WordPress(ワードプレス)の用語に不安はありませんか?
この記事では、WordPressを使いこなすために必要な用語を網羅し、初心者でも分かりやすい形で解説しています。各用語には、関連する記事へのリンクも掲載していますので、そちらで知識を深めていただくことも可能です。
WordPressの基礎をマスターするための用語集、あるいは、いつでも疑問点を参照できる辞典として、ぜひご活用ください。
>> WordPress用語集(Googleスプレッドシート形式)
目次
WordPress(ワードプレス)の基本用語まとめ
WordPressサイトの構築・運用に関連する基本的な用語を解説します。
CMS(コンテンツマネジメントシステム)
Webサイトの構築・運営を簡単に行うためのシステム。
プログラミングの知識不要で、コンテンツ(テキストや画像など)を効率よく管理できます。WordPressもCMSの一種です。
CMSとは、コンテンツマネジメントシステム(Contents Management System)の略。 日本語ではコンテンツ管理システムと呼ばれ、ざっくり説明すると、Webサイトを簡単に作成・運用できるシステムの総称です。その利便性から、中規模以上のWebサイトの多くはCMSで作成・運用されてい...
WordPress.org
オープンソースで利用できるCMS。
ドメインとサーバーを取得・契約して、サーバーにWordPressのファイルをインストールすることでサイトを構築します。一般的にWordPressと言った場合、WordPress.orgのことを指します。
>> 公式サイトはこちら
WordPressは、世界中で利用されている人気のコンテンツ管理システム(CMS)です。ブログやWebサイトの作成、管理を簡単に行うことができます。 「WordPressとはよく耳にするけど、いったい何のことかわからない。」「何のためのツールなの?」 そういう方のために「WordPressと...
WordPress.com
無料ブログサービスの一種。
WordPress.orgと違い、ドメインやサーバーを自分で用意する必要はなく、アカウントを作成すればすぐにサイトの構築・運営を始められます。
>> 公式サイトはこちら
初めてWordPressを使うときに、混同しがちな「WordPress.com」と「WordPress.org」。WordPressに関わる情報は多いけれど、正直どっちのWordPressのことを紹介しているのかいまいち分からない方もいるのではないでしょうか。 そこで今回は、WordPress...
ダッシュボード
WordPressでコンテンツを管理したり各種設定を行うための管理画面。
左側のメニューから、記事の投稿やページ作成、カスタマイズや各種設定を行います。
管理画面(ダッシュボード)の構成について解説します。 管理画面の構成 管理画面は大きく分けて4つに分けられます。 ツールバー メニュー 作業領域 フッター 1. ツールバー 左から、WordPre...
ログインページ
WordPressのダッシュボードに入るためのユーザー名、パスワードを入力するページ。
WordPressのデフォルトのログインページは、以下のURLでアクセスできます。
カスタマイズやセキュリティ対策を行うことで、より安全で利便性の高いログインページを構築できます。
あなたのサイトでは、どんなセキュリティ対策を行っていますか? WordPressで作られているサイトは世界的にも高いシェアを誇りますが、ユーザーの母数が多いこともあり、セキュリティ面が乏しいサイトも少なくないと言われています。 しかし、WordPressには多くの優秀なプラグインがあるの...
本稿ではWordPressのログインページを簡単にカスタマイズできるプラグインをご紹介します。かっこいいログインページにすれば、複数のメンバーがログインするメディアや会員制サイトで活きてきますし、自社サイトやブログでもテンションが上がりますね。よろしければご活用下さい。 「Lightweigh...
WordPressでサイト運営を行っていると、稀にログインできない問題が発生するケースも。そんな時は、冷静に「何が原因なのか」を1つずつ探っていくことが大切です。 本記事では、WordPressにログインできない6つの原因と解決方法をお届けします。問題の対処法を理解して、ストレスフリーなサイト...
テーマ
WordPressテーマとは、WordPressで使えるデザインテンプレートのことです。テーマを切り替えることで、サイトのコンテンツはそのままに、デザインを変更できます。
テーマは無料から有料まで数多く存在し、目的や予算、好みに応じて選べます。
2021/04/21*情報を更新いたしました。 ワードプレスを使用してサイトを構築するにあたってはテーマ選びが重要になります。ワードプレスにおけるテーマとはどんなものでしょうか。 WordPressの「テーマ」とは? ワードプレスにおけるテーマとは、サイトテンプレートのことです。デザイ...
子テーマ(Child Theme)
WordPressのテーマの一種。
親テーマ(Parent Theme)の機能やデザインを継承しつつ、安全にカスタマイズを加えるために使用されます。
子テーマを使用すると、親テーマのアップデート時に発生するテンプレートファイルの上書きを防ぐことが可能です。親テーマをバージョンアップさせつつも、独自のカスタマイズ内容を保持できます。
メディアを運用するには、アクセス数の増加や成約率の向上は、目標の一つ。それらの為に、サイトのデザインをカスタマイズするというところについては、皆さんが取り組まれていることかと思います。 カスタマイズ事例を調べたり、phpやcssの参考となるコードを調べる際、検索結果でよく「子テーマ」という単語...
2021/2/12 情報を更新いたしました。 WordPressでホームページを作成しようとされている方は色々調べられていることと思います。最近は初心者向けとして書かれている内容でも「子テーマの作り方」というものを目にするのではないでしょうか。子テーマを作らないと、テーマのアップデートの際にテンプ...
プラグイン
WordPressサイトに追加の機能を実装できる拡張機能のこと。
公式ディレクトリに登録されているプラグインはダッシュボードから直接インストールできます。無料のものから有料のものまで、多く存在します。
WordPressでは、プラグインを使って自分好みにWebサイトをカスタマイズできます。当記事では、プラグインの基本的な知識とおすすめのプラグインをご紹介します。 おすすめプラグインを見る プラグインとは? WordPressの機能を拡張できるツールです。管理画面上で操作が完結するものが多...
ウィジェット
サイドバーやフッター、記事上部や下部など、特定のエリア(ウィジェットエリアと呼ばれます)に配置できるパーツのこと。ノーコードでサイトの外観をカスタマイズできる便利な機能です。
WordPressのバージョン5.8以降は、ブロックパーツ形式でウィジェットを挿入する仕様になっています。
「Classic Widgets」 というプラグインをインストールして有効化すると、以下のように、ドラッグ&ドロップの操作でウィジェットを挿入するUIに変わります。
なお、利用できるウィジェットやウィジェットエリアは、使用しているテーマによって異なります。
2021/3/23 情報を更新いたしました。 WordPressには、特定のエリアを管理画面から簡単に装飾できるパーツ(ウィジェット)が複数用意されています。これらを活用すれば、下記のようにサイドバーやフッターを装飾できます。 (例:TCDテーマ「Muum」) フッター ...
投稿
ブログ記事のように、時系列で表示されるコンテンツを作成するための機能。
作成した投稿ページは、日付や投稿順でアーカイブページ(一覧ページ)に表示されます。カテゴリーやタグを使って、投稿ページを分類・整理できるのも大きな特徴です。
「投稿の使い方がいまいち分からない、、」 「記事を書く手順を知りたい」 当記事では、「投稿」の基本的な使い方について解説していきます。編集画面の各フィールドの操作方法についても詳しく紹介してますので、参考にしてください。 投稿とは? ブログやお知らせ等の記事を作成するのに使用する機能です...
固定ページ
「投稿」 とは異なり、時系列の概念がなく、一覧ページも生成されないページのこと。
カテゴリやタグによる分類もできないため、お問い合わせや会社概要、事業内容など、独立した内容のページを作るのに適しています。
固定ページは、親ページと子ページの関係を設定することができ、階層構造を持たせることも可能です。
WordPressのページ制作機能の1つ「固定ページ」について解説します。基本的な使い方~独自の機能まで紹介しますので、当記事を参考に固定ページを作成してみましょう。 固定ページとは? お問い合わせ等の独立したページを作成するのに適した投稿タイプです。 WordPressには、ページを作成...
親ページ・子ページ
WordPressの固定ページに階層構造を持たせるための設定。
親ページは、特定のトピックに関連する幅広い情報を提供することが多く、その下に設定された子ページで、より詳細または具体的な情報が補完されます。
例えば「サービス一覧」 という固定ページを親ページに設定し、その下の子ページとして、「コンサルティング」 「コンテンツ作成」 「Webサイト制作」 などの固定ページを用意するイメージです。
親ページの設定は、固定ページ編集画面の「ページ属性」 セクション内の「親」 ドロップダウンメニューから行います。
ここのドロップダウンメニューで選択したページが、現在編集しているページ(子ページ)の親ページになります。
アーカイブページ
WordPresに投稿したコンテンツが特定の基準によって整理された一覧ページのこと。過去の投稿に簡単にアクセスできるため、ユーザビリティが上がります。
以下は主なアーカイブの種類です。
-
- 日付アーカイブ:特定の年、月、または日に公開された投稿をリストアップ。例えば、2023年3月に投稿されたすべての記事を表示するページです。
- カテゴリアーカイブ:特定のカテゴリに属するすべての投稿を表示。例えば「ニュース」 カテゴリのすべての記事をまとめて表示するページがこれに該当します。
- タグアーカイブ:特定のタグが付けられたすべての投稿を集めたページ。
- 著者アーカイブ:特定の著者によって書かれた投稿をすべて表示するページ。
ブロックエディタ(Gutenberg)
WordPress 5.0以降のバージョンで導入された新しいエディタ。
「ブロック」と呼ばれる要素を使用するのが最大の特徴です。
基本的なテキストブロックや画像ブロックに加え、カラム、ボタン、ギャラリー、埋め込みといった多様なブロックが用意されており、それらを組み合わせることで、複雑なレイアウトやデザインを簡単に実現できます。
WordPress5.0以上になるとGutenberg(グーテンベルグ)というブロックエディタが標準搭載されています。以前のクラシックエディタに慣れていた方からすると、UIと操作方法が大きく変更されていて、不便に感じる方も少なくないでしょう。弊社カスタマーサポートにもエディターの仕様に関する問い合わ...
クラシックエディタ(旧エディタ)
ブロックエディタ(Gutenberg)導入以前のエディタ。
実際の見た目に近い状態で編集できるビジュアルエディタと、HTMLのタグ打ちに対応したテキストエディタの2種類が用意されています。
ビジュアルエディタ | テキストエディタ |
実際の見た目に近い状態で編集 | HTML構造を確認しながら編集 |
WordPress 5.0以降のバージョンでクラシックエディタを使うには、プラグイン「Classic Editor」 のインストールが必要です。
WordPressでは、管理画面の投稿や固定ページから記事を執筆できます。その本文の(メインコンテンツ)作成に使用するのが下記2つのエディタです。 現在は、WordPress5.0から導入されたブロックエディタ(Gutenberg)が標準のエディタに...
ページビルダー
ページを視覚的に構築・編集するためのツールの総称。
HTMLやCSSを編集することなく、ドラッグ&ドロップ操作で直感的にページレイアウトをデザインできます。
特に「Elementor」 は、豊富なテンプレートとブロックが特徴の、非常に人気のあるページビルダーです。
WordPress初心者の方にとってオリジナルのレイアウトでページをレイアウトすることは少しハードルが高いでしょう。有料、無料を問わず何かしらのテーマを適用してある程度形の決まったレイアウトの中で構築されている方も多いと思います。HTMLやCSSを勉強してもWordPressを使いこなすには...
カスタム投稿タイプ
「投稿」と「固定ページ」以外に、特定のニーズに合わせた投稿タイプを作成できる機能。
ニュース(お知らせ)や顧客レビュー、製品リストなど、特定のタイプのコンテンツに合わせてカスタム投稿タイプを設計できます。
プラグイン「Custom Post Type UI」 を使うと、コーディングなしでカスタム投稿タイプを追加・管理できます。
カスタムフィールド
投稿や固定ページに特別な情報を追加するためのツール。
カスタムフィールドを使うと、以下のような、標準の投稿や固定ページにはない追加の詳細情報を保存して表示できます。
-
- 本のレビュー投稿で、著者名、出版年、ジャンルなどの情報を追加する。
- 製品ページに価格、サイズ、色などの詳細を表示する。
WordPressには「カスタムフィールド」と呼ばれる機能があります。 ECサイトのサイズ・カラーなどの表記 飲食店の口コミやレビュー欄 サプリサイトの価格や内容 上記のように決まった型を何度も使う時に便利な機能です。本記事では、WordPressでカスタムフィールドを...
ステータス
投稿や固定ページの現在の公開状態を示すもの。
主なステータスは以下の通りです。
-
- 公開(Published):コンテンツが公開されており、Webサイトの訪問者に表示されている状態
- 下書き(Draft):コンテンツがまだ編集作業中であり、公開されていない状態
- 非公開(Private):コンテンツが特定のユーザー(通常はダッシュボードにログインしているユーザー)にのみ表示される状態
- 予約済み(Scheduled):コンテンツが指定された日時に自動的に公開されるよう設定している状態(予約投稿)
公開(Published)
WordPressの投稿や固定ページがWeb上で一般公開されている状態。
公開された投稿や固定ページは、Webサイトのすべての訪問者が閲覧できます。検索エンジンのクローラーも巡回するので、検索結果に表示される可能性があります。
エディタ右側の「公開」 ボタンをクリックすると、コンテンツが公開状態になります。
公開後でも投稿や固定ページの内容は修正できますし、下書きのステータスに戻すことも可能です。
下書き(Draft)
投稿や固定ページを編集中で、公開準備がまだ完了していない状態。
下書き状態の投稿や固定ページは、サイトの訪問者には表示されず、編集権限を持つユーザーだけが管理画面から閲覧・編集できます。
エディタ右側の「下書き保存」 ボタンをクリックすると、下書きとして保存されます。「プレビュー」 ボタンから、現時点の表示状態を確認することも可能です。
下書き状態の投稿や固定ページは何度でも編集可能で、準備が整ったらステータスを「公開」 に変更して一般公開できます。
下書きのプレビューは通常、WordPressにログインしているユーザーしか閲覧できませんが、プラグイン「Public Post Preview」 を使うと、非ログインの第三者にもプレビュー内容を共有できます。
WordPressの下書き記事の内容を閲覧するには、管理画面にログインしている必要があります。 しかし、外部ライター・編集者、対談相手など、アカウントを持っていない人にも下書き記事の内容を確認してもらいたい場合もあるでしょう。 そんな時に便利なのが「Public Post Preview...
非公開(Private)
特定の権限を持つユーザーのみに、WordPressの投稿や固定ページが表示される状態。
WordPressにログインしていない一般の訪問者は、非公開の投稿や固定ページのURLを知っていてもアクセスはできません。
エディタ右側の「公開状態」 パネルでステータスを「非公開」に変更して保存すると、コンテンツが非公開状態になります。
期間限定のキャンペーンなど将来的に再公開する予定のあるコンテンツや、投稿テンプレートや装飾サンプルなどの内部向けコンテンツが、非公開設定の対象例です。
非公開は下書きと混同されることも多いですが、役割が明確に異なります。以下の記事で下書きとの違いを解説していますので、ぜひご覧ください。
WordPressで不要な記事を非公開に設定したにも関わらず、サイトをチェックすると「非公開:(記事名)」の表示が… 「何で非公開にした記事が表示されるの?」と頭を抱えている人も多いでしょう。本記事では、WordPressで非公開にした記事が表示される理由について解説します。 W...
予約済み(Scheduled)
指定した日時に投稿や固定ページが自動公開される設定(予約投稿)。
日付と時刻を入力し、「OK」 をクリックすると、「公開」 ボタンが「予約投稿」 ボタンに変わります。それをクリックすると予約投稿が設定されます。
すでに公開されている記事を予約更新する機能はWordPressにはありませんが、プラグイン「PublishPress Revisions」 を使うと、それが実現可能です。公開済みの記事の修正・編集を下書き保存し、更新するタイミングも予約できます。
保護ページ
パスワードを知っている人だけが閲覧できるページのこと。
通常のサイト運営では頻繁に使用される機能ではありませんが、会員限定コンテンツやメンバーシップサイトを手軽に作成できるため、利便性は高いです。
エディタ右側の「公開状態」 パネルでステータスを「パスワード保護」に変更し、任意のパスワードを設定して公開すると、パスワードがかかった保護ページが生成されます。
デフォルトの保護ページはデザイン性が若干悪いため、以下の記事を参考にカスタマイズすることをおすすめします。
WordPressでは記事を公開する際に、公開状態をパスワード保護に設定すると、パスワードを知っている人のみが閲覧できる「保護ページ」という機能があります。保護ページを使うことで、コンテンツを限定した人だけに公開することができます。 保護ページはよく使うかと言うと、あまり使われない機能だと思い...
リビジョン
投稿や固定ページの編集履歴を保存・表示する機能。
以前の内容を復元したり、過去の変更内容を確認したりするのに便利です。ブロックエディタ、クラシックエディタの両方で使えます。
WordPressには、「リビジョン」という機能が搭載されています。 簡単にいうと編集履歴を残すための機能です。記事を書く&編集することに特化しているWordPressでは、リビジョンによって編集履歴が残ることで、復元・リライトする際に役立ちます。 今回は、そんなリビジョ...
メディアライブラリ
画像や動画、ドキュメントなど、WordPressにアップロードされたメディアファイルを管理する機能。
一度アップロードされたメディアファイルは、投稿や固定ページに簡単に挿入できます。
当記事では、画像の保管・編集等を行うメディアライブラリの使い方について、基本的な操作をご紹介します。ぜひマニュアル代わりにご活用ください。 メディアの追加(アップロード) 画像に補足説明を追加 画像の加工(リサイズ、トリミング等) メディアの削除(一括削除も) メデ...
アイキャッチ画像
投稿、固定ページ冒頭のメインビジュアルや、一覧ページのサムネイルとして設定される画像のこと。
アイキャッチ画像は、投稿や固定ページを象徴する画像として使用され、ユーザーの注意と興味を引く役割を担います。
WordPressでは、記事上部や一覧ページにアイキャッチ画像を表示できます。当記事では、アイキャッチ画像の設定方法について解説していきます。 アイキャッチ画像とは? 各記事に設定できるサムネイル画像のことを指します。記事の冒頭や一覧ページ、OGP等、サイト内の様々な箇所で使用される画像になりま...
カテゴリ
投稿で作成したページをジャンルやテーマごとに分類・管理する機能。
WordPressのダッシュボードからカテゴリを簡単に追加、編集、削除できます。投稿を作成する際に、新しいカテゴリを直接追加することも可能です。
2021/4/1 情報を更新いたしました。 カテゴリーの基本的な設定方法について解説します。カスタム投稿のカテゴリーでも活用できますので、当記事を参考に操作方法を覚えておきましょう。 カテゴリーとは? 投稿で作成したページを分類して管理する機能です。分類することで、カテゴリーに応じた記事一覧ペ...
タグ
投稿に関連するキーワードやフレーズを指定して、カテゴリよりも細かいレベルでコンテンツを分類するために使用される機能。
投稿内でよく使われている特徴的なキーワードを、タグとして設定するのがおすすめです。1つの投稿には、複数のタグを設定できます。
WordPressでは、カテゴリーと似たような機能に「タグ」が存在します。当記事では、タグの使い方に加え、カテゴリーとの違いについても解説していきます。 カテゴリーとタグについて どちらも投稿で作成した記事を分類するために使用しますが、機能面や用途に違いがあります。適切に使い分けることで、ユーザ...
パーマリンク
ページごとに固有のURLのこと。
WordPressでは、以下から任意の形式のパーマリンクを選べます。
-
- 基本:数字によるIDを使用した基本的なURL(例:?p=123)
- 日付と投稿名:投稿の日付と投稿名を含むURL(例:/2024/04/01/sample-post/)
- 月と投稿名:投稿の月と投稿名を含むURL(例:/2024/04/sample-post/)
- 数字ベース:投稿IDに基づく数値形式(例:/archives/123)
- 投稿名:投稿のスラッグのみを使用したURL(例:/sample-post/)
- カスタム構造:特定のニーズに合わせて自由にURL構造を定義可能
パーマリンクとは、簡単にいえばページのURLのことです。 この記事では、パーマリンクの概要やSEOへの影響、WordPress(ワードプレス)における設定方法・手順を解説します。一度設定したパーマリンクを安易に変更するとサイト運営に悪影響が出るので、記事やページを作成する前に、パーマリンクにつ...
スラッグ
パーマリンクの末尾にある文字列。
WordPressでは通常、投稿や固定ページのタイトルを基に、自動的にスラッグが生成されます。投稿や固定ページの編集画面で、スラッグを手動で編集することも可能です。
WordPressサイトで時折見られるのが、URLのスラッグが日本語のままになっている問題です。 スラッグが日本語のままだとURLがとても長くなってしまいます。WordPressに慣れてない人は見逃しがちな問題なので、ぜひチェックしておいてください。 スラッグとは? スラッグ(slug...
カスタマイザー
サイトの外観と機能をリアルタイムでカスタマイズするためのツール。
ダッシュボードの左側のメニューから「外観」 >「カスタマイズ」 を選択することでアクセス可能。
サイトタイトルやキャッチコピーの編集、色の変更、ヘッダー画像の設定、メニューの配置と編集、ウィジェットの追加・配置など、様々な設定を行えます(設定可能な範囲はテーマによって異なります)。
ナビゲーションメニュー
ヘッダーやフッターに表示するメニューの作成・管理ができる機能。
「外観」 >「メニュー」 から設定画面を開けます。
設定画面では、メニュー項目の追加、削除、並び替えが簡単に行えます。
2021/3/31 情報を更新いたしました。 WordPressサイトのヘッダーやフッターのメニュー項目は、管理画面から設定できます。例えば、当サイトのグローバルメニューもナビゲーションメニュー機能で作成しています。 当記事では、ナビゲーションメニューの設定方法について解説します。 ...
ショートコード
「[」と「]」で囲まれたコードのこと。
ショートコード1つで、カードリンクや目次など様々なコンテンツを呼び出せるので、使い回したいパーツがあるときに非常に便利です。
WordPressにはいくつかの標準ショートコードが組み込まれており、テーマによっては、独自のショートコードが多数提供されることもあります。
ショートコードといえば、WordPressに備わっている非常に便利な機能ですよね。記事で使う各パーツをショートコード化することで、複雑なものでも簡単に呼び出すことができます。 今回は、ショートコードの基本知識と具体的な作成方法について解説していきます。 WordPressのショートコードの基...
ユーザー
WordPressサイトに登録され、個々のアカウントを持つ人々のこと。
各ユーザーは特定の役割(権限グループ)を割り当てられ、ユーザーがサイト内でどのような操作が可能かが決まります。
権限グループ
サイト内のユーザーに割り当てられる権限のこと。
権限グループを設定することで、WordPressサイトの管理者は、各ユーザーがサイト上でどのような操作を行えるかを制御できます。
以下は権限グループの6種類です。
-
- 特権管理者:マルチサイトの管理者
- 管理者:WordPress全ての機能にアクセス可能
- 編集者:記事の管理は全て可能(「外観」「プラグイン」「設定」などの管理機能は設定不可)
- 投稿者:自分の投稿のみ編集と公開が可能(固定ページの作成は不可)
- 寄稿者:自分の投稿のみ編集可能(公開は編集者か管理者が行う)
- 購読者:自分のプロフィールのみ編集可能
WordPressでは、運営を行うユーザーごとにアカウントを発行できます。 担当者が数名いるコーポレートサイトやメディアサイトでは、1アカウントを共有するのではなく、ユーザーごとにアカウントを作り、適切な権限を設定する必要があります。全ての担当者が、全ての設定を変更できる状態にしておくのは、セ...
マルチサイト
一つのWordPressインストールで複数のサイトを作成・管理できる機能。
マルチサイト機能を有効にすると、異なるドメインやサブドメイン、サブディレクトリで複数のWebサイトを一元管理できます。
設定は多少手間ですが、複数のサイトを一つのダッシュボードで効率的に管理できるため、大規模なサイト群を運営する場合におすすめです。
WordPressで複数のサイトを運用している方は、マルチサイトを活用することで一括管理できるようになります。 専業アフィリエイター 個人ブロガー 企業のサイト運営者 常に複数のサイトを運営しているなら、WordPressのマルチサイト機能が役に立つでしょう。 本記...
マイナーアップデート
主にバグ修正やセキュリティの強化を目的とするアップデート。
既存のWordPressバージョンの安定性やセキュリティ向上のために行われます。
マイナーアップデートでは、バージョン番号の3番目の桁が増加します(例: 5.3.1 から 5.3.2)。マイナーアップデートは自動的に実施され、サイト管理者が行う作業はありません。
メジャーアップデート
新機能の追加や既存機能の大幅な改善、ユーザーインターフェースの更新などを含むアップデート。
メジャーアップデートでは、バージョン番号の2番目または1番目の桁が増加します(例: 5.3.x から 5.4.0、または 5.x から 6.0)。
メジャーアップデートは、自動更新を設定していない限り、サイト管理者が手動で実施する必要があります。更新作業自体は簡単ですが、メジャーアップデートを適用する前には、万が一の不具合に備えて、バックアップを残すことが推奨されます。
WordPress本体の更新(アップデート/ダウングレード)する方法について解説します。 アップデートに大幅な変更があると、テーマやプラグインに影響を与える可能性があります。アップデートの前には下記を参考に必ずバックアップをとってください。 WordPressのアップデートは...
なお、WordPressのバージョン5.6以降から、自動更新がデフォルトになっています。手動更新への切り替え方法は、以下の記事を参照ください。
WordPressはバージョン5.6以降から、自動更新がデフォルトになりました。 セキュリティ面から見ると嬉しい機能ではある一方で、自動更新するリスクもあるため、事前に仕組みを理解しておくことをおすすめします。 安全にアップデートするには、どのような手順を踏むべきか? 本記事では、...
ダウングレード
WordPressのバージョンを、現在のバージョンから以前のバージョンに戻すこと。
ダウングレードは互換性や不具合の問題を解決するための有効な手段ですが、WordPress自体にはダウングレードの実行機能がありません。
ダウングレードを実行するには、FTPソフトを使うか、プラグインを使う必要があります。
WordPressのアップデートでは、新たに機能が追加されたり、改善されたりします。ただ、何のアップデートにしても不具合が発生する場合もありますよね。 WordPressの場合は、FTPソフトを使ってダウングレードする方法が一般的ですが、操作には少し用心が必要です。操作を誤るとコンテンツを削除...
ディスカッション設定
ピンバック・トラックバック(他のブログがあなたの記事にリンクした際に通知を受けるシステム)と、コメントを許可するかどうかの設定。
コメントを許可する場合は、コメントに関する詳細な設定も行えます。
ディスカッションは、WordPressのインストール直後に確認しておきたい、コメント・ピンバック・トラックバックに関する設定です。 これらを使用しない方も一度どんな設定が可能なのか、当記事を参考に全体像を把握しておくとよいでしょう。コメントを使用しない方は、下記の記事を参考にコメントを無効化し...
エクスポート
WordPressサイトのコンテンツをXMLファイルとして保存する機能。
XMLファイルには、投稿、固定ページ、コメント、カスタムフィールドなど、選択したデータを含むことができます。
ダッシュボードから「ツール」 >「エクスポート」 を選択し、エクスポートしたい内容を指定してダウンロードします。
インポート
エクスポートしたXMLファイルや、他システムのデータをWordPressサイトに取り込む機能。
無料ブログサービスや他CMSのデータもインポートできるので、WordPressへの乗り換え時にも便利です。
サイトヘルス
サイトの健全性とパフォーマンスを診断し、潜在的な問題を特定するためのツール。
ダッシュボードから「ツール」 >「サイトヘルス」 を選択することで機能にアクセス可能。
サイトの健全性のステータスレポートが表示され、具体的な問題に対するアクションが提案されます。
ステージングサイト
本番環境のコピーで、いわゆるテスト環境のこと。
新しい機能の追加やデザインの変更、プラグインやテーマのアップデートなど、本番環境に影響を与える前に、これらの変更を安全に試すことができます。
WordPressの更新や、新バージョンのテーマやプラグインを運営中のサイトで試すのは少しリスキーです。 特に大きな変更のあったメジャーアップデートの場合は、慎重に行うのが無難です。運営中のサイトを別サーバーやローカル環境にコピーする手もありますが、今回は本番サイトと同じサーバー内にさくっとテ...
レスポンシブデザイン
スマートフォン、タブレット、デスクトップなど、デバイスの画面サイズに応じて、自動的にレイアウトやデザインが調整される技術。
CSSのメディアクエリを使用して、異なる画面サイズそれぞれに対し、特定のレイアウトやデザインを適用します。
昨今はスマホの普及により、ウェブサイトを制作する上でもモバイルファーストの風潮がどんどん強くなっています。スマホ環境で見られることを想定して制作されたウェブサイトでない限り、PC用のウェブサイトをスマホ用やタブレット用の表示に切り替える必要があります。それがレスポンシブWebデザインと呼ばれる仕様で...
現代のWeb開発の標準的なアプローチであり、多くのWordPressテーマがレスポンシブデザインに対応しています。
TCDテーマもすべてレスポンシブ対応です。
レンタルサーバー
インターネット上でWebサイトを公開するために必要なサーバーを、Webホスティング会社から借りるサービスのこと。
自分自身で物理的なサーバーを購入・設置・維持することなく、比較的安価で、インターネット上にWebサイトを公開できます。
WordPressに適したレンタルサーバーの選び方は、以下の記事で解説しています。ぜひご覧ください。
WordPressを利用するにはレンタルサーバーとドメインが必要です。WordPressを利用するために準備するものはこちらの記事で解説していますが、本稿ではレンタルサーバーの選び方について、筆者がこれまで体験した失敗も踏まえ、より詳細に解説できればと思います。 WordPressは世界でもっ...
ドメイン
Webサイトのアドレスとして機能する、インターネット上の住所のようなもの。
以下のように、ドメイン名とトップレベルドメイン(TLD)で構成されます。
WordPressでサイトを構築するには、まずはドメインを取得する必要があります。取得方法は以下の記事を参照ください。
ホームページやブログを作成するために最初に必要なのがドメイン。 ここではドメインとは何か?からドメインの基礎知識、選び方、運用方法をわかりやすく解説いたします。 ドメインとは ドメイン(domain)とは、インターネット上の住所のようなものです。ホームページのURLの一部のことを指しま...
SSL(Secure Socket Layer)
Webサーバーとクライアント(通常はWebブラウザ)間の通信を暗号化することにより、第三者によるデータの傍受、改ざん、盗聴を防ぐ技術。
サイトの信頼性とセキュリティを確保するために欠かせない技術であり、個人サイトから大規模サイトまで幅広くSSLは採用されています。
Google検索エンジンもSSLを使用するサイトを優遇するため、SEOにも影響を与えます。
WordPressなら、プラグインを使用して簡単にSSLを実装できます。
あなたのWEBサイトは、SSL化(暗号化)されていますか? 今や多くのサイトでSSL化は当たり前となっており、SSL化されていないサイトは、それでだけで評価が下がることがあります。Chromeで非SSL化のサイトへ接続すると、下記のように警告の文言が表示されます。 上記のような文...
SEO(Search Engine Optimization)
Webサイトが検索エンジンの検索結果ページ(SERPs)で上位に表示されるようにするための一連の施策のこと。日本語では検索エンジン最適化と呼ばれます。
titleタグや内部リンク、URL構造の最適化、適切なキーワード選定、優れたコンテンツの作成、モバイル対応、サイトの高速化といった、様々な施策があります。
SEOについて詳しくは、以下の特集ページをご覧ください。書籍3冊分のボリュームでSEOに関する知識や実用的な解説をまとめており、SEOの基本は一通り理解できるはずです。
>> SEOまるわかり大全集を見る
また、WordPressはSEOに最適化されたCMSと言われており、SEO関連のプラグインや機能も豊富に用意されています。
「WordPressはSEOに強い」 よく言われる言葉ですが、この言葉は決して「WordPressでサイトを作れば簡単に上位表示する」という意味ではないので、注意してください。 もちろん、WordPressがGoogleのSEOと相性が良いのは事実ですが、WordPressを導入しただけ...
WordPressはSEOに強いと言われています。ただし、設定の仕方によっては最大限のSEOパフォーマンスを発揮できません。そこで、WordPressインストール直後に最低限やっておきたい、SEOの設定項目を9個、ピックアップしました。 サイトURLを統一する パーマリンクを設定する...
インデックス
Webサイトが、Googleなどの検索エンジンのデータベースに登録されること。
検索エンジンにインデックスされて初めてWebサイトが検索結果に表示されるため、Webサイトが検索エンジンにインデックスされることは、SEOの最も基本的な要素です。
2021/03/11*情報を更新いたしました。 新規WEBサイトの立ち上げや、新しい記事を投稿した際、Googleの検索エンジンにインデックスされるまでには時間がかかります。同じような内容の記事がある場合、Googleは先にインデックスした方を優先します。そんな時、瞬時にクローラーにインデック...
何らかの理由でWebサイトをインデックスさせたくない場合は、メタタグ(<meta name=”robots” content=”noindex”>)を使用して、特定のページやコンテンツがインデックスされないよう制御できます。
WordPressサイトでインデックスを制御する場合、以下の記事の方法がおすすめです。
WordPressサイトを検索エンジンにインデックスしたくない、ということもあるかと思います。また、特定のページのみをインデックスさせたくない場合もあるでしょう。当記事では、WordPressサイトで可能な以下の2つを解説いたします。 サイト全体をnoindexにする 特定のページを...
パンくずリスト
Webサイトのナビゲーション機能の一つで、現在のページがサイト内のどこに位置しているかを示すためのトレイル(道筋)を表示するもの。
通常、階層的なリンクの一覧として、ページの上部に水平に表示されます。
パンくずリストの設置は、検索エンジンのクローリング効率向上と内部リンクの増加で、SEO効果が期待できます。
パンくず機能が標準で組み込まれているWordPressテーマなら、テーマ設定からパンくず機能を有効にするだけで実装可能。
「Breadcrumb NavXT」 「Yoast SEO」 などのプラグインを利用する方法もあります。
ページネーション
長いコンテンツを複数のページに分割して表示する技術のこと。
大量の記事が並ぶアーカイブページ(一覧ページ)や長文のコンテンツを小分けにする際によく使われます。
WordPressサイトの場合、テーマによってはデフォルトでページネーションが実装されています。実装されていないテーマの場合は、プラグインで補うか、テンプレートファイルを編集して自作する方法があります。
アーカイブページに並ぶ記事の量が多いと、ページネーションが必要になります。 ページネーションとは、記事が30件あった場合に1ページあたり10件ずつ表示されるページ送りのことです。基本的には、記事一覧の下に以下のような形で表示されることが多いですね。 当記事では、WordPress...
HTMLサイトマップ
Webサイトの主要なページへのリンクを一覧表示するためのページ。
目的のページにアクセスしやすくなったり、サイトの階層構造を視覚的に理解できたりと、ユーザーの利便性向上につながります。
WordPressサイトの場合、プラグインを使うことで、HTMLサイトマップを簡単に生成できます。
HTMLサイトマップは、ユーザー向けのサイトの目次のような役割を担っています。サイト全体の概要がユーザーに伝わり、目的のページにアクセスしやすくなるというメリットもあります。 そこで当記事では、HTMLサイトマップを簡単につくれるプラグインをご紹介いたします。 以前、当ブログでもご紹介し...
XMLサイトマップ
WebサイトのURLリストをXML形式で記述したファイルのこと。
XMLサイトマップは、検索エンジンのクローラーがサイト内のページを効率的に発見し、インデックスするための重要なツールです。
HTMLサイトマップと違い、ユーザーの目に触れることはなく、検索エンジンのクローラーのために存在します。
WordPress 5.5以降のバージョンでは、標準でXMLサイトマップを生成する機能が追加。プラグインをインストールしなくても、WordPressサイトに自動的にXMLサイトマップが生成されるようになりました。
ただ、細かい設定を行う場合は、「Sitemap Generator for Google」 など、専用のプラグインをインストールしたほうが便利です。
フロントページ(ホームページ)
いわゆるトップページのこと。
WordPressでは、「表示設定」 の「ホームページの表示」 から、最新の投稿(ブログ一覧)や特定の固定ページをフロントページに設定できます。
デフォルトでは、フロントページに最新の投稿が表示される設定になっていますが、使用するテーマによっては、設定変更が必要です。
以下の記事を参照ください。
WordPressの初期設定の1つとして「ホームページの表示」があります。 管理画面の「設定」 > 「表示設定」の箇所です。 トップページと投稿一覧ページを固定するための設定で、ワードプレステーマのインストール直後に必要な作業です。テーマによっては設定が不要なものもあるので、テーマの仕...
404ページ
Webサイト上に存在しないページをユーザーがリクエストしたときに表示されるエラーページ。
404ページは、単なるエラーメッセージとして機能させるだけでは十分ではありません。
他の重要なページへのリンクやサイト内検索ボックスの設置など、ユーザーの利便性を向上させるための工夫が必要です。
WordPressでは、「404.php」 テンプレートファイルを編集したり、プラグインを使用したりすることで、404ページをカスタマイズできます。
「Not Found The requested URL /aaaaa was not found on this server.」 「お探しのページが見つかりませんでした。」 これらは存在しないページにアクセスした時に表示される404エラーメッセージです。当記事では、404エラーの基本知識に加...
「404: ファイルが見つかりません」 「404: ページが見つかりません」 このようなエラーをよく見かけるかと思いますが、これは404エラーと呼ばれるもので、存在しないページやファイルに訪問者が到着した際に表示されるエラーのこと。 リンク先をクリックすると404エラーと表示されたり、...
404ページは、存在しないページをリクエストされたときに表示されるページです。 Webサイトに必須なページですが、WordPress自体に404ページを設定する機能はありません。独自の404ページを表示するためには、テーマファイルを編集する必要があります。 当記事では、404ページの作り...
リダイレクト
あるURLにアクセスした際、別のURLへ自動的に転送する仕組み。
URLの変更やドメインの移行、重複したコンテンツの統合といった場面でリダイレクトは使われます。
リダイレクトにはいくつか種類がありますが、301リダイレクト(恒久的な移動)が選択されることが多いです。古いURLから新しいURLに恒久的にリダイレクトする設定で、前URLの検索エンジン評価を(完全ではないものの)新URLに引き継ぎます。
ウェブサイト内のページの移動や削除、またはサイト自体の移転してすぐの期間は、検索エンジンを利用すると旧サイトが検索結果に表示されます。旧サイトURLから新サイトURLに自動的に移動させることをリダイレクトさせるといいます。一口にリダイレクトといっても正しい知識と手順を以って対応しなければ、検索順位の...
WordPressでは、リダイレクトを簡単に設定するためのプラグインが多数提供されています。
当記事では、SSL化に伴ったURL変更やサイトが移転した時に設定するリダイレクトを簡単に設定できる便利なWordPressプラグイン、Redirectionの使い方について紹介します。せっかくページに来てくれた閲覧者さんが初めて見るページが… NOT FOUND(404)だったら悲しすぎますよ...
プラグインを使用しない設定方法は、以下の記事を参照ください。
Webサイトを運営していると、特定のページにリダイレクトさせたい場面が出てきます。当記事では、プラグインを利用せずに、functions.phpからリダイレクトを制御する方法について解説します。 ただし、プラグインを使った方が管理しやすいケースも多いです。以下で、リダイレクトを管理できるプラグ...
canonical
HTMLのメタタグの一種。
サイト内に重複するコンテンツが存在する場合、どのURLを「正規の」 ページとして扱ってほしいかを検索エンジンに示すために使われます。
サイトを長く運営していると、どうしても同じような内容のコンテンツが出てきます。 そのような状況を放置しておくと、検索エンジンから重複コンテンツとしてネガティブな評価を受ける原因になるのです。コンテンツの評価が下がってしまうと検索順位が落ちたり、サイト自体に悪い影響が出たりすることもあるでしょう...
WordPressでは、canonicalタグを設定するためにプラグインを使用することが一般的です。例えば「All in One SEO」 や「Yoast SEO」 には、canonicalタグの設定機能があります。
検索結果ページ
ユーザーがサイト内検索ボックスにキーワードを入力して、検索を実行したときに表示されるページ。
高度な検索アルゴリズムを導入し、関連性の高い結果を精度高く表示することが重要です。
WordPressサイトの場合、プラグインを使用することで、サイト内検索の機能を強化できます。
WordPressのサイト内検索が不便と思ったことはありませんか? 例えば、カスタム投稿などで作成したページはデフォルトではヒットしないので、ユーザーに届いていない可能性があります。また、コンテンツ量が多いサイトだと検索結果に表示される数も多く、情報鮮度が低いものも混じっているかもしれません。...
運営サイトのページ数が増えてくると、訪問ユーザーはサイト内検索を活用して、目的のページへとアクセスするようになります。 ただ、WordPressのサイト内検索はデフォルトのままだと、運営者側が意図していないページまで表示されてしまうことがあります。 例えば、一時的に制作したキャンペーンペ...
WordPressのサイト内検索を強化するプラグインは数多く存在します。中には便利なものも多数あります。 この記事で紹介しているのは「SearchWP Live Ajax Search」というWordPressプラグインで、予測検索機能を簡単に実装することができます。 検索フォームの強化...
キャプション
主に画像の下に添えられる短いテキスト説明。
画像下のテキストは読まれやすく、キャプションに画像の内容を補足するテキストを簡潔に記載すると効果的です。
また、検索エンジンは画像のキャプションもクロールするため、適切なキャプションを設定することでSEO効果も期待できます。
WordPressで添付ファイル(画像など)を挿入する際は、メディアライブラリを使います。一般的に下記画面から画像を選択して記事やページに挿入されていると思います。 当記事では、上記赤枠箇所の添付ファイルの詳細(代替テキスト・タイトル・キャプション・説明)についてそれぞれの役割を解説い...
alt属性(代替テキスト)
HTMLの<img>タグに使用される属性で、画像の内容を説明するテキストのこと。
/* alt属性の記述例 */
<img src="example.jpg" alt="美しい夕焼けの風景">
画像が何らかの理由で表示されない場合(画像ファイルが破損している、ネットワークの問題があるなど)、alt属性に指定されたテキストが画像の代わりに表示されます。
画像の内容を簡潔かつ具体的に説明するテキストを記述することで、検索エンジンが画像の内容を正しく理解する手助けになり、SEOの観点からも有効です。
ブログ記事を書いていると内容を補足するためや、リンク先のイメージを示すために画像を挿入することがあると思います。 画像を挿入時には、alt属性を正しく活用していますか?意外と見落としているケースも少なくありません。 実は読者にも検索エンジンにも有効で、SEO的にも効果を望めます。というわ...
自動インストール
手動でファイルをアップロードしたりデータベースを設定したりすることなく、WordPressを簡単かつ迅速にセットアップする機能。
多くのレンタルサーバーがWordPressの自動インストールに対応しています。
手動インストール
サーバーにファイルを転送するためのソフト(FTP)を使い、WordPressのファイルをサーバーに直接アップするインストール方法。
データベースも手動で設定します。
自動インストールよりも時間がかかり、技術的な知識も必要ですが、より柔軟で細かいコントロールが必要な場合には適した方法です。データベースの概念やFTPの使い方などを学ぶ良い機会にもなります。
WordPressは世界中で最も利用されているCMS(コンテンツ管理システム)。WordPressを利用すると、ブログ・コーポレートサイト・ネットショップなど様々なホームページが作成できます。 WordPressを利用するには、レンタルサーバーとドメインが必要です。WordPressサイトを公...
OGP(Open Graph Protocol)
WebページがSNSでシェアされた際に、そのページのタイトルやURL、概要、アイキャッチ画像を正しく表示させる仕組み。
OGPを適切に設定することで、シェアされたページへの流入増が期待できます。
若い世代や一個人だけでなく、企業や団体でもマーケティングの一貫としてTwitterやFacebook、InstagramなどのSNSを活用しているケースも少なくありません。それぞれの特徴をおさえておけば、事業のマーケティングにおいても大きな力をもつことになるからです。SNSを用いたマーケティングにつ...
WordPressでOGPを設定するには、プラグインを使用する方法が一般的です。例えば「All in One SEO」 や「Yoast SEO」 には、OGPを簡単に追加・管理できる機能があります。
WordPressテーマによっては、管理画面にOGPの設定項目が用意されているものもあります。TCDテーマにもOGP設定機能は実装されています。
ファビコン
Favorite Iconの略で、Webサイトを象徴する小さなアイコンのこと。
ブラウザのタブ、ブックマークリスト、履歴ログ、URLバーなどに表示されます。
WordPressでは、サイトアイコン設定機能を使うことで、ファビコンを簡単に設定できます。
ファビコンを設定するのって意外と大変なんですよね。ファビコン用の画像を作成するだけでなく、少し特殊な形式「.ico」の画像も用意しなければいけない。 もっと手軽に設定したいとお考えの方は、WordPress(ver4.3以降)に標準で備わっているサイトアイコン設定機能を使ってみましょう。 ...
HTML(HyperText Markup Language)
Webページを作成するための標準的なマークアップ言語。
テキスト、画像、リンク、フォームなど、Webページのコンテンツを記述するために使用されます。
詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
自分でWebサイトを作ってみたいと思ったことはありませんか?そのWebサイトの基礎となるのが「HTML」です。 HTMLを学ぶことで、オリジナルのWebページを作成できるようになります。 本稿では、HTMLの基礎知識と基本構造を初心者の方にもわかりやすく解説します。 HTMLと...
WordPressのテーマは、HTMLを含むテンプレートファイルで構成されており、HTMLの知識があれば、それらのファイルを編集してサイトをカスタマイズできます。
また、WordPressの投稿ページや固定ページのエディタは、HTMLのタグ打ちが可能です。ブロックエディタ(Gutenberg)は「カスタムHTML」 のブロックを、クラシックエディタは「テキストモード」 を選択すれば、HTMLの編集ができます。
WordPressをカスタマイズする際に欠かせないのがHTMLです。 しかし「具体的にどのファイルを編集すればいいの?」と悩んでいる方も多いはず。投稿や固定ページのHTMLの編集方法に悩んでいる方も少なくないでしょう。 本記事では、WordPressのHTMLの編集方法を解説します。 ...
CSS(Cascading Style Sheets)
HTMLの見た目を指定するためのスタイルシート言語。
CSSを使用することで、ページのレイアウト、色、フォント、背景などのデザインを調整できます。
WordPressテーマには通常、「style.css」 というスタイルシートが含まれており、ここでサイト全体のスタイルを定義しています。「style.css」 を編集することで、サイトの外観をカスタマイズ可能です。
WordPressに慣れてくると、サイトのデザインをCSSでカスタマイズしたくなりますよね。この時最も気をつけておきたいのが、CSSの編集方法です。 特に、テーマのスタイルシートを直接編集するのは避けた方がよいでしょう。 当記事では、WordPressでCSSを編集する方法を4つご紹介し...
追加CSS
大元のCSSファイルを直接編集することなく、任意のCSSを記述してサイトをカスタマイズできる機能。
WordPressのバージョン4.7から正式に実装されました。
ダッシュボードから「外観」 >「カスタマイズ」 を選択し、カスタマイザーを開き、オプション一覧の「追加CSS」というセクションにCSSコードを入力します。
コードを入力すると、その場でプレビュー画面に変更が反映されるため、見た目を確認しながらカスタマイズを進めることができます。
二要素認証
WordPressのダッシュボードにログインする際、2つの異なる認証手段を要求する仕組み。
追加の認証ステップを設けることで、WordPressサイトのセキュリティが大幅に向上します。
WordPressで二要素認証を設定するには、通常、プラグインを使用します。以下の記事を参照ください。
WordPressのセキュリティを高めるには、簡単にログインできないようにすることが第一の対策です。もっともよく使われている対策はログイン時のパスワードを強化することですね。このようなサイトで最低10文字以上の英数字を生成するケースが多いかと思います。 パスワード強化だけでも十分効力はあります...
メンテナンスモード
Wedサイトが保守作業中であることを訪問者に通知する機能。
このモードを有効にすると、通常のコンテンツの代わりにメンテナンス中であることを示すページが表示されます。
プラグインを使用すると、カスタマイズ可能なメンテナンスページを簡単に設定できます。
2018/7/31*記事を更新しました。 サイトを大幅に修正する時や、開設してもまだ公開したくないときにメンテナンス中にしておきたい時はありますよね。そんな時に管理画面にあるボタンを押すだけで簡単にメンテナンス画面にしてくれるプラグインが今回ご紹介する「WP Maintenance Mode」...
テーマファイルエディター
ダッシュボードから直接テーマのファイルを編集するためのツール。
PHPやCSS、その他のテーマに関連するファイルをブラウザ上で直接修正できます。
テーマファイルエディターにアクセスするには、ダッシュボードにログインし、「外観」 メニュー内の「テーマファイルエディター」 を選択。
テーマのファイル一覧が表示され、選択したファイルをエディタ上で開いて編集できます。
誤ってサイトを壊すリスクがあるため、ファイルを編集する前には必ずバックアップを取ってください。
phpMyAdmin
WordPressのデータベースを管理するために使用されるツール。
直感的で使いやすいGUI(Graphical User Interface)形式で、複雑なコマンドを入力することなく、データベースの追加や削除、ユーザーの管理などが可能です。
多くのレンタルサーバーはphpMyAdminを標準で提供しており、サーバー管理画面から簡単にアクセスできます。
「phpMyAdminのパスワードがわからない」 「phpMyAdminのログイン情報を忘れた」 操作する機会が少ないと、ログイン情報(ユーザー名とパスワード)がわからなくなりますよね。WordPressでサイトを運営されている方も、phpMyAdminは頻繁に操作することはないと思います。...
WordPressの管理画面にログインするには、ユーザー名とパスワードが必要です。 パスワードが不明な場合は、「パスワードをお忘れですか?」から再発行可能ですが、ユーザー名やメールアドレスも不明な場合は、phpMyAdminの操作が必要になります。 そこで今回は、phpMyAdminから...
TCDテーマ独自機能の用語まとめ
当サイトで販売しているWordPressテーマのブランド「TCD」 独自の用語をまとめました。
>> WordPressテーマ「TCD」 とは?
>> TCDテーマ一覧はこちら
カスタムCSS
テーマファイルを編集することなく、任意のスタイルを追加できる機能。
WordPressにデフォルトで実装されている追加CSSとは違い、各投稿タイプの編集画面にもCSSの入力欄が用意されているため、ページごとに出力するスタイルを分けることが可能です。
TCDテーマをお使いの方は、ぜひ下記を参考にカスタムCSSをお試しください。
TCDテーマには、テーマファイルを編集することなく、任意のスタイルを追加できる「カスタムCSS機能」が実装されています。 当記事では、カスタムCSSの使い方について紹介していきます。 また、テーマファイルの直接編集を避けるべき理由を下記で解説しておりますので、こちらも合わせてご覧ください...
カスタムスクリプト
TCDテーマの管理画面に入力したスクリプトを<head>タグ内に出力できる機能。
テーマファイルを編集することなく、GA4のトラッキングコードやGoogle広告のコンバージョンタグなど、任意のスクリプトを安全に設置できます。
多くのTCDテーマには、カスタムスクリプト機能が実装されています。 テーマファイルを編集することなく、<head>タグ内に任意のスクリプトを出力可能です。当記事ではカスタムスクリプトの使い方をご紹介いたします。 テーマファイルを触らずにCSSを追加できるカスタムCSS機能につ...
テーマオプション
WordPressの管理画面から簡単にカスタマイズが行えるTCDテーマ特有の機能。
TCDではコンセプトに基づいたテーマのラインナップが揃っており、各テーマごとに最適なテーマオプション機能が搭載されています。
TCDが開発してきたテーマは、通算100作を超えています。 筆者もTCDテーマをいちユーザー(開発メンバーでもある)として使ってきて、「ここの設定、どこでやるんだっけ?」ということがあります。そういう煩わしさはゼロにしたいんですよね。 WordPressテーマによってはアクションが特殊な...
クイックタグ
記事執筆やコンテンツの作成をサポートする、TCDテーマオリジナルの機能。
エディター内のボタン一つで投稿や固定ページにボタンや吹き出し、囲み枠などのパーツを挿入できます。
TCDテーマの人気機能のひとつのクイックタグ。「Be(tcd076)」以降のテーマでは、TCDテーマオプションで、オリジナルデザインのクイックタグを登録できるようになっています。 どなたでも非常に使いやすくなっていますので、当記事でその概要をご紹介いたします。 クイックタグ機能とは T...
クイックタグ機能とは、TCDテーマオリジナルの記事執筆やコンテンツの作成をサポートする機能です。例えば、見出しやボタンのデザインをあらかじめ登録しておいて、エディター内のボタン一つで投稿や固定ページ内に出力できます。 こちらでは、TCD独自機能「TCDクイックタグ」の基本的な使い方や活用例をご...
コンテンツビルダー
サイトのトップページを直感的に作れるTCDテーマ独自の機能。
コンテンツビルダーを使えば、コンテンツの追加・削除・並び替えが簡単に行え、自由度の高いトップページを構築できます。
>> 自由度の高いトップぺージを構成することができるコンテンツビルダー
WordPress使い方大全集でさらに詳しく学べます。
WordPressの基本的な用語を理解した後は、以下の特集ページをご覧ください。
WordPressの使い方・知識から応用、ウェブサイト作成に必要な準備をまとめています。 WordPressをマスターしてサイト運営を楽しもう! WordPressってなに? WordPressとは メリット・デメリット WordPressは2種...
WordPressの基礎知識から使い方、各種設定、記事の書き方、セキュリティ強化、メンテナンス・保守まで、WordPressを使いこなすための情報をまとめています。
一気に学ぶのも良いですし、困ったときの辞書として使うのも良いでしょう。「わかりやすくまとまっている」 と、WordPress初心者や入門者にも好評のページですので、ぜひチェックしてみてください。
>> WordPress使い方大全集を見る
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