインの収入源はアフィリエイトなので変わりません。
ただ、ブロガーのブログは運営者の色が出やすく、それ故メルマガやYouTubeなどに展開しやすいです。オリジナルの教材や、物販グッズなどを作って販売することもできますね。
アフィリエイターは、運営者として主張するわけではなく、あくまでもサイトに重きをおいています。
ある程度の収益が発生するようになったサイトを売却して、まとまった資金を得るアフィリエイターも多いです。資金を元にライターを雇い、空いた時間でコンサルするケースもよくあります。
僕自身、ブログ・アフィリエイトで実績が出せたことで、クライアントサイトをコンサルできるまでになりました。
アフィリエイトで稼ぐスキル自体を横展開させれば、新しい収入源を生み出せます。これによりアフィリエイトの不安定要素をカバーできるようになるかなと。
始めやすいのは、サイト公式のSNSですね。Twitterでサイトに関連する情報を発信するのは、今やマストの作業になりました。検索エンジンだけでなく、SNSからのアクセスを増やすことも大切です。
アフィリエイト報酬だけに依存したアフィリエイターの寿命は短いもの。
長期的に稼げるアフィリエイターになるためにも、並行してできることを順次実行していきましょう。
「アフィリエイトはやめとけ」はある意味正論ですが…
少しでもアフィリエイトに興味があるなら、固定費もほとんどかからないし、自分のペースで挑戦してほしいと思います。
大事なのは「すぐに稼げるなんて期待しない」ことです。僕の経験上、アフィリエイトほど期待を裏切ってくるビジネスを他に知りません。5万円稼げた日があれば、0円の日があったり、自分ではコントロールできない外部要因がとにかく多いのです。
ただし、だからこそ大きく稼げる可能性がありますし、稼げればやりがいやモチベーションも生まれるでしょう。
僕は自分のサイトを生涯育てていきたいと思っています。期待はせず、だからといって手を抜くこともなく、今できることをできる時にやっていくのみです。やることはたくさんあります。
まずはサクッと仮説を立てて、実際にアフィリエイトしてみてください。経験者でしか分からない苦労や楽しさが分かるはずです。小さな一歩を積み上げて、あなたなりのアフィリエイトサイトを作っていきましょう。
「アフィリエイトを始めてみたいけど、具体的にどんなサイトにすればいいのか分からない…」と悩んでいる人は少なくありません。 結論、アフィリエイトサイトで成果を出すには、事前にどのようなサイトにするのかを明確にする必要があります。そのためには「今すでに成功しているサイト」を参考にするのが効率的です...
「ブログで稼げるのは実力のある一握りの人だけ」「突出したスキルがなければブログで稼ぐことはできない」 ブログで稼ぎたいと思いつつも、上記のような情報を目の当たりにして地団駄を踏んでいる人も少なくないでしょう。 「一般人がブログで稼ぐのは難しい」といった意見は昔...
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